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私の場合  作者: さとう 悠貴
14/14

僕は

人って

素晴らしい


最近…

大人になり

いろんな情報を取り込める様になった僕は

そぅ感じる


ネットや

SNSでつながり

世界中と簡単に

つながる


個性や

独創性みたいな

個人が持つ

素晴らしいモノと

例えば

大きな会社とか

大まかなモノに属さなくても

都心でなくても

どこでも

いいもの

いいことが

伝わる

広がる

時代になってきた


だから

きっと

素晴らしい時に

生きている


なんて素敵なことだろう



でも

そうでもないこともある


例えば

悪いこととか

拡散され

広がるし






ある女性が居た

彼女が話すには

人生は皆

平等であると

悟りを開いた様な

優しい友人に言われたと


本当かな?と…


彼女は

悪性リンパ腫とぃぅ

医師が言うには

いわゆる癌に分類される

血液の癌とやらになり

入院 抗がん剤治療もして

髪も一度は抜け落ち

10年経った今の姿からは

想像も出来ないが

すっかり元のロングに戻った

そぅ彼女は克服したのだ

病気に対して弱音は一度も吐かなかった

子供たちのために死ぬ訳にはいかなかったと


そして

人生の…

一度きりの人生の重さに気付き

離婚をした


そして

息子を事故で亡くしてしまう


まさかの

壮絶な人生を経験したと


彼女が言うには

私は20歳まで

いわゆる子供としての時は

お金持ちとかじゃないけど

両親に愛情いっぱい育てられ

学校 友人 就職など幸せな時だったと


その次の20年は

結婚 出産

女性としての喜びを経験しつつも

ワンマンな夫に

心が折れそうな窮屈な時を過ごし

それも選んだ自分の責任と

我慢に我慢をしていたと


その次の20年

現在進行中は

いろんな苦しみから逃れ

自由を求めて飛び立つと

自分ばかりがそんなに簡単に幸せになれはしないと

天罰を下され

自由と引き換えに大切な息子を失ったのだろうと…


全て自分が決めたこと

全て自分の責任




またある女性は

子供が授からす

苦しい日々を送る中

里親というものを知る


望まず出来た子供や

子供を愛して育てる事が出来ない人がいる


可哀想な子供たちがいるんだ


子供が欲しくて欲しくて

金銭的にも恵まれた元には授からず


望んでいないところに

出来たら迷惑と言わんばかりのところに授かる


この世は

そんな理不尽なことが

たくさんある


僕なんかが知らないことが

たくさんたくさんあるんだ


大人になんてなりたくないとか

よく言うけど

でも

大人にならなきゃ

経験できないことも

たくさんあるし



前出の彼女が言った


『自分の限界がどこまでかを知るために

僕は生きてる訳じゃない』


歌で聴いたことがあるけど

私のことみたいねって




そぅ

彼女は僕の母

そぅ

僕は弟を亡くした




母が教えてくれたことは

『強くあれ

人には優しく

強いから人に優しく出来るのだと

心は強いが 時には弱みを見せて

我慢ばかりせず泣いてぃぃんだょと


自慢はせず

人が周りが決めて認めてくれる事だと


言葉は伝えなくては分からない事と

言ってはいけない優しさがある事を』






この世に生きていて

まだまだ知らないことがたくさんある僕は

まだまだ未熟な僕は


いいことも

悪いことも


いつか全て理解出来る

大人として成し遂げる

納得のいく結果を見つけられるだろうか…?


僕は…

















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