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✧ 詩 ✧   祈り

Moja bieda


あなたを包む多くの人たちの優しい眼差しを知って

もうどれくらいになるだろう


あなたに出会ったあの頃

なにもかもが熱く輝いていて

世界は歓びに溢れていて

僕たちは互いの瞳だけを見つめていた


交わした真実の言の葉も

慈しみに溢れたメッセージの数々も

僕には宝物だった


なのに今


この二月の冷たい雨の中

すっかり熱を失って


そうして


きっとあなたの美しい横顔には

いいようのないあきらめが影を落とし

あなたは

僕を見失っていく……


僕たちは交わることなく別れ行く

そんな運命だったのだろうか


決して忘れたことはないというのに

いつか必ず抱きしめたいと望んでいるのに

あなたを













――Waltz in A-flat major, Op. 69, No. 1? Ballade No. 2 in F major, Op. 38? ――

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