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波音の彼方  作者: 時任渉
8/17

8.凪

中3になり

修学旅行のしおり制作を

任された二人。

二人の時間も増えたが

別の悩みも増えることになる。

中3になってすぐの頃

修学旅行のしおり作りを

担任から依頼された。


ゲートボールクラブの私達は

部活動をしている人よりも時間があるだろうから

中3のメンバーで話し合って

作ってほしいと。


赤浦夏生と私で

作ることになり

文章と校正を私が

絵が得意な赤浦夏生には

イラストを描いてもらうことにした。


瞳 「表紙と・・・あと合間にいくつか

   ページに合うようなもの。

   文章が出来上がってからでいいかな」

赤浦「そうだね」

瞳 「全部手書きでなくても、イラスト集から選べるから」

赤浦「なるほど・・・」

瞳 「じゃ、出来上がり次第、持ってくるね」

赤浦「おう」


この時、打ち合わせが終わるまで

伊佐本久美が何度か待っていたことがあった。

「一緒に帰りませんか? 先輩」

私よりも伊佐本久美の方が

赤浦夏生といる時間が長くなる。

自転車もずっと隣りにいて

私は二人の後ろにいる。

自転車で並ぶ二人を見ながら・・・また寂しいと感じた。


修学旅行のしおりは

2,3ヶ月後に完成した。


しおりの表紙に 二人の名前を書いた。

赤浦夏生は渋っていたが。

「二人で作ったのだから いいじゃない」

ゴリ押しみたいになったけど

制作を依頼した先生からは

特に何も言われなかった。

修学旅行のしおり制作

大人になって聞いてみたところ

赤浦夏生は

まったく覚えていなかった、とのことで・・・。

作ったでしょ? 覚えてないの???

瞳はちょっとがっかりしてました。

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