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線香花火または打ち上げ花火、もしくは  作者: きなこともちお
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どうも一ノ瀬です。今日はこれから今月付けで私達の部署に赴任してきた方の歓迎会に向かいます。

しかも、どうやら晴夏先輩の知っている人のようです。山本先輩が何かやらかしをしなければいいのですが。まぁ、あの人に限って理性を人前で失うということはないと思いますけど。


「晴夏先輩、何飲みますか?」


お店に着いてすぐに先輩の横に腰を下ろす。メニューまで開いて見せれば、もう誰も入れない。

それでも入ってくる人っているけど。


「一ノ瀬、俺の分も頼んでおいてくれ。課長が迷ったって連絡きたから連れてくる。」


「分かりました。いつものですね。」


どうせ頼まなかったとしても、怒ったりしないくせに。横にいる晴夏先輩は、えっ課長が!?って貴方に視線を送ってますよ。よかったですね。


「山本先輩のいつもの飲み物ってご存知ですか?」


「えっ、一ノ瀬知らないで返事したの?」


だって、知らないことにしてあの人を外せば先輩と話せると思ったから。付き合いは高校からだし、私のほうが長いけど、今を知ってるのは先輩が一番だって分かってる。私のこともそれくらい知ってほしいけど。


「はい、課長のことで急いでるかなと思ったので。それに晴夏先輩、よく山本先輩とご飯行ってるって聞くので知っているかなと。」


「流石一ノ瀬だね。山本は大体これかな。」


開かれたメニューの一つを指差す。あれ、先輩ネイルとかしてたっけ。


「晴夏先輩、ネイル可愛いですね。いつからされてるんですか?」


「あー、いつからだったかな。伸びきる前に手入れしたいんだけど、最近忙しかったでしょ?1~2ヶ月くらいかな。」








丁度彼氏と別れた頃だったな。あの人とは数ヶ月しか続かなかったから、元々正確的に相性が悪かったんだろうけど。でも、あの人は唯一私を素直に褒めてくれた人だったな。


「先輩すごいですね。私じっとしてるの苦手なので、ネイルとか行ったこと無いんですよ。」


「確かに、一ノ瀬はいつも皆の間を取り持って歩き回ってる印象あるかも。良ければ一緒に、私の行ってるサロン行ってみる?短時間でできるデザインもあると思うし。」


流石に先輩と休日に会うって緊張するかな。あんまり後輩と絡むことなかったから、どこまで踏み込んで良いのか分からない・・・。


「良いんですか!是非お願いします。」


よかった、嫌ではない。やっぱり皆サロンとかは教えてもらって知るものなんだな。私も友達に教えてもらったところだし。


「分かった。それじゃあ、今度スケジュール教えてもらえる?私からお店には連絡しておくから。」


「ありがとうございます。そろそろ飲み物頼んじゃいますか。皆さん揃い始めているので。」


あっ、そうだ。今日は廣の歓迎会なんだった。いつもなら一番乗りに来てるのに、まだ見てないな。










「貴方が晴夏の新しい恋人ですか。僕は晴夏とよりを戻すつもりで来ましたから。」


「山里とは、何もありませんよ。だから、貴方の敵は俺じゃない。」


「晴夏先輩、今日先輩のお家行ってもいいですか?明日早くて、家からだと少し遠いんです・・・。」


がぶがぶ


じゃぶじゃぶ


ことことこと


酒は飲んでも飲まれるな


これは果たして何巴


もうちょっとで一ノ瀬の話出ます

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