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波音の彼方  作者: 時任渉
9/17

9.凪

再び 夏休み


受験勉強の息抜きに

赤浦夏生の家へ。

夏休み


時々 赤浦夏生君 の家で

本を読ませてもらった。


赤浦君のお姉さんと

赤浦君の買い集めた漫画がたくさんあって

自由に読んでいいと言われたから。


ある日、お昼時になった。


「おなか、すいたねー」


帰ろうかと思ったけど


「ちょっと待ってて」

と赤浦君が言って

そのままどこかへ行ってしまった。


しばらくすると

焼きそばを持って帰ってきた。


「お待ちどうさま」

「えっ 作ってくれたの?!

ありがとう!」


・・・美味しい!


おなかが空いていたのもあったけど

何より上手に出来ていた。

普段から料理しているのかな・・・

母親は仕事しているし

父親は単身赴任だったし。


すごいなぁ・・・と思った。


「おいしかった ごちそうさま」


少し笑って

お皿を片付けにまた奥へ戻って行った。


その後、冷たい麦茶を持ってきた。


この暑い夏が一番 勝負時だけど

時々こうした息抜きもしないと

受験勉強のストレスがたまる。


「また、来てもいい?」


「いいよ」


少し、その返事がうれしかった。


瞳は

小説には書いていませんが

赤浦夏生の姉とも知り合いで

とあることで助けてもらったことが。

とても感謝している、とのこと。

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