悪魔。
こんばんは!
今夜、太陽に新展開です。
新たな人物が登場します。。
最後までよんでいただけると嬉しいです!
翌日、太陽は布団の中で、携帯とにらめっこをしていた。
華に連絡をしようか迷っているのだ。
「これといって、用もないしなぁ、、」
ごろごろとしていると、電話がかかってきた。
「華......」
太陽は瞬時に起き上がり、電話を取る。
「もしもし。」
すこし緊張している。
「太陽~!」
爆音のハスキーボイスが太陽の耳に入ってきた。
思わず、太陽は携帯から耳を放す。
「もしもーし!おーい!」
すごい声量の持ち主だ。
太陽は、ガックリと肩をおとす。
そして、スマホの音量を落としてから、もう一度電話を取った。
「なんだ、美奈。」
高倉美奈。太陽の幼馴染で、同じ高校に通う。
「そろそろ、太陽が美奈を恋しくなってるかなぁ~って。」
美奈は変わらぬトーンで喋り続ける。
「美奈、やさしいでしょ~?太陽のために、美奈がわざわざ電話をかけてあげたんだよ~!」
太陽は、今、華のことで頭がいっぱいだ。
「用がないなら切るぞ。」
太陽はぶっきらぼうに言い、電話を切ろうとする。
「ちょちょ、ちょっと待ってよ~!太陽、美奈ねぇ~、来ちゃった。」
太陽はため息をつきながら、再び携帯を耳に近づける。
「どこに。」
「窓の外、見てみなよ。」
太陽は窓を見る。
すると、外には美奈が手を振りながら見上げていた。
「おっじゃましまーす」
「ったく、来ちゃダメだろ。」
美奈は、太陽に耳を貸さず、どすどす太陽の部屋に入っていく。
そして、太陽のベットにどかっと寝ころんだ。
「おい、人ん家だぞ。」
「太陽の家は、もはや美奈の家で~す!」
「ほんとに...」
太陽は、苦笑しながら、床に座る。
「で?何しに来たんだ?」
美奈は起き上がると、ふとまじめな顔つきになり、太陽を見つめた。
太陽も思わず笑顔が消える。
その瞬間、美奈が太陽の腕を強く引っ張り、ベットに押し倒した。
「美奈...?」
太陽は驚いて目を丸くしている。
「太陽....美奈に隠し事してるよね?」
美奈の甘い香りが太陽を取り巻く。
「え、し、してねえよ!ほら、どいてくれ。」
太陽が起き上がろうとすると、美奈は太陽の手を押し付ける。
「ちょ、マジで、どうした?放してくれ。」
「太陽...美奈、みたよ?女の子と公園で一緒にいるの......」
美奈の胸が太陽にのっかっていく。
「それは......その...」
「付き合ってるの?......」
美奈は動けなくなった太陽の顔をなでながら、問い詰める。
美奈の甘い吐息に太陽は狂いそうになる。
その姿は、高1とはおもえないくらい、やらしい。
「付き合っては...ない......」
「じゃあ...どう思ってるの...」
「どうって...その...」
太陽は答えることをためらっている。
「ほら...答えなよ...」
そういいながら、美奈の手は太陽の唇へ滑らせる。
「俺の、、俺の大事な...大事な友達...」
「じゃあ...美奈の事...嫌い?」
「嫌いなわけないだろ...」
「美奈は太陽のこと...好きだよ?誰よりも...」
「美奈...」
「太陽は、好きな人に...ちゃんと好きって言える?...」
「......」
「だったら、美奈にしときなよ...」
美奈はそっと唇を重ねる。
太陽は、美奈を受け入れる...
二人は交じりあった....
どうでしたか?
美奈。自分で書いといて、怖くなりました(笑)
アドバイスや感想、評価などいただけると、とても喜びます。
首をなが~くして、お待ちしております。
では、また明日。夜八時に!
澪。