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大アナゴ退治


俺はオリハルコン製の布を巻きつけて寝た。


 朝、ギルドに弓を受け取りに行き、絶対にオリハルコンの下着を

手に入れようとギルドに転移して解剖神に会ってしまった。

<困った。ヘルメスのことを聞かれたらどうする?>

解剖神は「友広君、うちの亭主が降りて来たみたいなんだ。

もし会ったら私が腹を割って話をしたいと伝えてくれないか?

私があなたの腹を割って話をしたいとね。頼んだよ」

俺は<親子で悪魔だ。娘を追って大魔神が来たか?ヘルメスの話をどうしよう>

「はい、会ったら伝えます。解剖神様、今度お話があります」

「あ~、うちの娘をよろしく頼むよ。孫を早く見せて欲しいな」

「はい」<軽過ぎる気がするけどこんなものなのか?>


 弓神に弓を渡され「虹色に光る矢は無理だったよ。

狩りには目立ち過ぎる。何に使うんだい?」

俺が事情を話すと弓神は笑い「神話ブームだったね。君も大変だ」

ヘファイトスの工房で男性用オリハルコン下着を手に入れ

天門台に転移し下着を変えてホッとした。<これで狩りに集中出来る>


 モンペは『あなたならオリハルコンで弓矢を作れば虹色に出来ますよ』

『そうだよなモンペ。弓神の作った弓を透視すれば出来るな』

俺は弓を作り春に虹色に光る弓を渡すと「旦那様、綺麗」と喜んでくれた。

<癒しの天使だ>春に倉庫の使用許可を出し

「リョウコに倉庫の使用許可を出したのに春に許可を出すのを忘れてた。

弓の予備を入れておくからな」

「旦那様ありがとうございます。お役に立ちたいので少し弓を練習します」

「追尾も出来るから本番に備えて軽くな」「はい」


 俺はソープに聞いた大アナゴの出現する海域へ偵察に行き

<大きな魔石だろうから、すぐに見付かるだろ?>すぐに見つけた。

大きな魔石を発見し無水モードで確認したが

山育ちの俺はアナゴをよく見た事が無かったので困った。

天門台に帰り「アナゴって目が大きくて頭だけ見ると可愛いんだ。

あれを退治しても絵にならないかもしれない?」

ヘルメスは「ダーリン、可愛く見えても凶暴化する生き物ってよくいるよね?」

俺の下半身を見た。

サンは「そうだよ、実物は大きいから近くで見ると怖いと思うよ」

ヘルメスは「実物はどうかなぁ?」

俺は「実物は大きくて強いはずだ」

サンは「友、大丈夫?疲れていない?」

俺は<ヘルメスのせいで話が反れた>「これから鍛えるから大丈夫だ。

ところでヘルメスのマシンガンの火の鳥は敵に当たってどうなるんだ?」

「ダーリンは火の鳥は幻影だから相手を炎に包まれたように見せたいのね?

切り替えで出来るよ」

「出来るならヘルメスは炎で大アナゴを凶暴そうに見せてくれ」

「ダーリン、炎のドラゴンに火の鳥では目立たないから武器を頂戴。

バフォメットの大鎌を作ってよ」

俺は「ヘルメス、可愛い弓にしないか?」

「私がアスカから統制の腕輪を借りて最近夜中に観察した物を

コピ、コピ、コピー太郎しようかな~、ダーリンも見たい?」

<悪魔だ>「よく考えたらヘルメスにはバフォの大鎌が似合うよな~」

俺は仕方なくバフォメットの大鎌を作って渡した。


 俺はスーさんに大アナゴを空中に転移させてアスカたちが戦うことを説明した。

スーさんは「また面白いことを考えましたねぇ。昨夜の天使たちは良かったです」


 もう一度大アナゴの出現する海域へ行き

<無水モード。泳ぎ回らないので助かる。魔石モード、転移>

魔石を直接、倉庫に転移させた。<大きい>

無水モードで重力魔法を掛け全体モードで大アナゴが海面に浮き上がるのを待った。

<大きい、二百メートルはありそうだ>


 アスカに念話で『海面まで浮き上った。今から転移させる』『分かったわ』

俺が転移させる前に大アナゴを誰かの魔法陣が包んだ。

大アナゴは昇り竜のようにアスカたちの方へ飛んで行った。

俺は<大魔神の仕業だ。何がしたい?>急いでアスカたちの元に転移した。

大アナゴは勢い余ってアスカたちを通り過ぎて上空へと飛んで行った。

その大アナゴをアスカたちが編隊飛行で後を追い。

ヘルメスがマシンガンで撃ち出した火の鳥が追尾し大アナゴに命中した。

春は矢を追尾で次々と大アナゴの頭を狙い命中させた。

大アナゴは所々が炎に包まれ虹色頭のドラゴンになった。

<虹色の角と髭に見えるような気も…美術神に期待しよう>


 大アナゴは上空で一旦止まり今度は俺を目掛けてUターンして来た。

サンが歌舞伎役者のように糸を投げ付けて大アナゴの速度は少し落ちたが

そのまま俺に向かって来た。

俺は東十神剣を出して<アスカたちが目立たないといけないのに>待機した。

ヘルメスが大鎌を大アナゴの背に刺した瞬間、

俺は「ヘルメス危ないぞ手を離せ。後は俺がやる」叫んだ。

危なく一緒に持っていかれると思ったが大アナゴは止まった。

止まった大アナゴの腹にリョウコが槍を投げ刺した。


 俺は大声で「大魔神様、奥さんの解剖神様から伝言です。

あなたの腹を割ってお話がしたいそうです」声だけが「え!」

完全に止まった大アナゴにサンが月華狼を刺し

リョウコは新しい槍を持ったまま刺した。

アスカは待ってましたとばかりに「成敗」薙刀で首を切り落とした。

天門台の方から歓声と拍手が聞こえた。


 大アナゴの頭と胴体が突然消え声だけが

「この魔石は私の物だ。ご苦労だったな。あ!ウッ」

ヘルメスは俺に近付き「ダーリン、赤外線熱探知で隠れたウザイ父を探して」

俺は「赤外線熱探知はやったことないから今度練習するよ。

ヘルメス、あそこから汗らしい水が落ちてるぞ」指差した。

「あ、いた」ヘルメスは大鎌を構えた。アスカたちも集まって来た。

解剖神の声が「神工芸、工作の女神に成ったのでしたね。

私が父さんを動けないように弱みを握ってるから安心して

壁画の邪魔をしても悪いからこのまま帰るよ。

友広君、明日でいいからギルドにオリハルコンの檻を作ってくれないか?」

「分かりました」「ではギルドで待ってるよ」


 俺は二神の気配が消え「ヘルメスの母親が来てくれて助かった」

ヘルメスは「父さんは大きな魔石が欲しかったんだよ。

横取り出来ないから、私たちが退治に失敗した後に現れて倒し

魔石の権利を主張するつもりだったと思うよ」

「ヘルメスが可愛いから俺を狙って来たんじゃないのか?」

「バレンなにがしデイが出来て男にパンツを早く渡せと急かされたから、

それはない」「そうなのか?」

「私の生贄、夫を呼ぶ魔法陣も父さんが作ってくれたし」

俺は転移で天門台に戻り。

アスカたちは編隊飛行で天門台を一周して拍手と歓声を受け着地した。

 

 美術の神は「素晴らしい壁画になりそうです。友広君、後でまた絵をください」

皆も絵が欲しいと言い出した。俺は<困った>「後でコピーします」

『モンペ、イメージの修正なんて出来るかな?』

『あなたのイメージだから出来ますがありのままがいいと思います』

『ありのままコピーしてアスカたちに決めてもらうか?』『それがいいですよ』

『女性は少しでも綺麗にみせたいから選ぶのが大変でしょうけど

あなたには女心の勉強になりますよ』


 美術の神に渡す絵をコピーしてアスカたちに選ばせたが大変だった。

結局、アスカが首を切り落とした瞬間の絵を渡すことになったが

後ろにステルス状態のはずだった解剖神と大魔神がコピーされていた。

大魔神が汗を流した原因は男の弱身を握られていたことだと分かった。

<男にはつらいなぁ。俺はステルス状態の二神を見た記憶が無いのに、なぜ?>


 美術の神に絵を渡し「出来た壁画を壊されないために

天使たちを出来るだけ綺麗に描いてください。」

美術の神は笑い「よくあることです。特に今回は美女揃いですからね

ですが昨夜見た月をバックに飛ぶ天使の姿が忘れられません。

この絵の背景を月夜にしましょう」「月と天使いいですね、お願いします」


 天門台が東領に着く間に俺は家具を作った。

一階に置いたソファーに座りアスカたちが話し合い

リョウコと春が俺の妻になった。

リョウコは最初「妻なんてイヤだよぉ。愛人の方が男は燃えるんだぜ」

アスカが「私が正妻です。正妻権限でリョウコを広の妻にします」

「正妻権限で制裁されたら困るじゃないかぁ。妻になればいいんだろ?」

「そうです。春は妻になってくれるわよね?」「はい、喜んで妻になります」

俺は『モンペ、正妻権限って何だ?』

『非常に強力な制裁権限です。詳しくは夫には教えられません』

<考えないようにしよう>


 東領に帰り別荘を南十神剣でリホームしリョウコと春の部屋を作った。

俺は<春の部屋へ秘密通路を作ろう>勘のいいモンペに気付かれた。

<気付かれることは分かっていた>モンペが入る予定の部屋に秘密通路を作った。

<ナントいうことでしょう匠の技>


 今夜のお隣はアスカとサン。

俺は「アスカ、大魔神に今日の大アナゴから出た魔石と交換で

子象の飛行魔法を作って貰おうと思うんだ。どうかな?」

「それ、いいわ。天門台で飛行練習させましょうよ。子象が飛べば絵になるわ」

「空を舞う子象と天使、壁画になるよな。天門台の家をリホームするよ」

俺はヘルメスが側にいないので落ち着いて眠れた。





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