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神飛行鬼・エムフ


 俺たちは更に疲れてメカケに帰ったのである。

 

 ばあちゃんはサンを神にすると言っていたが、俺の婚約者になったので神になり

サンは糸神を名乗ることになった。アスカは「サンちゃんおめでとう」

「ありがとう先輩」サンは俺に「私を姫と呼んでね」「サンでいいだろう?」

「先輩はエッチなんだから~、と言えるでチョン。萌えよ」

俺は「あの糸神は都市の名で個の神ではないからな」

「モンペさん、おすすめよ」「色々と問題があるし、今まで通りでお願いするよ」

「分かったチョン。夫の呼び方はアスカが広だから私は友と呼ぶね」「おう」

俺は「明日はバスのことで話があるらしいから、もう寝るぞ。おやすみ」

その後アスカとサンは仲良くお話していたが、

俺は<妻が三神になる前に二神の生活に早く慣れないとな>寝た。


 翌朝リビングでじいちゃんは「バスは完成したがのぉ、一日の時刻が無い

この世界で運行をどうするかじゃのぉ」

「念話イヤリングでも領の誰かに付けさせて知らせるしかないね」

「じゃがのぉ、30分後にバスが来ますと言っても、

その30分が理解できないじゃろ?」

俺は「後は鐘を鳴らす方法くらいだね?」

「そうじゃのぉ、一度領の代表を集めて話し合いで決めるかの」「それは必要だな」


 俺は大豆の検査が済み、間違いなく大豆であると報告が来たので

大豆を植えて加護をかけ成長させる作業を何度もやり各領に配布して、

夢の島で醤油を造る分を確保した。

夢の島に行き大豆を大きな樽に入れてヒョウシさんに後をお願いした。


 午後からサンを入れた仲間と冒険の旅へと出かけた。

サンは「午後から夜までで冒険と呼べるのかな?クエスチョン」

俺は「そうだよな、領が増える度に俺の仕事も増えて動きがとれないからなぁ」

スケさんは「いいでは御座らんか、ハイ・キングは王様気分で御座るよ」

俺は「そうだな気楽にやりますか」「そうで御座るよ」

オチメ村の先から御神木植えながら海沿いを北へと進んだ。


 森の方から「ここを人が通るなんて珍しいねぇ、

あんたらはひょっとして剣を集めに東村山里を目指していたね?

残念だったねぇ~、ルートを変えるしかないよ」

森の方を見ると耳が長い銀髪の女性リョウコがいた。

俺は「そうなんだ殿様がいるはずだったんだがショックなんだよ。

家宝の剣を剣さんに貰う予定だったんだよな」


 「あんたらさ~、こっちへ来ておくれでないかい、あたしゃ水が苦手なんだよ」

俺たちは森に近づくとリョウコは「戦闘鬼かかれ!」

無数の紙飛行機が森から俺たちに向かって来た。

俺は『モンペ、火精霊であれを焼き払ってくれ』『はい、今すぐに』

火精霊は紙飛行機を攻撃し燃やし始めた。

リョウコは「後ろに森があるのに何てことするんだい」

俺は「火精霊の火は紙飛行機だけ燃やすから、心配はいらないぞ」

「何だって~、なんて卑怯な手を使うんだい、このリョウコさんがもう許さないよ」

俺は<リョウコは水に弱い>水魔法でリョウコを攻撃した。

リョウコはヨレヨレになった。

リョウコは「あたいが水に弱いのが分かったみたいだね、何てたちの悪い奴らだ。

エムフたち、突撃して時間を稼ぎな」

俺は<最初に自分で水が苦手と言っておきながら頭が軽いな>


 おそらく2千年前にエルフ領から出たエルフたちが向かってきた。

俺は「サン、倉庫に麻のロープが入っているから、敵を拘束してくれ」

サンがロープで拘束するとエルフたちは「もっと強く」喜び始めた

リョウコは「バーカ、そいつらはエムフだから攻撃を受けると喜ぶんだよ。

エムだからマゾなんだよ。そのマゾフに攻撃すると魔族になるから注意しな。

神ナフキン、今のうちに逃げるよ」リョウコは森の奥へと逃げた。

俺は「みんな飛行魔法で上がってくれ、森に雨を降らせるぞ」


 俺は森の上空から大雨を降らせた。

俺は「リョウコを、みんなで手分けして森の中に探しに行くよ」

サンが「いたよ~」木にもたれかかるリョウコを発見した。

「お前がリョウコか?」「何であたいの名を知ってるのさ?」

俺は「お前がさっき自分でリョウコさんが許さないと言ったぞ」

リョウコは「そうだったのかい?だがねぇ、これでもあたしゃ神なんだよ」

「何の神なんだよ?」

「今は飛べないけどさ神飛行鬼なんだよ、どうだい驚いたかい?」

俺は「神様は何々の神と、神が最後に付かないと神様じゃ無いぞ」

「冗談お言いでないよ」「俺は神だから、そんなことで冗談は言わないさ」

リョウコは「じゃお前さんは何の神なのさ?」「俺は総統神で隣の妻は糸神だ」

「あたい前は無職の神でさ、紙飛行機をたくさん作って遊んでいたのさ、

紙飛行機は夢を乗せて飛ぶからさぁ、毎日作り続けてやっと神飛行機になったんだよ。

役持ちの神になれて嬉しかったね~。冗談はよしておくれよ」

俺は「お前の神飛行機の機は鬼ではないのか?達人の称号、鬼だよな」

「そうだよ、それがどうしたのさ?」

「神になっていたら紙飛行機神になるはずだからな」「そうなのかい?」

俺は「お前の知っている役持ちの神を思い出してみろよ」しばらくしてリョウコは

「何てこったい、みんな最後に神が付いているじゃないか」泣き出した。


 リョウコが落ち着くのを待って、

俺は「リョウコは、なぜポセイドンの仲間になった?」

「失礼なこと言わないでおくれよ、仲間じゃ無いよ。

あたいが神海ビーチで紙飛行機を飛ばして遊んでいたら、

紙飛行機の羽のバランスが悪くて片方の羽がブラブラしながら

ドアの前で何か相談をしているポセイドンと鍛冶神のところに飛んでいったのさ。

それであたいが『危ない片ブラ』の羽で悪いと叫んだらドアが開いたのさ。

それからさぁ、仲間にしてやると一方的に言われてねぇ、このざまさ。

あたいがさ後でドアの呪文はアブラカダブラと分かるまで叫ばされたんだよ。

それも側に監視役の神ナフキンを付けられてだよ、酷い話だろ」


 俺は「俺たちをなぜいきなり襲ってきた?

それと鍛冶神はここで何をやっていたんだ?」

リョウコは「鍛冶神は最近、若い男とそのお供三人組みは大悪党だと言ってたのさ。

だから攻撃したんだよ。鍛冶神はお前さんを困らせるために魔剣を作っていたのさ」

「俺は鍛冶神に恨まれるようなことをしていないのだがな。

最近と言うことは、昔から鍛冶神もこの世界に来ていたわけだな。

魔剣で何をするつもりだ?」

リョウコは「お前さんが、この世界でほぼ純度百パーセントの鉄を作り出したから

鍛冶師が鉄の純度を均一にする為、何度も折って叩く必要がなくなる。

それがさ~、鍛冶師として許せないから復讐したいのさ。

何をするかなんて聞いてないよ」

俺は「それで何本の魔剣を作ったんだ?」

「何本なんてあたしにゃ教えてくれないさ」

『モンペ、今のを報告して前の鍛冶神を捕まえて、何をしたのか調べてくれ』

『はい、今度から妻二号と呼んでね』『気が向いたらそう呼ぶよ妻二号』


 リョウコはマゾフを森の中で見つけたらしく、

リョウコが最初に会ったとき動きが気持ち悪いので蹴飛ばしたら、

それから懐いてしまい付いて来るので困っているらしいのだ。

俺は「リョウコの監視役神ナフキンは使いすてなはずなのに、

良く鍛冶神にしたがって紙を折り続けたよな?」

「そうなんだよ、態度はデカイし不思議な奴さ」「態度が悪いのか?」

「そ~なんだよぉ、何を考えてるのか?使い捨てのバカがさ」「あ!そういうことか」


 俺は飛行で上昇した。リョウコは「急にどうしたのさ~」と叫んでいるが、

静止し森に向かい西十剣を持ち詠唱を始めた。

「我れは右手に創世の力・左手に最強の力を持ち

人々の夢と願いを叶えるために正常化を行なう総統神なり

西十神剣せいとしんけんの伝承神。我名は友広神王!

『西十神剣・秘奥義・森林浄化』を受けてみよ。森林浄化神切り!」

西十神剣・秘奥義・森林浄化神切りを発動させて振り抜かれた剣は、

光の刃を無数放ちながら森林を光で切り裂くように浄化した。


 カクさんは念話で『どうしたで御座るか?』

俺は『森の中に逃げたリョウコの連れを探してくれ』

サンが『見つけたよ』俺たちは神ナフキンを拘束した。

俺は「こいつは神ナフキンとリョウコは呼んでたが本当は神名、不謹神だ。

神ナフキンになりたい無職の神なんているはずないからな。

俺が神を切り落としたから、頭の髪と下の神がなくなってるから

今はタダのフキンになってるはずだ。LフがMフになったのはコイツのせいだと思う」


 俺たちは拘束したエムフたちの体を揺すって「大丈夫か?」

エムフは「あれ!私たちなぜ縛られているの?さらわれたのね?」

俺は「サン、拘束と誤解を解いてもらえないか?」「いいよ、任せてチョン」

サンが誤解を解いてくれた。エムフたちの話しによると森でキノコを踊らせて

オガ屑を作っていた女のマンドリンの演奏を聴いていたが、

いつの間にかどうも変態の森に迷いこんでエムになったらしい。

エムになったのは不謹慎と演奏の相乗効果でLフがMフになったのである。

俺はエルフたちに「魔剣の情報を知らないか?何か被害は出ていないか?」

「最近、村には帰ってなかったので分からないなぁ」「そうか」

「俺たちが村を訪ねても大丈夫か?」「尋ねて来た者がいないから分からない」

「まぁ、お前たちが村に帰って敵意は無いと伝えておいてくれよ」「いいですよ」

その場でエルフと別れたが問題はフキンとリョウコをどうするのか?

ジャワ島で相談することになったので帰った。


 俺たちはジャワ島に帰り、天帝の家に彦さんと同じ建物を作り

元の天帝の牢獄邸は強化しフキンを投獄させた。

リョウコは宿泊施設にスーさんの判断で泊まれて喜んでいた。


 俺は「マタティがリョウコは海賊だと言ってたが何をやったんだ?」

「あたいはスカイ族だよ、今日のお天気は良好です。と機内でやるだろ?

それから取って名をリョウコにしたのさ。リョウコのスカイ族っていいだろ?」

俺は「らしい名の付け方だな、それとなぜマタティを襲ったんだ?」

「襲ってないよ、ただこの体が水に弱いからさ~、女〇自身を使ったら、

体が強くなるだろ、あの雑誌が数ページ欲しかったんだよぉ。

あたしゃ、今の体は童ワシュウで折っちまったからさぁ、

実生活の耐久度がないんだよ」

俺は「取り合えず頭の紙を切るか?温泉に入れないと困るだろ?」

「折角出来た頭の神を切るのか?」「まぁ毛先だけ切るから心配するなよ」

俺は神切りバサミを作り、サンにリョウコの毛先を少し切ってもらった。

「俺が明日にでも飛行鬼を書き換えてやるよ。例えば十二刻鬼とか付ける。

そうすれば生活には強くなるぞ」

「今日はさ、久しぶりにお風呂に入って考えさせておくれよ?」「そうだな」

俺は「今日はサンがいてくれて色々と助かったよ、ありがとうな」

「先輩はエッチなんだからエムになってはダメよ」「姫、その心配はないよ」

前の鍛冶神、鉄オタが拘束された報告を受けて、

俺たちは明朝から魔剣を探すために引き上げた。







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