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くもり時々晴れ  作者: お湯の取り合い
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蘇る

 大好きなのは桜のころ。

高鳴る鼓動は暑い夏。

思い出すのは秋のころ。

切なく冷え込む寒い冬。







朝晩は冷え込み、もうすっかり秋らしくなったかと思えば曇り空の日々。

そうやって毎年過ぎてゆく日常を繰り返してもう30年。

いや、そう感じたころはつい最近のこと。



たまにある懐かしい記憶とよみがえる匂いとともに探すあの日。

何度も願った理想。

いくつも夢見た話。

全部が違った現実。

何一つ救えなかった思い。



巡るときの中で確実に手にしてきた光と闇。

何かを変えることができたのなら、

手にする何かが違ったのなら。







千桜ちお「下の物置に……あった!」

万桜まお「千桜、、、それ触っちゃダメなやつだよ!」


千桜「ダメだって言われたら触っていいよって言われてるようなもんだし」

万桜「はぁ~…私たち双子なんだよね?まったく似てない。」


千桜「私が妹なのは確実!そんで万桜は注意深く疑り深い私のお姉さま!!間違いない!」

万桜「はいはい、、、探し物は済んだの?」



 


― 千桜ちお万桜まおは双子の姉妹だ。

注意深く行動する姉の万桜は、考えるより行動してしまう妹の私に振り回される日々を送っていた。

いつもの日常、それが私たちにとってかけがえのない日々となる。


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