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7/50

6:00

やっべ。今何時だ。


寝ぼけ眼で壁についた時計を見ると6:00ちょっと過ぎた頃。


初めて隣で寝ている彼女より早く起きれた。


彼女を起こさないようにそっと立ち、スマホを手に取って画面をつけようとするが充電が出来ていなかったみたいで真っ暗なままだった。


まじかよ…。

音楽聴きながら準備しようと思ったのに。


仕方なく非常時用に置いているラジオにイヤフォンを挿して作業することにした。


[May happiness come to everyone who listens.

皆さんおはようございます。明日のクリスマスが終わるまでひとつまみの奇跡をお届けします。]


イヤフォンに落ち着いた声が流れ、耳に入ってくる。


今日は彼女とずっとそばに居られるようにベッドルームに全てを準備する計画を立てたんだ。


しかも、彼女には内緒でだ。


最近2人とも忙しくってなかなか会えなかったから、たくさんぎゅーしてたくさんちゅーするつもり。


やっぱり定期的に愛を確かめないとね。


今日の日のために買っといた装飾と、お菓子や飲み物。

彼女に見つからないように戸棚に隠しておいた。


カサカサと音を立てないように大きい器にお菓子を入れたり、朝ごはん用にサンドイッチを準備する。


昼と夜は冷蔵庫の奥底に隠してあるご馳走の惣菜があるから外に出ることは無いだろう。


準備したものを持ってベッドルームに戻るが、まだ彼女は夢の中らしい。


起きないうちに飾り付けをやってしまおう。


[では、次の曲、Mistletoe。あなたに幸多からんことを。]


シャンシャンと鈴の音。

THEクリスマスな感じの甘い男性の声が流れる。


その曲を聴きながらキラキラしたリボンと雪の結晶の形をした紙飾りを壁に飾っていく。


まあ、いい感じだろう。


この日のために買った家庭用のプロジェクターを付けて起動を確認する。


よし!これでBluetoothを繋げれば映画見放題。


加湿器の水も満タン。


あとはこれをベットの上に飾るだけ。


ポケットに無くさないように入れていたヤドリギの飾りをいつも寝ている頭の上の天井に飾る。


よし!これでいっぱいちゅーできるな。


準備万端でラジオを聴きながら彼女が起きるを待つことにした。


だけど、ワクワクが止まらなくて早く起きないかなと何度も彼女の寝顔を見る。


ああ、可愛すぎ!


可愛すぎるのでおでこにキスをしてしまった。


「ん…え…?ここ家?」


びっくりしていつもクリクリした大きい彼女の目がさらに広がる。


やっと起きてくれた。

これから楽しみな1日が始まる。

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