異世界にワープしたときの対処法はプログラムには構成されていません。
西暦2265年。人類はもう『歩く』という行為すらしなくなった世界。
産まれた時、体の中に全ての事態に備えたプログラムが設定されてあるチップが埋め込まれるようになった。
そのおかげで僕達は『歩く』という行為をしなくなり、移動手段は『空を飛ぶこと』になる。
今や、全てがプログラムで構成されている世界に産まれてきた僕にとって不安なんてものはなかった。
けれど、体の中のチップがオーバーヒートし時系列がバグったせいで主人公ーーナオトは違う世界へとワープしてしまう。そこは異世界だった!
見たことも聞いたこともない地でナオトはどうやって過ごしていくのか。
ーーープログラムには異世界にワープしたときの対処法なんて設定されていなかった。
産まれた時、体の中に全ての事態に備えたプログラムが設定されてあるチップが埋め込まれるようになった。
そのおかげで僕達は『歩く』という行為をしなくなり、移動手段は『空を飛ぶこと』になる。
今や、全てがプログラムで構成されている世界に産まれてきた僕にとって不安なんてものはなかった。
けれど、体の中のチップがオーバーヒートし時系列がバグったせいで主人公ーーナオトは違う世界へとワープしてしまう。そこは異世界だった!
見たことも聞いたこともない地でナオトはどうやって過ごしていくのか。
ーーープログラムには異世界にワープしたときの対処法なんて設定されていなかった。
第1章ー1話 歩かなくなった世界で
2018/01/28 21:54
(改)