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幼心

作者: ナダ

子どもの頃に心に傷を受け、そのまま成長する


いわゆるインナーチャイルド、幼少期のトラウマになる

心の片隅に押しやられて、普段は忘れている

しかし、インナーチャイルドは泣いている


愛着障害になったり、人格形成に影響する

ほぼ、本人は気づいていない

大人になって人間関係を築く上で妨げになったりする


些細なことが、傷になる

傷つく言葉を言われたり、本心を我慢したこと

先生や親に怒られたことなど

日常生活の中でいくらでも起こりうる


家族による傷が一番多いと思われる

家族だから、遠慮のない言動

親による、無意識の刷り込み

兄弟姉妹の距離感の近さ

親しき仲に礼儀は無い


人間関係でつまずく原因

繰り返しぶつかる問題

インナーチャイルドを癒さない限り、堂々巡り

大人になっても、老人になっても変わらない

そんな人ばかり


自分の本心を、欲求を無意識に押さえ込んでいる

自分の思いを感じることも出来なくなってしまっている

心の声を無視し続けて、インナーチャイルドが暴れている


自己肯定感が低くなり、承認欲求が強い

否定されることを極端に恐れ、攻撃的

自分を認めてくれる人を好み、敵味方意識を持つ

問題だらけの人格


そんな自分を隠して、いい人を演じる

さらにストレスは溜まる

頑固者で人付き合いを避け、独りが楽と孤独に陥る

私の周囲や身内にもけっこう居る


本当に厄介な性格をしている

素直じゃない、傷つきやすい、寂しがり屋、必要とされたくて無理をする

そして、相手のためを思ってした行動に感謝を求める

あなたの周りにもいるのではないだろうか


正直、つき合いきれない

指摘すると怒って攻撃される

放っておくと拗ねる

人を思い通りにしようとする

拒否すると、否定されたと傷つく


どうすることもできない

自分を変えられるのは、自分だけ

距離を置いて、見守るしかない

独りでますます拗らせていく


自分の心と向き合うしか方法は無いのである

子どもの頃、本当は嫌だったこと

ショックを受けたこと、悲しかったこと

負の感情を感じたことを、ひとつひとつ見つけて癒していくのだが…


側にいると、依存されて八つ当たりされて傷つけられる

今まで何人も出会ってきた

近頃は、もう深入りすることをしない

住む次元が違ってしまった


この先、どんどん離れていく波動

流れゆくまま生きる

シンクロニシティに逆らわない

彼らは彼らの道を行く

私は私の人生を生きる


自分を生きられるのは、自分だけ

自分を一番愛せるのは、自分

自分の心と向き合えるのも、自分だけ

他の誰でもない、自分



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