表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【連載版】推し活にいきる転生少女は、推しヌイを流行らせたい  作者: あかさたなっちゃん


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

11/12

11 お披露目

後ろに複雑に編み込まれた髪、白い肌に薄っすらと頬に紅がさし、濡れた果実のようにしっとりとした唇。目元は明るいオレンジ色にグラデーションされ、長い睫毛が瞬きとともに揺れる。


鏡の前には、すごく垢抜けた少女が映っていた。


――これ…?誰かしら?って私か…!?


フーカさんの類稀なる技術によって、何処にでもいそうな田舎娘が、垢抜けて都会美少女に変身!


自分で自分を見惚れて、ポーとしているうちに、あれよあれよと、フーカさんに「お披露目しましょう」ってドナドナされていた。


ちょうど食堂に、ダンテさんと、ムカさんが遅めの朝食を食べているところだった。


あ、アレン様は……よしっ!いないっ!


キョロキョロと食堂を見渡したが、推しは今は居ないようだ…。フーカさんに気付かれないように、そっと安堵する。


「おはよ。フーカさんに……そっちの子は?新しい子?」

ムカさんが私達に気づいて、気さくに声をかけてくれた。

「ふふ。わからない?この子は……エリナちゃん!!」

ジャジャーンとばかりに前面に出され、ちょっと照れくさくて、はにかんでしまった…!


「えっ!?エリナちゃん?」

「うわぁ〜!エリナちゃん!可愛いね。いつもと雰囲気全然違うから!分からなかったよ」


ダンテさんにも、ムカさんにも、可愛い可愛いって褒められ、何故かフーカさんも我がことのように、ドヤ顔になっている。


「でしょ〜っ!エリナちゃん可愛いでしょ?」

エッヘンとはわかりに胸をはるフーカさん。


――ちょ、ちょっと恥ずかしぃぃ!!


ムズムズするような感覚になり、私はフーカさんに「そろそろ行きましょう」って袖を引っ張って街に促した。


その時に「みんな、何かあったのか?」後ろから声がかかった。



―――こ、こ、この声は!???


ギギギギギギギギと、錆びついたブリキの人形のように、ゆっくりと後ろを振り返る……。


「あ、ちょうど良かった!アレンくん!こっち、こっち!!」


フーカさんが手招きをすると、一歩ずつ私のほうに近づいてくる………。


ど、ど、ど、ど、どうしよう!?

ピンチピンチピンチだわっ!!


推しの過剰摂取は、機能停止してしまうのよ!!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ