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青と黄色  作者: 澪。
10/10

ハッピーエンド。

こんばんは!

最後まで読んでいただけると、うれしいです!

華は走る。

ヒールがすこし走りにくいが、華は気にしない。

むしろ、いつもより速いぐらいだ。

着いたのは、いつもの公園だ。

あの時、いつも通りの時間に来てたら、太陽にであわなかったかもしれない。

あの時、太陽が鍵を落とさなかったら、しゃべるきっかけもなく、太陽の顔もしらなかっただろう。

そんなことを考えながら、桜が散りかけた並木道を走り続ける。

いつものベンチに着き、息を荒げながら、周りを見渡すが、太陽の姿は見えない。

華は、走り疲れ、ベンチに座る。

肩をおとし、すこしうつむき、華は泣きそうになった。

そのとき、華の携帯がなる。

太陽からだ。

「もしもし。」

華は震えた声で応える。

「俺、今どこにいるでしょう。」

太陽の明るい声が華の耳に届く。

「えっ...」

華が辺りを見回すが、太陽の姿は見えない。

すると、背後から声がした。

「こっちだよ。」

振り向くと、太陽が居た。

華は、立ち上がる。

太陽は、微笑むと、華の方へ向かう。

華も太陽の方へ向かう。

二人は、噴水の前でおちあう。

「華、俺。やっぱり華が好きだ。華には決まった人がいるのはわかってる。でも、好きなんだ。」

「太陽...私も好きだよ。家族を捨ててもいい。太陽がそばにいてくれるなら。」

「ずっとそばにいる。約束する。」

「うん!」

華と太陽は、抱き合い、唇を重ねた。

二人を祝うかのように、桜の花びらが二人の周りを囲んだ。


一方、結ばれたのは、二人だけではなかった。

大地と美奈だ。

美奈が、大地に惹かれ、猛アプローチしたのだった。

たまたま、美奈も、華や大地ほどではないが、一流企業の令嬢だったため、すぐに婚約者として認められたというわけだ。


四月下旬。

ウイルスは、いまだ世界を恐怖にさらし続けていた。

「華、あんま勉強しすぎんなよ。」

太陽は、携帯の画面にうつった華にしゃべりかける。

「大丈夫。太陽と同じ学校に行くって、決めたもん!」

そう、言い張る華は太陽にとってかわいすぎて仕方がない。

「そうだ、華、見て。」

そういい、華の大好物のスイーツをカメラにうつす。

その瞬間、華の目がキラキラと輝く。

「クッキーだ!おいしそ~!太陽がつくったの?」

「ああ。食べたい?」

「うん!」

華は嬉しそうにうなずくが、太陽は、みせびらかすようにクッキーを口の中に入れる。

「ん、うま。」

「太陽!」

「だって...家にいろって政府がいってるし...」

と、いたずらっぽく言い、もう一口食べる。

「めんどくさいだけでしょ!太陽のいじわる!」

と、華はほほを膨らませて怒り出す。

「冗談だよ。いまから、そっち行くから。」

と、太陽はやさしく言った。



最後の最後まで、読んでいただき、ありがとうございました!

至らない点も多かったと思います...

感想や、アドバイス、評価などを頂けると、すごく励みになりますので、どんどんお待ちしております!

これからも、小説を書いていきたいとおもっているので、よろしくおねがいします。


では、また!

                      澪。

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