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かぁか  作者: 春野みなと
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リコン

初めまして。新人歌い手として活動中の春野みなとです。いつか漫画家になりたいという想いが小説という形になりながらも、ストーリーを作るところまで辿り着きました。やってみたいことは全てやってみようと思っているので、ぜひ今後も僕の作品を見てくれると嬉しいです。

「もういい。離婚だ」

とぉとの怒鳴り声と、かぁかの頬が弾ける音が家中にひろがったあの日から数日後、とぉとに言われたのは

「2人とも、とぉとの方に来てくれるよな」

誰が行くものか。あの日怒っていたのは確かにとぉとだった。でも悪いことしたのはかぁかじゃなくてとぉとなんだよ。間違ってはいない。だってそのことをかぁかに言ったのはボクなんだから。


「かぁか、とぉとが浮気っぽいことしてた」

「いつ?通学路で見たの?」

「うん。会社の人だよってこの前教えてくれた」

「それだけじゃ浮気にはならないのよ」

「違うよ今日ねその人ととぉとがボッ…あたしが学校から帰ろうとしてる時にね、あのね、」

「小さい時に大人にならないと入れないお店ってとぉとが言ってたお店にチューしてから入って行ったんだよ」

「……」

「成瀬、その話は後でとぉとから直接聞くね、ありがとう。宿題やっておいで」

その日はもうかぁかとは、とぉととはリコンするって話をされる日まで、話すことは無かった。


そして今だ。

「2人ともとぉとの方に来てくれるよな」

優咲は正直どっちでも良さそうだった。そんな優咲を見てとぉとは道具を使ってきた。

「かぁかはお仕事で忙しいし、お金もあまりないだろうからお菓子もないけどいいのか」

3歳児にそんなこと言ってまでも来て欲しいのか。

「ゆう、ねぇねが一緒ならとぉとの方行く」

「えっ」

なんてこと言うんだ、ボクは浮気なんてことする人とは、一緒にいたくないんだよ。

「ゆう、とぉとは浮気したんだぞ?そんな人について行っても何の得もないよ」

「うわき?」

ああ、こいつに浮気はまだ早かったか。

「成瀬もだ、将来塾も大学も行けないんだぞ」

最低、ボクの名前はなりせだよ、誰がなるせだ、我が子の名前も覚えられないやつと一緒にいたくない。

「我が子の名前も覚えられない人には渡しません」

よくぞ言ってくれた。

「うるさい。優咲がこっちに来るって言ってるんだ、成瀬はこっちに来て優咲の世話をしろ」

ボクはなるせじゃなければ、妹はゆうさくじゃなくて、ゆうさだ。


結局、義務教育生と幼児がいることもあり、警察や弁護士などを呼びたくなかったかぁかは、親権をとぉとに譲ってしまった。

どうでしたか。実は僕の家の家庭状況を少し悪化したり、変なことをしてる続柄を変えただけなんです。これからも手に取って読んでくださると嬉しいです

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