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見えない目  作者: 友千
1/8

曾孫

私は目が見えるので

この話は私の勝手な考えであり

本当に見えない人には対して

もしかしたら

失礼なことを書いていたとしたら

申し訳ありません。

私はほとんど目が見えない。


この間孫が曾孫を連れてきた。

まだハイハイしかできない男の子だった。


祐介ちゃん。こっちおいで。


人見知りなのか

なかなか私の元へは

やってきてくれない。


孫が気をつかって

私の膝に祐介を乗っけた。


祐介は私のほうを見ているみたいだった。

私も祐介を見ている。


だが

私には

祐介の輪郭しか見えない。


孫に似ているのか

お嫁さんに似ているのか

わからない。


知らない人の膝に乗っていて

泣きそうな顔をしているのか

誰だろと

キョトンとした顔をしているのか


全くわからない。


でも

祐介は泣くことはなかった。

それだけが救いだった。


さぁ。帰ろうか。

祐介おいで。


私の膝から

温もりが消えた。


孫たちが帰っても

私はその場から

立つことはできなかった。

今回は私の従兄の子供との話にしてみました。

失礼な部分などありましたら

教えていただけると

ありがたいです。


また

至らない点が多いとは思いますが

読んでくださり

ありがとうございました。

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