第8話 目標
今回もよろしくお願いします( `・ω・´)ノ ヨロシクー
(酒場にて)
「パーティーの任務完了に乾杯!」
『乾杯!』
「今日は俺の奢りだから腹一杯食べてくれ」
皆勢いよく食べ始める。
「ところで今回の報酬はどうするんだ」
「パーティーの家を買うために貯金なんてどうですか」
「いいね、私は賛成だよ」
「ぼくもいいと思う」
「じゃあそれで決まりだな。後で預けておくよ」
このパーティーで俺がしてることはあまり変わっていないが雑用係としてなのかリーダーとしてなのかでやりがいが違う。
ふと思ったことを皆に聞いてみる。
「皆の目標ってなにかな」
「ぼくはルークの目標がいい」
「確かにルークの目標を知りたいな」
「そうですね」
「そうだな、俺の目標は世界の最果てに行くことだな」
「えっ...」
皆唖然としている。
そこまで変なことを言っただろうか。
「世界の最果てってあの...」
「そうだな、世界の全てが分かると言われる場所だ」
「ぼくは賛成だよ」
「私も賛成!」
「私もです」
「じゃあそれで決定だな」
『うん!』
(二時間後)
家に帰ってきた俺は居間にまだ大量に残っているあのパーティーのときの書類を捨てる。
しばらくすると誰かが玄関の扉をノックしたため開けようとしたがまたあいつが来てるかも知れないと思い守護魔法をかける。
「(雷の守り)」
そしてドアを開けた。
すると目の前にいたのはレインだった。
「どうしたんだこんな時間に」
「えっと、さっき言ってた部屋のかたずけ」
「手伝ってくれるのか」
「うん、」
「手伝ってくれるのは嬉しいけど山ほどあるぞ」
「だ、大丈夫」
なぜかおどおどしながら話す。
とりあえず部屋にあげる。
ちなみに今の俺の家は居間の八割が書類の山に埋もれていて他にも数多くの
修理途中の魔法道具が入った箱が散乱している。
せっせとかたずける。
「この袋ちょっと捨ててくる」
「うん、」
俺が住んでいるのはアパートで各階に専用の魔法道具があるためそこに入れに行く。
戻ってくると物音もせず人がいる感じすらしなかった。
もう帰ったかなと思っていたら書類の山の裏から飛び出してきて俺は驚いた。
「うわぁ!」
そして腰を抜かしてしりもちをついた。
俺は驚かされるのは苦手だからやめてほしい。
「ルーク、意外とびびり」
しりもちつくのが面白かったのかレインが笑っている。
俺は少し恥ずかしかった。
その後も気を取り直してかたずけをする。
真夜中にやっとかたずけが終わる。
「宿まで送るよ」
「もう今日は締まってるから泊まってもいいかな」
「このために手伝いにきたのか~」
「せいかい」
仕方なくその日は泊まらせることとなった。
一人用のベットを二人で寝るときに質問した。
「本当は俺がパーティーを抜けないか心配だったからきたのか」
「うん、ぼくはルークが本当はどう思ってるのかしりたかったから」
「言っただろ俺は抜けないって」
「よかった」
安心してくれたようだ。
それにしても面と向かって話す必要なんてなかったのになぜ...
そこまであっちは俺を連れ戻したかったのか。
そこがどうしても疑問に残る。
そんな考え事をしているとレインが寄ってきた。
「ちょっと離れてくれ」
いくら話しても聞いてくれないと思ったら安心した顔で寝ていた。
今日は俺の負けだ。
(次回へ)
次もまた見ていただきたいです。ありがとうございました




