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Ⅱ-⑤

大変大変遅くなりました!!(>_<)



なにやらキャラ、文体が変わっているような気がしますがスルーでお願いします(汗

 朝早くに起きてしまった私は、早めに学校につくなり教室で机に突っ伏していた。

「!すごい顔だよ〜?なにかあったの?」

「や………寝つき悪くて…ねむい………」

 そうなのだ。昨夜の思いがけない破壊力を持った会長の笑顔(かなり失礼)を目の当たりにした私は、体は疲れてるのに頭がさえてしまって寝つくのが遅かった。

 そんな私に声をかけてくれたのは三波だ。最近ずっと忙しくて(主に私が)話せてなかった。ちょうど通りかかった三波はあまりの私の顔色の悪さに驚いた、らしい。

「バイトもやって、自炊して…あげくの果てに生徒会の手伝いでしょ?体にはホントに気をつけないと…」

「ありがと」

「ていうかまだ、あのバイトやってるの?カフェのバイトもやってるんだし。もうやらなくてもいいんじゃないかな…」

「ははは…」

 そう、実はカフェの他に毎週日曜日(たまに土曜日も)にバイトをしている。ま、私の父親の仕事関係のお手伝いのようなものなんだけどね。でも確かになぁ、もうそろそろどうにかしないとな。ちょっと今週にでも話してみようか。

 ていうか、最近遊んでないなぁ…。んー、確か…!

「そうだっ!今度ケーキバイキング行こうよ。駅前に新しいお店できたんだって」

「うんっ行きたい行きたい!!ふふっかおちゃんとお出かけ久しぶりっ」

 く…か、かわいい!!ええぃ!抱きついちゃえっ。

「三波っ」

「かおちゃんっ」

 クラス内でひしっと、抱き合ってる女子二人。まだそんなに生徒の姿は見られないけど、視線を感じる。ふふん、うらやましかろ!

 あれ?なんかざわついてる?おぉ!三波に負けじと劣らずのゴージャスな美人さんが!ん?うちのクラスにきてる?

「このクラスに山本佳織って子いるでしょう?どの子かしら?」

「「………」」

 思わず顔を見合わせる私たち。


〜以下小声での会話〜


(…呼ばれてるよ?)

(行きたくないんだけどっ)

(あの人、三年だよね。かおちゃん、知ってるの?)

(そんな訳ないでしょっ!だったらこんなにコソコソしてないからっ)

(まぁそうだよね)

(〜〜〜こっちきたよ!どうしよぅ)

(ガンバッテ。骨は拾ってあげるから)

(裏切りもの〜〜〜!!!!!)


〜小声会話終了〜


 わぁ〜ここここっちきたぁ…。

「どちらが山本佳織さん?」

「この子です」

「ちょ!」

 三波っ!ひどいっ!

「あなたが…」

「………はぁ、まぁ」

 いまさら逃げられないよ〜。なにやら先輩はじっくりと観察をしてるみたい。いやな感じはしないけど、なんせこんな美人さんに見つめられてるのだ!居心地が悪いことこの上ないっ!

「ふうん」

 ななななにが、わかったんですかねっ!あ、顔近いちかい!

 三波、そんなあきれた顔で見ないで。きっと私の顔は真っ赤なんだろうな。

「ナニカご用でしょうか…?」

「山本さん、あなたが昨夜会長と歩いてるところを見た子がいるの。それは事実かしら?」

 そっちかー!!!!

「……………ひとちがいではないでしょうか」

 認めたら終わりだよね…。ひたすらすっとぼけるしかない!

「あら、そうなの。残念だわ」

 あ、あれ?あっさり?

「ふふふ。朝からごめんなさいね?」

「…いえ」

 そのまま去るかと思った先輩は、私の耳元まで近づいてささやいた。

「私、あいつの幼なじみなの。取り巻きじゃないから安心して。私の本命はあなたのとこのマスターだから」

「!」

「山本さん…面倒ね。かおりちゃんて呼ぶわ」

「は、はい」

「私、宮野ゆかり。よろしくね…色々と」

 そう言うと、にっこりと微笑んで去っていた。ていうかいつの間にかいたギャラリーが道を作ってる。………まるでモーゼの十戒だわ。


「な、なんだったの」

「…………さあ?」

 とりあえず嵐が去ったようだわ…。

「で?」

「え?」

「さっき先輩なんて言ってたの?」

「ぐ」

「かおちゃん」

「え、と」

「今日の放課後のご予定は?」

「…ナニモアリマセン」

「あ、生徒会お休みなんだね」

 何だろう…三波の笑顔が冷たい。この否といえない感じ。

「ケーキバイキング、せっかくだから今日行こっか」

「ウン」

「ふふふ楽しみ」

 じゃあまた放課後ね、と去る三波。

 今から私は放課後に逃げられないであろう三波の笑顔の追及(ていうか脅迫)に青ざめた。きっと洗いざらいしゃべるんだろうなぁ…。


 危惧した通り、クラスの前で待っていた三波にがっちり捕獲された私は、昨日バイト先で出会った会長のこと、マスターと会長の関係、先輩と会長の関係などを話すことになった。

 ただ自宅まで送ってもらったことも話したがあの私を悩ませた笑顔だけは死守した。……ばれているような気がするのは気のせい、のはずだ。





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