①甘酒
甘酒は好きなところしかない。好きすぎて毎日飲んでもいいと思うほどだ。甘酒はあたたかくしても美味しい。冷たくしても美味しい。冬はあたためて飲むと芯からあたたまって優しくなれる。
特にパックの甘酒豆乳にハマっている。あれだけ優しくなれるものは他にない。そう言い切ってもいいくらいだ。甘酒の優しさに、豆乳の優しさが合わさるのだから、優しさは神の域になるに決まっている。
料理に使ったりも出来て、隠し味などにも姿を変えることが出来る。あの独特な食感と、まったりとする甘さが様々な料理に合う要因なのだろう。砂糖代わりに使えるくらいの甘さがいい。その甘さという特徴が、そのままネーミングになっているところもいい。
甘酒が健康に悪いという噂は一度も聞いたことがない。健康の面に関しても、味の面に関しても、悪い印象は皆無だ。甘酒という漢字も四角中心で構成されていていい。丸みを帯びた舌触りや甘さの反対をゆく、絶妙な四角い漢字が甘酒の価値をさらに上げているのかもしれない。
苦手な部分などほとんど無いが、これから苦手な部分を無理矢理、掘り出していこうと思う。
●甘酒のあの粒々とした食感は好きだが、口をゆすぐ場所がない場合に、ずっと口に残るザラザラ感が少し苦手。
●甘酒豆乳というパックの商品は好きだが、売っているスーパーが限られていたり、売っていたスーパーもすぐに扱いを放棄してしまったりして、それに苛立つ自分が少し苦手。
●甘酒を使った料理は好きだが、甘酒の甘みが合わない食材と合わせてしまって、甘酒の甘みが少し苦手な甘みになってしまった場合は、少し苦手。
苦手な部分は出せば、いくつも出てくるが、それは好きの1パーセントにも満たない。やっぱり甘酒が大好きだ。