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青と黄色  作者: 澪。
5/10

悪魔。

こんばんは!

今夜、太陽に新展開です。

新たな人物が登場します。。

最後までよんでいただけると嬉しいです!

 翌日、太陽は布団の中で、携帯とにらめっこをしていた。

 華に連絡をしようか迷っているのだ。

 「これといって、用もないしなぁ、、」

 ごろごろとしていると、電話がかかってきた。

 「華......」

 太陽は瞬時に起き上がり、電話を取る。

 「もしもし。」

 すこし緊張している。

 「太陽~!」

 爆音のハスキーボイスが太陽の耳に入ってきた。

 思わず、太陽は携帯から耳を放す。

 「もしもーし!おーい!」

 すごい声量の持ち主だ。 

 太陽は、ガックリと肩をおとす。

 そして、スマホの音量を落としてから、もう一度電話を取った。

 「なんだ、美奈。」

 高倉美奈。太陽の幼馴染で、同じ高校に通う。

 「そろそろ、太陽が美奈を恋しくなってるかなぁ~って。」

 美奈は変わらぬトーンで喋り続ける。

 「美奈、やさしいでしょ~?太陽のために、美奈がわざわざ電話をかけてあげたんだよ~!」

 太陽は、今、華のことで頭がいっぱいだ。

 「用がないなら切るぞ。」

 太陽はぶっきらぼうに言い、電話を切ろうとする。

 「ちょちょ、ちょっと待ってよ~!太陽、美奈ねぇ~、来ちゃった。」

 太陽はため息をつきながら、再び携帯を耳に近づける。

 「どこに。」

 「窓の外、見てみなよ。」

 太陽は窓を見る。

 すると、外には美奈が手を振りながら見上げていた。

 「おっじゃましまーす」

 「ったく、来ちゃダメだろ。」

 美奈は、太陽に耳を貸さず、どすどす太陽の部屋に入っていく。

 そして、太陽のベットにどかっと寝ころんだ。

 「おい、人ん家だぞ。」

 「太陽の家は、もはや美奈の家で~す!」

 「ほんとに...」

 太陽は、苦笑しながら、床に座る。

 「で?何しに来たんだ?」

 美奈は起き上がると、ふとまじめな顔つきになり、太陽を見つめた。

 太陽も思わず笑顔が消える。

 その瞬間、美奈が太陽の腕を強く引っ張り、ベットに押し倒した。

 「美奈...?」

 太陽は驚いて目を丸くしている。

 「太陽....美奈に隠し事してるよね?」

 美奈の甘い香りが太陽を取り巻く。

 「え、し、してねえよ!ほら、どいてくれ。」

 太陽が起き上がろうとすると、美奈は太陽の手を押し付ける。

 「ちょ、マジで、どうした?放してくれ。」

 「太陽...美奈、みたよ?女の子と公園で一緒にいるの......」

 美奈の胸が太陽にのっかっていく。

 「それは......その...」

 「付き合ってるの?......」

 美奈は動けなくなった太陽の顔をなでながら、問い詰める。

 美奈の甘い吐息に太陽は狂いそうになる。

 その姿は、高1とはおもえないくらい、やらしい。

 「付き合っては...ない......」

 「じゃあ...どう思ってるの...」

 「どうって...その...」

 太陽は答えることをためらっている。

 「ほら...答えなよ...」

 そういいながら、美奈の手は太陽の唇へ滑らせる。

 「俺の、、俺の大事な...大事な友達...」

 「じゃあ...美奈の事...嫌い?」

 「嫌いなわけないだろ...」

 「美奈は太陽のこと...好きだよ?誰よりも...」

 「美奈...」 

 「太陽は、好きな人に...ちゃんと好きって言える?...」

 「......」

 「だったら、美奈にしときなよ...」

 美奈はそっと唇を重ねる。

 太陽は、美奈を受け入れる...

 二人は交じりあった....

 

 

どうでしたか?

美奈。自分で書いといて、怖くなりました(笑)

アドバイスや感想、評価などいただけると、とても喜びます。

首をなが~くして、お待ちしております。

では、また明日。夜八時に!

              

                   澪。

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