プロローグ
もしも違う世界が存在していたらーーー我々はその世界を見逃さないであろう。世界の各国の総理達がもし違う世界に侵略を考えていたら?逆に考えようもし違う世界が反逆をしてきたら?我々は手も足も出ない立場になるであろうーーー。
西暦2130年。7月初夏。太平洋海にて。日中韓米露仏英同盟の海軍特別訓練が訓戦しようとしていた。
日本海上自衛隊第二十二艦隊「雷風」船内にて。
「戦艦の調子はどうだ鈴山 華嶙一等海曹。」
「エンジン、通信回線、レーダ、全部通常です。」
「大変であります!大和田 貴梓 艦長!」
息を荒らしながら強くドアを開いたのはこの艦隊のグールである連絡隊 笹川 五十六階級は曹長。
「どうした笹川曹長。何があった?」
「全各艦隊から突如通信回線が途切れ激しいノイズが入る様になりました。そして雲行きがおかしく.....」
大和田はその話を聞いて驚愕したのが急いで席を外し
外に出る。
「なんだ.......コレは?!一体如何なっている!」
外を出れば空が灰色に変色し今でも嵐が来る勢いで迫るのが分かる。だか、コレは嵐でない。何がに呼びき出されている感じかしたのだ。大和田は此処に居ては不味いと感じ取れたのか艦内に戻ろうとしたその時だった。突如眩しき光が全艦隊を巻き込んだ。