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マリアの出産と獣医


<マリアの様子を見に行こうか?>迷ったがアスカが来るのを待った。


 俺はどうしていいか分からず。『モンペ、中の様子はどうだ?』

『これで何度目ですか?まだ時間がかかりますよ。落ち着いて下さい』

アスカたちが来る前に知らない神がマリアの小屋にいた。<誰だろう?>

知らない神は「拙者は神界からマリアを見守ってきた。

獣医のるろうり健診と申す者。るローリ健神とも呼ばれています」

俺は「これは心強い。るろうり健神様、わざわざありがとうございます」


 「君がマリアのご亭主だね?早速ですが母子手鳥を拝見させてください」

「俺はマリアの亭主ではありませんし、母子手鳥はもらっていませんよ」

るローリ健神は「妊娠象はマリアという名で御座るなら

神との体外受精でしょう?君がナニの提供者で御座ろう。

それに、この監視体制からして尋常ではない。岡田以象~、で御座る」

俺は<異常で以象~、笑えばいいのか分からない>

「マリアの夫は半蔵という名の象です。俺では内臓~」


 るローリ健神は「その返し、君が創世神様のお孫さん、ロリー友広君だね?」

「ロリーは付かない。ただの友広です」

「そうか拙者もロリ友が出来て嬉しいで御座るよ。世界に広げようロリのワ」

俺は<この神は相手の話を聞かないタイプだ> 「俺はロリではありません」


 るローリ健神は「そうだった丁度、君に用がありました」四角い箱を俺に渡し

「薬神が解剖神に頼まれて君のために作った貼り薬で御座る。

君に渡すようにと拙者が薬神に頼まれてたで御座るよ。

『これは男に高い緊張を持たせ緊急事態を持続可能にするロリンパスです。

貼り薬だから副作用はない。安心して使いなさい』

と薬神からのメッセージで御座るよ」

俺は<どうすればいい?いらないとは言いづらい>

「いずれ使わせていただきます。ありがとうございます」


 「ところで、先ほどの母子手鳥の件ですが、

どこでもらえばいいのでしょうか?」

「実は拙者がマリア象の母子手鳥を預かっています。

強い使命感を持って全力を尽し、この母子手鳥でコウノトリを呼んで見せましょう。

目指すは、創世神様のギャグを越えることで御座る。受けましたか?」

<この神はどこかの要人と思考が同じだ。大丈夫?>

「正直に言えば微妙でした」

「受けないのは、私の責任であろうと、こう考えています」

俺は「今からコウノトリを呼んでいつ頃ここに到着しますか?」

「宅配コウノロリ便の都合によりますが朝までには最高の魂、

最魂さいたまの命が届くと思いますが、置き配で盗まれる可能性があります。

寝ずの番が必要で御座るよ」


 アスカたちがやって来たが、るロリ健神がヘルメスを見るなり

俺の予想通りテンションが高くなった。

るロリ健神は「何と可愛らしい。ビューティ・ロリ、

今日はなんと素晴らしい日で御座るか。拙者、るロリ健神と申す者。

神界ロリータクラブの会長を努めております。どうか、お見知り置きを」

「是非、握手をお願い致します」ヘルメスに握手を求めた。

ヘルメスは「キモイ、ダーリンこいつは何?」「獣医だ」

「あ~、ジョーイ・キング獣医のロリ好き集団ね。

可愛い私を口説く前に仕事して」

るロリ健神はにこやかに「拙者、与えられた使命に全力を尽くす所存であります」

俺は「るロリ健神さん、そろそろコウノトリを呼んでいただけませんか?」

「そうで御座いました」るロリ健神は母子手鳥をスマホのように使い、

「あ~、ロリロリ、こちら、るローリ健神、宅配コウノロリ便ですか?

大至急、例の最魂の命を送ってくだされ。超可愛いロリ嬢がお待ちです」


 アスカは「広、あの神で大丈夫ですの?」「実は俺も不安なんだ」

「こんなこともあろうかと私がヘファイトスに紹介された獣医を呼びます」


 アスカが連絡を取ってやって来たのは工業神だった。アスカは

「工業神は獣医も兼ねた神なの、だから兼ね医者とも呼ばれていますわ」

工業神は象の被り物を付けて「俺が工業神と獣医を兼ねた医者、カネイシャだ。

もう安心していいぞ。ヘファイトスにもらった被り物が役立つ。

それでもう、コウノトリは呼んだのか?」「はい」

「なら、日が沈み次第、母子手鳥を持って東の空へ飛び早く魂をもらいに行こう。

何、これだけ竜が居れば行き違うことはない」

俺は「早く受けとって問題がないのなら行きましょう」「大丈夫だ」


 カクさんとソープを呼び出し、カクさんには竜の手配と指示を頼み、

マリアの傍に、るロリ健神だけ残すのは不安だったので

ソープにはリョウコと残ってもらうことにした。

マリアは海を渡る際、ソープに助けられているので

「傍にいていただけるだけで安心出来ます」と喜んでくれた。

ソープは「若様が繋いだ縁ですよ。神のご加護です」


 俺は『モンペ、天門台を動かしてくれ、途中で落ち合おう』

『天門台でスーパー妻玉を使ってコウノトリを捕まえるのですね?』

『そうだ、モンペはすでに東へ向かっていただろ?』『当然です』

カクさんたち飛竜二百頭が先行してコウノトリを探しに東の空に向かった。

俺たちは母子手鳥をもらい天使装備でゆっくりと飛び

モンペの指示で天門台を見付けて降りた。


 俺たちは天門台の家でスーパー妻玉を使い

まだ島に残っている工業神を呼び寄せた。

工業神は宇宙陣を知っていたようで驚きはしなかったが

「これは陣魔神に自慢出来るぞ」と大喜びした。


 俺たちはスーパー妻玉でコウノトリを探し始めた。

カクさんが『若、眷属がコウノトリの一団を発見したで御座る』

<コウノトリは一団かぁ>『カクさん、眷属に出来るだけ離れてコウノトリを

刺激しないで監視するよう伝えてくれ』『分かったで御座る』


 モンペは『あなたが直接見れば最高の魂、最魂は見分けられるでしょ?』

『そうだな、モンペ誘導してくれ』『はい』

俺はモンペの誘導で飛び、飛竜たちと合流した。

カクさんとステルスで姿を隠してコウノトリ一団の下から

魂の入った袋を透視して最魂の命を探した。

<あった、あれだ>最魂は最後尾のコウノトリが運んでいた。

俺は<直接捕まえると最魂を落とす可能性がある>天門台に転移した。

スーパー妻玉を使い最後尾のコウノトリに狙いを定めて

「コウノトリ、最魂の命、転移」天門台に召喚した。


 召喚されたコウノトリは「強盗、強盗」と騒ぎ出したが、

俺は母子手鳥を見せ「その最魂を受け取りにきた。もらうぞ」

コウノトリは「旦那、騙されませんよ。超可愛いロリ娘宛の最魂ですよ。

残念でしたねぇ~」

それを聞いたヘルメスは「超可愛いって私のことかなぁ?この屑鳥!」

コウノトリは「あ!超~可愛い、超々可愛い。どうぞお受け取りのサインを、

お願いします」俺がサインしようとすると「旦那のサインは超いりませんよ」


 工業神は「俺がカネイシャだ。このコウノトリは傭兵にしようではないか?

コウノトリ傭兵、良い響きじゃないか?」

コウノトリは「なぜここにカネイシャ様が?申し訳ございません。

戦地に行かされるのはどうかお許しを。未確認飛行物体探しならやります。

旦那、獣医様がご一緒なら早く言ってくさだいよ。サインをください」

俺は受け取りにサインをして最魂を受け取った。<急いで帰ろう>

コウノトリは「では母子手鳥を」手鳥を渡すとシールを張り付けた。

すると母子手鳥は一瞬輝いた。


 コウノトリは母子手鳥を見て慌て始め青い顔になった。

「あの~、旦那は象の旦那さんではなかったのですか?」

「旦那のサインで最魂の命は半神になりましたよ。

私は母親像の名がマリアだから、てっきり体外受精かと思っていました。

新象の家系問題ですから、獣医のカネイシャ様にお任せします。

なに、心配することはありませんよ。新象の家系問題はうやむやに出来ますよ。

後はお任せして私は帰らせていただきます」家から逃げるように出て行った。


 サンは「カケイ問題ってどういうことなの、クエスチョン?」

工業神は「半神なら人化出来るようになって良かったのではないかな?」

アスカは「広、良かったと私も思うわ」俺は「だよな」

ヘルメスは「半蔵に誰が説明するのよ?」

俺は「説明責任は私にあります。まぁ、説明責任という言葉は

ヘリウムガスより軽いから心配いらないぞ」サンは「本当に?」「おそらく」

工業神は「取りあえずマリアに最魂の命を授けようではないか?」

『モンペ、天門台を頼む』『分かりました』

俺は「そうですね。帰りましょう」全員、転移で帰った。


 工業神は、るローリ健神が「私がやります」というのを抑え

マリアに最魂の命を授けた。するとマリアは一瞬輝き陣痛が始まった。

俺はおたおたしてどうしていいか分からなかったが、大魔神が現れ

「息子よ。陣痛も私の専門だ。痛みを抑えてあげよう。

副作用などないから安心していいぞ」マリアの下に魔法陣を展開した。

「これで全部ではないが痛みが軽くなり楽になったはずだ。

ここに皆でいても仕方ない。外の小屋で待とうではないか?

るローリ健神、後はしっかり見ていろよ」

るローリ健神は慌てて「大魔神様、それは勿論でございます。任せてください」

「じゃ、頼んだぞ」「はい、完璧な拙者の仕事をお見せいたします。

出来ましたら後で夕食に、ロリにぎりかローリパンでも差し入れしてください」

大魔神は「分かった。腹が空いては戦にならないからな。後で持って来てやる」

ソープは「私もマリアについています」俺は「ありがとう、頼むな」「はい」

『半蔵、お前も中で待つのか?』

『外で待ちたいのですが、後のことを考えてマリアの傍で待ちます』


 るローリ健神とソープに任せて俺たちは小屋に移動して待った。

<時間の流れが遅い気がする>

昨夜、ほとんど眠れていない俺に眠気が襲ってきた。

<眠い>ウトウトし始めた時に隣の家で「パオーン」

俺たちは急いでマリアの元へ向かい子供が誕生したのを見て喜んだ。

アスカは「カネイシャ、子供の性別は?」「メスだ」

「みなさん、名はリボンでよろしいでしょうか?」

「当然、決定ね」妻たちは生まれてくる象の名をマリアと共に決めていたようだ。

アスカが子象に「あなたの名はリボンよ」子象は10秒ほど輝いた。

るローリ健神は「この子は半神ではないでしょうか?」

大魔神は、るローリ健神の耳元で「黙っていろ」と脅した。

外の象たちが子象の誕生に気づき雄叫びを一斉に上げ始め

飛竜たちはブレスを一斉に吐き始め半神の誕生を祝福しているかのようだった。





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