私が「小説家になろう」に投稿を始めたきっかけ
もしかすると同様の境遇の方がいるかもしれません。
私は中学、高校のいずれでもいじめられていました。
学校内には友達と呼べる子はいませんでした。
どんなことでも私自身で解決しなければなりませんでした。
残念ながら私の両親も私の学生生活には無干渉でしたから、私は本当に一人ぼっちでした。
何とかいじめられることに対して耐えようと踏ん張りはするのですが、一人の私は何を言っても効果が無いのは明白でした。
男子内では暴力で解決するのでしょうが、女子同士ではそういうわけにはいきません。
もっとも私自身に力なんてありませんでしたが。
避難というのか、あるいは逃避というのか、それは私にはわかりません。
わたしが何とか僅かながら抵抗ができたのは、私自身の頭の中で別の私を考えたりすることでした。
学校を休むのも已む無しとは思ったのでしたが、それでは余計にいじめられるように思えました。
結果から話しますと、私は六年間の皆勤を達成はしました。
もちろんですが、最後までいじめられていました。
私がいじめに対して無抵抗だったのを良いことにそれがエスカレートしていったのは言うまでもありません。
その頃には空想世界に救いを求めるのは日常になっていました。
何とか、できるだけのことをして耐えようと思ったのです。
だから、なのかもしれません。
次第に、私はどんな所でも空想することが可能になっていきました。
あるときインターネット上で、このサイトを見つけました。
それが「小説家になろう」でした。
もしかしたら、って思いました。
今までの空想を文字で現実にすることができるかもしれないって。
それがきっかけでした。
本当に空想が現実になるなんてそんな馬鹿な考えではなく、小説を書くことでさらに空想の幅をひろげられるかもしれない、そう思ったのです。
まだまだ文法力、表現力は素人ですが、今まで考えていた空想世界が皆さんと共有できたら、いいかなっていつからかはそうも思っていました。
どこまで書けるかはわかりません。
でも、できるだけのことをする、それが私の性格です。
将来、私はどんな小説を書いているのでしょうか。
これで私のお話はおしまいです。