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ことのは

ひととせ

作者: 海野ミウ

ありがとうございます。

これの元ネタは小学生のときの詩(笑)

 春は桜。

空を埋める花吹雪。


 夏は蛍。

清水に集う燐光の群れ。


 秋は紅葉。

燃えるがごとくの錦たち。


 冬は雪。

凍るある日の白い華。


ひら、

   ひら、

      ひら、

 ひらひらり。


 桜も蛍も紅葉も全て、

 それは綺麗に綺麗に舞って、

役目を終えたらひっそりと、

 やがて朽ちて消えるでしょう。


 雪も空から落ちてきて、

 銀の化粧のその下で、

誰にも言わずにひっそりと、

 やがて命が芽生えるのです。


 春は桜、

 夏は蛍。

 秋は紅葉、

 冬は雪。


めぐりめぐって、

 またあした。

ありがとうございました。

誤字脱字、訂正、批評等ありましたら海野まで。

ではまた。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 海野さんは本当に綺麗な構成で詩を書かれますね。 簡潔なのに、それでいてこんなにちゃんと内容の満ちた文って中々書けないと思うんです。 儚く「朽ちて消える」ものを描きながら、決して寂しいだ…
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