エルフの愛とモンペの暴走
モンペが『エルフの心が覚醒し始めたわ』俺は『どういうことだよ』
モンペの話によると『自分の姿を見る道具はどうして作れば?』
とエルフに聞かれたらしい。その後二人一組になりナイフで髪を切り始めて
「ここをもう少し」などと、どうしたら綺麗に見えるかを、悩みだしたらしい。
モンペの予想では、アスカ効果でエルフにファッション感覚が芽生え。
女性のファッションは、男性に見せるためだから男性を意識し始めた。
これまで裸ふんどしを、男性に見られても問題はなかった。
男性は本能で行為にしか興味はなく、女性の服装は着ていれば何でも良かった。
大きな胸の女性を美しいと思い始め、それと同時にスタイル顔
そして性格と美の範囲が必ず広がっていき、統合された美
本能だけでなく好みから、必ず愛の感情が生まれ相手を選び始める。
『勿論、軽い女性・お手軽女の需要は永遠だけど』
俺は『エルフだって夫婦になっているのに、愛はあるはず、それはないだろ?』
モンペは『地球にだって本能で、行為だけの男性はいるでしょ、ソープに愛がある?』
『次を探すのに苦労するから、確実に次もという理由で結婚する人も多いのよ』
『お金がある人は苦労しない、現地妻がたくさんいるわ、現地妻、全員に愛があるとでも?』
『逆から見るとソープ嬢はお客全員に愛がある?、
そして現地妻全員に愛があるとでも?答えられないでしょ』
『どこにいこうとも、どの時代でも、ここと同じ原始本能を持っているわけ』
『あなた、だってそうよ、チチに原始本能を使おうと思ったでしょ』
『でもチチに早く種を上げないと、もうすぐ好みが芽生え、愛が生まれるわよ』
『そうなると、あなたは選ばれない可能性が出てくるわよ、
今、後の祭りにしてしまうのも手よ、さあ今のうちに早く種を』
『悪魔のささやき、みたいだな』
モンペの心の中は
<アスカには勝てない、引っかき回すしかない、勝機はそこにあり>
<愛の感情が生まれたら、チチの説得が難しくなる>
<夜だけ私が体を使うのは無理になる。本人が友広に使いたくなる>
<何で後少しだったのに~アスカの登場が後少し…悔しい>
<これは愛のレースだから全力で戦う、しかし時代遅れのアスカに>
<この令和の私が下り坂で、ちぎられるなんて屈辱よ。クロック・アップ>
<止まってるのかしら、やけに遅く感じるわ、また友広とのグリップが落ちた>
モンペ内に愛の暴走による、悪魔が生まれた瞬間であった。
俺は<身につまされる話は、やめにして休憩しよう>休憩した。
ツダ塾の漁業チームが、魚を取って返ってきた大漁のようだ。
網はソープさんが採集してきた、海草の葉と茎から強い繊維だけを取り出し作った。
網は水に浸して置かないと劣化するので、予備の溜め池が役だった。
因みに、漁業チーム・リーダーの名はトリ。
自己紹介は、「家具好きな父の名はニト、収納好きな母の名はリア、弟の名はインテ」
『エルフの里ニトとリアの娘トリ、
私の収納は無限大よ、大きく太い棍棒も完全収納よ、入れてみる』である
つづいてツダ塾の狩猟チームが、大きなイノシシ型魔獣を狩ってきた。
<女性があの重さをと思ったが、重力魔法で運ぶのか>
因みに、狩猟チーム・リーダーの名はワナ。自己紹介は
「母に非難される父の名はマト、弓の名手・母の名はナス、弟の名はヨイチ」
『エルフの里マトとナスの娘ワナ、
私の狙いは正確無比、すでに玉は我手にあり、観念して本体を寄こしなさい』
研究と料理はエルフ全員でやる。
チチのチームはリーダーと呼ばずセンターと呼ぶ。
陶磁器や燻製などを製作する、火用チームで全員歌と踊りがうまい。
火を使うから『危なく』『危険』な『バスト』の集団A・K・〇と呼ばれた。
こののち、誰が一番危ない女なのか、大会が開かれることとなるが、
火には関係なく湖で数日前に取れた、古い魚のサシ身を食べた危ない女が優勝した。
流石、水に強いノリと言う名のエルフだった。
優勝後胸が規定を満たしてないのでは?
問題になったが「俺がお前ら、あれを食えるのか危ない女だろ?」で解決した。
優勝した事で男性に人気が出て、今は多忙な日々を送っている。
後で分かったことだが、あの日お腹を壊した。<俺に相談すれば治したのに>
正に体を張った行為に、俺は根性と勇気を賞賛した。
現在畑で刈り取りをしているのが、人数の一番多い農作チームだ。
農作チームを紹介すると、農作チーム・リーダーの名はアワビ。自己紹介は
「種のキャッチはエルフいち父の名はアツ、おしゃぶり上手・母の名はアナ、妹の名はフジ」
『エルフの里アツとアナの娘アワビ、
大きな胸は豊穣の証、どんなに古い田でも種をキャッチ、好きなだけアワビにまきなさい』
俺は<食料事情が改善されて住居があるから、後は木綿を探さないとな>
<ファッションに目覚めたエルフたちのためにも必要だ>思いにふけた。
俺は早くコモノ領に行って着ている物が、見たくなったのである。
雑事をこなし、やっと夕方になりメカケに帰ることが出来た。
アスカ部屋を見て女性の部屋に、初めて入ったことに気付いた。
ばあちゃんの趣味らしいが、ピンク主体の部屋で
大人のアスカにどうかと思ったが似合っていた。<アスカ恐るべし>
アスカの部屋の隣にアスカ専用修練所があるので覗いた。
広い専用修練所でアスカは日舞・お茶・お花・神体操・薙刀など12種
を習っており、その道の神様が指導している。
修練の目的は無駄のない美しい動きと、心の余裕を持ち
いつでも冷静な態度でいられるようにだ。<俺はこのままではダメだ>
食事後ばあちゃんに
俺が「何か武道でも習いたいのだけど」相談すると
ばあちゃんの喜びようは、俺が見たことがなかったほどで可愛く小踊りした。
<学習塾とか田舎になかったし、習い事させたかったのかぁ>
ばあちゃんが「いい先生を知っていますから」<やさしい先生ならいいが…>
修練所で棒術を習うことになった。
ついでに剣も習いたいというと「友ちゃん確実に覚えて、次に行くのがいいわよ」
「友ちゃん焦ることはないから、アスカは逃げないわよ」お見通しだった。
ばあちゃんがモンペに何か忠告があるらく呼び出した。
『モンペあなたを管理している神々がダーク・オーラを観測したのね、
今、高濃度の聖水を冷却水に挿入中よ気分はどう?』
モンペは『静様、意味が分からな…ギャー死ぬ~ギャーやめて~』
ばあちゃんは微笑みながら「善人もちょっとしたことで悪魔にもなるわ」
モンペ内の愛の暴走悪魔が静に討伐された瞬間であった。
このあとモンペは『イグシル私は聖女モンペよ懺悔なさい』
イグは『ゲームをやるの楽しみに待ってたのよ、ラスボスどうするのよ』




