スーパー妻玉、開店
メカケにヘルメスを迎えに行った。
俺の帰りを待っていたヘルメスは
「おばあちゃんに服をもらったの、どう可愛いでしょ?」
<エロ可愛過ぎる>頭に黒の大きなリボン・ゴス衣装の超ミニで
あの亜神によく似ていた。
ヘルメスは妖艶に舌ペロをし「うふぅぅ、どうかなぁ。子供かなぁ。ダ~リン」
俺は<ドキドキする>慌てて「ヘルメス、そのリボンと衣装は外では禁止な」
「やっぱり、おばあちゃんの言った通りだぁ。ダーリンは独占欲が強過ぎるよ。
心配しなくても大丈夫。パンツをあげたからもう引き返せないでしょ」
ばあちゃんとツネさんが奥から笑いながら出て来た。
ばあちゃんは「私の見立て通りだったわ。友ちゃん好みのストライクど真ん中ね
おばあちゃんねぇ、友ちゃんの結婚相手をおじいさんが抽選にしちゃったでしょ
だからね、がんばって友ちゃん好み女の子、捜していたの。
アスカより先に目を付けてたのよね。
はじめは、友ちゃんの赤い糸がヘルメスちゃんに繋がってると思ったのね。
調べるてるうちにアスカが見付かったわけ。
ヘルメスちゃんの透視能力も友ちゃんと繋がる運命だった。そうは思わない?
友ちゃんのお気に入りで本当に良かったわ」
俺は<ばあちゃんに感謝しないとな>
「結婚相手がおばさん女神じゃなく、ヘルメスで良かったよ。ありがとう」
ばあちゃんは「素直でよろしい。おじいさんも抽選にした責任を感じてるの
あれでホッとしてるのよ。友ちゃん、許してあげてね」
「いつものことだし気にしてないよ」
ばあちゃんはニッコリ笑って「それでは、スーパー妻玉を開店しましょう。
今日はモンペちゃんが参加するからたくさん買えるわ」
<スーパー妻玉を開店しましょう。この台詞のためにスーパーを付けたんだ>
俺の妻たちを集めて天門台でスーパー妻玉を使い買い物を始めた。
春とリョウコは、ばあちゃんと会うのが初めてで緊張していた。
モンペが商品を探すことでスムーズに買い物が出来るようになり
ツネさんは「こりゃ早いわ。品物を探すのに大変だったんじゃ
なぜもっと早くモンペに手伝ってもらわんかったんじゃ?」
ばあちゃんは「ほら、友ちゃんの嫁になるから
知られたくないことが色々あるでしょ?」「そうじゃったのぉ」
買い物が終わり、夕食後に女性陣はスイーツを食べて満足した。
ばあちゃんは「またアスカと運動しないといけないわ。
友ちゃん、美味しさ変わらずカロリーゼロの魔法を作ってくれないかしら?」
「簡単そうで難しい魔法だな。仁王門のメスみたいにカロリーを切り取っても
スイーツの中で違う物になって残るから味が変わるだろ?
カロリーを切り取って別の何かに入れることが出来ればいいけどなぁ」
ばあちゃんは「春ちゃん、ちょっと」春を手招きして二階へ連れていった。
戻ってきた春は赤い顔をして「旦那様、これを」
春は俺に白いパンティーを握り絞め恥ずかしそうにを差し出した。
<やった~春のパンツ、ゲットだ>嬉しくて素早く受け取った。
アスカは目を吊り上げ「広の緩んだ顔、後で土下座ね」
<嬉しさで体が勝手に反応して受け取ってしまった>
ばあちゃんは嬉しそうに「アスカ、今日は許してあげてね。
春ちゃんが切り取ったカロリーを神容器を作って入れられるらしいのよ」
アスカは花が咲いたかのように喜び「静おばあ様、
これから好きなだけスイーツを食べてもよろしいわけですね?」
「そうよ、アスカ」
俺は<流石、春だ。周りに花を咲かせる>
「神容器にカロリーを溜めて、後をどうするかが問題だな」
リョウコは「それなら、あたいがさぁ。
ガイド鬼神だからな。土に誘導案内してやるよ」
ばあちゃんは「リョウコちゃん、ちょっと」手招きした。
リョウコは慌てて「おばあ様、あたいは後日でお願いします」
「いいからリョウコちゃん、いらっしゃい」
戻ってきたリョウコは真っ赤な顔をして
「あんたがさぁ。俺の隣で寝ろっていうからさぁ。
あたいは最近、勝負下着を着けてたんだよなぁ」
リョウコは紫の紐としか思えないパンティーを差し出した。
俺は<リョウコは何てことを言い出すんだ>それを受け取った。
アスカは怖い顔をし「広、後で土下座」
俺は<ばあちゃんの援護がない。本当に土下座が回避出来るのか?>
「実験のためにスーパー妻玉を再開店しよう」
俺はメスを作りスイーツを購入して春の作った神容器にカロリーを入れさせた。
俺の目で神容器に入ったエネルギーを確認した。<後は水に溶かせば安全だ>
「リョウコ、水にも誘導出来るよな?」
「当たり前さ、そっちの方が簡単に出来るさ」
俺はリョウコにエネルギーを水に溶かしてもらい
<俺には見えるが他は見えていない。サンのパンツもいただきだ>
「この水をホームにあげれば実験結果が分かるはずだからホームに会ってくる」
アスカは「それは名案だわ」俺は「成功したらサンのパンツもいただくからな」
サンは「え!」ばあちゃんは「そうよね、サンちゃんのも脱がせて待ってるわ」
俺は公園でホームに水をあげて
「ホーム、どうだ美味しい水だろ?エネルギーみたいな物を感じるか?」
「凄く美味しい水だけどさぁ。少量だからもっと飲みたいわねぇ」
「次回はもう少し多く持ってくるからな。またな」「待ってるわよ」
天門台に帰り袋に入ったサンのパンツをもらい、
お店を変えながらスイーツを購入した。
俺は「毎日、少しづつ買うのはお店と客に迷惑を掛けないためなのか?」
アスカは「それもあるけど広は女心が分かってないわ。見るだけで楽しいのよ」
<カタログでいい気もするが…、土下座の回避が出来たようで助かった>
女性陣は好きなだけスイーツを食べて満足した。
ばあちゃんは妻たちと露天風呂に入り俺とツネさんだけになった。
<剣のことを聞き出すチャンスだ>
「ツネさんは加勢神に選ばれて悪に勝てる武器と加護を与えられたのか?」
「何を急に言い出すんじゃ」
「俺は工業系だから歴史に詳しくないけどさ、
ツネさんが消えてチンギス・ハーンやアイヌの神になったとかさぁ
ツネさんほど謎めいた人物はいないよ。まぁ神になったが真実だけどね」
「それで今更なんじゃ?」
「俺は剣を集めているんだ。最後の一振りをツネさんが持ってるよね?」
「なんじゃそりゃ、ワシには意味が分からんぞ?」
「八剣集めるとモンペの体が手に入るんだ。
さっき、ばあちゃんが油断してモンペが俺の嫁になると言ったよね?
ツネさんはそれを知ってた。変だよね?」
「お前さんは常に監視されておるからじゃ。それくらい分からんでどうする」
「ここからは俺の想像だけどツネさんは日本の東で難に遭って消えた。
ツネさんの持っていた南東十神剣という名の剣は無くなった。
だけどツネさんは神の力を借りて難を逃れ北の北海道に渡った時点で
剣の名は南北十神剣に変わってツネさんがまだ持ってるよね?」
「お前さんは想像力が豊かじゃのぉ」
俺は「そうだ、この大陸の北に王国があって神が祭られているらしいんだ。
おそらくラー、太陽神だよね?いつ来たんだろう。
ツネさんとスーさんは壇ノ浦の天叢雲剣絡みで仲がいいから知ってるよね?」
「お前さんは、まだその王国に近付くんじゃないぞ」
「大陸東のクエストを終わらせ、
モンペの体を手に入れることが優先だからまだ行かないよ。
東で刀のクエストのラスボスはツネさんだよね?」
「ワシがラスボスじゃと、この老いぼれがか?笑わせてくれるわ。
お前さんは本当に想像力が豊かじゃのぉ。剣刀ケントウ違いじゃ」豪快に笑った。
俺は「話は変わるけど西領に馬がいるんだけどロバみたいな大きさなんだ。
ツネさんの時代に大陸から馬が輸入されていなければ、あんな小さな馬なんだろ?
一ノ谷の戦いで鹿が降りられても、人の乗った馬は無理だよね?
転移門でも神からもらってた?それとも八艘飛びが得意だから重力魔法だよね?」
「重力魔法アイテムじゃ。歴史はそっとしておくもんじゃぞ。ワシはもう帰るぞ」
「馬は頭で数える。人も一人頭って呼ぶよね?一人頭千円とかさ。
南東で何頭、十で重、南東十神剣が一ノ谷の戦いで使ったアイテムだよね?
ツネさん、使わない剣があったらください」
ツネさんは「知るか」魔女の館に帰った。
<ツネさんが剣を持っているのは間違いないけどな。天ぷら好きの古義つね、
次は油揚げでも作って尻尾を捕まえようかなぁ。困った>
俺は妻たちが風呂から上がり、猫かぶりカチューシャのことを思い出した。
<猫かぶりカチューシャを見せてもらう。その流れで着けさせればいいんだ>
「ヘルメス、猫かぶりカチューシャを見せてくれないか?」
「見せるだけならいいよ」
渡された猫耳カチューシャは俺の想像と違い耳が小さく気持ち悪かった。
<リアルで気持ち悪い猫耳は何だ。どこで買ったんだ?>
「ヘルメス、この猫耳カチューシャはどこで買ったのか知ってる?」
「なんでも屋、金魂で父さんが手に入れた物らしいの。
一階のスナックで働くキャサ嬢の借金を
中華少女が耳を揃えて集金した耳らしいの。
その耳を父さんが食べ物と交換した訳ありの品よ。
冥土服は同じ店のロボ嬢の物らしいよ」
「猫かぶりカチューシャと冥土服は永遠に使用禁止。いいな」
「気持ち悪いから着けないよ」
「おばあちゃんにもらったゴス衣装とリボンを着けて、
ダ~リン、私の乗りごこち、試さなくていいのぉ~。って誘惑するね」
俺は<リボンを着けなくてもドキドキした。男を誘惑する悪魔だ>
「結婚するまで、それは取って置こうな」
「ダーリン、前がエジプトのピラミッド」「今度一緒に行こうな」「うん」
俺は<ヘルメスと一緒だと危ない。屋根裏部屋で寝よう>
みんな、一緒に屋根裏部屋で寝ることになってしまった。
俺の隣で寝るのは春とヘルメスになった。
<昨日アスカとサンだったからこうなるよなぁ。考えてなかった>
ヘルメスは小声で「今夜のダーリンはテントを何回張るのかなぁ。
お隣さんが春だから楽しみ」
俺は<あ~、テント対策をしないとマズイ、さっきのピラミッドって…参った>
永い1日で疲れたが眠れない夜を過ごした。




