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目と耳の秘密と両親の存在

女神水着コンテストの途中で退席して、水戸様の転移魔法で、何もない部屋にきました。

<静だ何処だろう。でもやっと落ち着いた>



水戸様もお疲れぎみだ。

「どうじゃった。楽しかったじゃろうが」

「まぁ楽しかったけど疲れました」

「うむ海は、疲れるからのぉ。特にお前さんみたいに山育ちだとの~」

 <そこじゃ無いです>


 「お前さん、コンテストを最後まで見たかったじゃろうがのぉ、これからの説明が色々あるからのぉ~」

「録画してあるから、後で楽しむんじゃの」

「水戸様いりません」<見栄を張ってしまった>


 「お前さん、神録画システムの凄さを知らないからそういえるんじゃよ」

「神録画システムは、お前さんがやってたゲームと同じように使えるぞ」

「もう気付いたじゃろ、ゲームパットを使って自由自在じゃよアップもな」


 僕は、すかさず「ください!」とお願いした。

「お前さんも男じゃたか安心したわ。向こうの世界は美人揃いじゃぞ」ニヤリと笑い何度も頷いた。


 「今晩から、おそらく男神は編集作業で夜も寝れん状態になるんじゃ」

「そしての、編集を持ち寄って男神だけで鑑賞会をするんじゃ」

「での『アカデ美ー』賞を決めるんじゃ。『小さなことを、大きく楽しむ』今世紀の神標語じゃよ」

水戸様は、嬉そうにして諭すように話した。


 「あぁ地上はそんなこと出来んぞ。防犯カメラと同じじゃ」

「黄門様を、上からしか見えないのは辛いから何とかならないかと、神々からの要望があってのぉ~」

「創さんに、お願いしてテレビとビデオそしてDVDを揃えて貰らたんじゃ」

<電気は、神界には有るのだろうか?>


 「電気の、問題を指摘したそうじゃのぉ~。お前さん顔に出てるぞ」

「スポーツジムを作っての。自転車みたいなやつに神発電機を付けてのぉ」

<知ってるくせにエアロバイクなんぞ使うんだったら、神社の石段使えって言ってたよね>


 「あとは、女神の浴場にある体重計の針をチョコとな、甘み所の糖分を増して貰ったんじゃ」

「もう分かるじゃろ~、美の神だけで地上の原子炉一基分も出来るんじゃぞ」

<原子炉一基分って女神全体どれだけ発電出…つっこんだら負けだ>


 「それで思い出したわ。美の神がお前さんと結婚する。とかいっておったのぉ」

「え~」<それは回避しなければ、向こうは美人揃いらしいし>


 「美の神は、男に触れたの初めてっだたらしく『私の、初めてを捧げましたから』とか言っておったぞ」

「水着コンテストの始まる前に言ってきてのぉ」

「美の神に羞恥心を覚えたら、いいぞと答えておいたぞ」

「え~え~やめてください」


「ところで、美の神様は女優ですか?」


「あれだけ美しいと女優と思うたんじゃの。お前さん、まんざらでも無さそうじゃのぉ~」


「違いますよ」


「そうか~伝えてやってもいいぞ」

水戸様は、少し肩振るわせてにこやかなった。


「美の神様、なぜ美の女神と呼ばないのか疑問です」


「おぉ~いよいよ気になってきたか。女房が女神と呼ばれた方が嬉しいわのぉ~」

「それはのぉ、美の神が女神と神界中知れわたるとする。」

「そうすると、全神界中の男神がこの都神に集中することになるわのぉ」

「基本神は暇な奴が多いでのぉ。神幹線はタダだしの」

「まぁお金なんて、この世界には存在し無いしの」

「あれが、女神と知ってるのはメジャーだけじゃよ。競争相手は少ないに限るしの」


「じゃもっと、美の神でもするかのぉ~」

「美の神はのぉ、あれで賢い女でのぉ。

お前さんも、見たじゃろ三文芝居をあれはワザとやっとるんじゃ」

「皆を笑わせる為になまさに体を張ってじゃ。彼女も楽しんでじゃがの、

いい嫁になると思うぞ」

<なんだか可哀相に思えてきた。美人だしアリかも…話題をかえよう>


「ところで水戸様、ハーレム神の二階級降格って神様に階級があるみたいですけど?」

「水戸様の階級って何ですか?」<たぶんオーナーだろうが一応聞くか>


「お前さんも研修神じゃからのぅ、出世せんと嫁も貰うし将来が心配じゃからのぉ」

<また結婚話しにもって行こうとしてる話題をかえよう>


「あ!忘れてた、最初に研修神って何ですか?聞きたいです」


 「そりゃそうじゃの、自分のことだしの。早い話『半神半人』のことじゃのぉ」

「悪いことじゃないぞ。なにせ神は地上に降りることは許されない。ワシは例外じゃ」

「干渉してはいけんのじゃ。特例はあるがの。これは絶対厳守じゃ」

「神界法弟一条一項『神は海と地上に干渉せず』これを破ると神権剥奪す。じゃ」


「もう気づいたじゃろ。お前さんは干渉出来るんじゃ」


「だからの、お前さんは、三歳の時から百神以上の観測神の観察対象じゃ」

<やめて~そんなのプライベイトの侵害だよね。

神様何やってもいいわけ神界法あるよね>


 「まぁそれだけ、お前さんは特別じゃ。プライベートのことは録画消去してあるから安心していいぞ」


「たとえばの、お前さんが小一のとき、初恋した巨乳担任『ま〇んこ先生』

よく親指立ててマッチ・グーとか言ってたのぉ」

<名前、間違えてるよね。わざとだよね。子と〇のところわざとだよね。おやじキャグ出すつもりだよね>


「おぉ~間違えた!名前に『お』〇に『ち』どっちか入れたら大変なことになるところじゃった。

恋だけに、故意に間違えちった。うふっ」

<出たよ~でたよ予想通り。もっと予想外のところから攻めてくれないと疲れるよ>

僕は呆れ顔になった。


「お前さん、顔に出てるぞ。あのなキャグは外すと、一周回ってウケるんじゃぞ『スベリ芸』といっての

より高度な高度なテクニックが必要なんじゃぞ。創さんに習わなんかったか?」


「高度なテクニックは、いずれワシが教えるとして、話のつづきじゃ」


 「それでじゃ、お前のさんように神界が見えて更にのぉ

聞こえる人はのぉ、創世以来三人しか出ってこんかったんじゃ」


「お前さんのような目を『異次元目』もしくはの『神目』と呼んでのぉ」

「『神目』を持った人は、過去に何人か出てるがのぉ」

「神界が、見えるのはハッキリいってお前さんと創さん新一郎だけじゃ」


 「遺伝じゃな。マブダチの創さんは大した人物じゃ。男前じゃしケチのつけようがないわのぉ~」

「お前さんも、創さんに感謝を忘れてはいかんぞ」


僕は、水戸様の高度なお笑いテクニックのせいで体をくの字に曲げて

<苦しいよやめて~じいちゃん~>涙目であった。


「お~そんなに、泣くほど感激したかのぉ~」更に高度なテクニックの追い討ちだった。


「それでじゃ今度は耳じゃ。例えばお前さんの母は、神託の巫女と言って

『お告げ』が聞こえるが聞くだけで、平たく言えば返信できんのじゃ」

「静御前様は、神託の巫女でも平たく言えば双方向じゃ」

<ばあちゃんと母さん神託の巫女なんだ>

「お前さんは、静御前様と同じじゃ。白神に言葉を返したじゃろ?」

<静御前様って恐怖心から?>

「あ!甘酒祭りのときだ。白神?ということは、じいちゃんの本当の苗字は神山ですよね?」

「そうじゃお前さんは、創さんの孫だけに察しがいいのぉ」


「話のつづきじゃがのお前さんは、完全な神じゃ無いのに神の能力が使えることじゃ」

「お前さんが、時々覗いていた魔獣のいる次元の世界に行って貰おうと思うてのぉ」

「あ~モンスターのいる所ですね?」


「うむそうじゃ」


「そこに行って、神の奇跡いい換えれば強大魔法をバンバン撃ってきて欲しいんじゃ」


「え!」


「まぁ色々聞きたいこともあろうが、ワシの話が終わってからじゃ」


 「その世界で、神の存在を住む者たちに知らしめて、

悪いことをすると神罰を受けますよ。と教えることじゃ」

「そうすれば、神に祈りを捧げ争いの無い世界を創れるじゃろ」


 「地球は、強大魔法まぁ奇跡を使ってこなかった」

「海を一度割って見せたくらいかのぉ。ほとんど神託の巫女に託してたからのぉ」


 「それでじゃ、話はかわるが。うむ、まったくかわるわけでないが」

「強大魔法を、バンバン撃ったらどうなるか」

「実験で、お前の父さんに異次元の地球にほぼ似た惑星に行って貰ったんじゃよ」

「当然、中世のじゃ。今の地球みたいなところで奇跡バンバンやったら滅びてしまうからのぉ」

僕は両親の失踪の理由にビックリしてしまった。


 「色々あるじゃろうが、質問はあとじゃ。実験結果はほほ成功じゃ」

「今お前さんの父は、邪神と呼ばれて恐れられてるよハッハッハ~」


 「お前さん、猫をたくさん同じ部屋に入れる喧嘩するけど」

「その中に犬を一匹入れると猫は仲良くなるのは知ってるか?」

「うん」


 「お前さんの父は、そういう状態になっていて世界中が一致団結して倒そうとしとるハッハッ」

「でのぉ予想外じゃったのが、お前の母リレイさんじゃ。

時折邪神を、ボコボコにする姿を住民に見られてのぉ」

「リレイさんを見ると皆、武器を捨て土下座するんじゃ。土下座文化は全次元共通じゃのぉ~」

「リレイさんを女神様~と慕って言うことは何でも聞くんじゃ」


 「平和になったが地球の経験から、時々邪神に暴れて貰って女神にボコッて貰わんとのぉ」

「じゃからのぉ、実験は大成功したが。お前さんとはまだ会えんぞ」


僕は、驚愕の事実を知ったが、両親が無事なことに安堵した。



水戸様は微笑みながら「何か質問は、あるかのぉ?」






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