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ユニばース!~森羅万象は自分の・・・の仕業です~  作者: 黒の猫
じいちゃんの呪い編
6/6

3,生徒会室に行こう-1


校舎裏にある扉の開いていた用務員室を出る。その瞬間、真夏なのじゃないかと思うほどの閃光が両目を焼いた。


(季節は夏?用務員室で時計を確認すれば良かったな)

(しかし、学校が静かだな。授業中でももう少し物音が鳴っても良いと思うんだが)


今は日中のはずなのに、生徒の姿が見当たらない。

校庭まで歩き、時計を確認する。


(7時半か。そりゃ、生徒が居ない訳だ)

(他の生徒に見られたら、良いとこ保護者で、悪けりゃ不審者だもんな)

(そういえば、この時間軸の俺ってどうなってるんだ?映画、漫画とかだと…会ったら最悪消滅…!)


問答を繰り返しながら歩いていると、来賓用玄関の前に着いていた。


(まぁ、俺が考えた所でこの状況が分る訳がないもんな)


覚悟を決めて来賓玄関のドアを引こうとしたら、手がすり抜けた。


(はぁ!!?ここに来て「これまでの事はすべてドッキリでしたー!」ってオチか?もう訳が分からん!)


憤慨しながらドアを何度も握ろうと努力をしていると、後ろで偉丈夫が腕を組みながら仁王立ちしていた。


「トキオ、そのままじゃ何も出来ないぞ!リリーの奴に教わらなかったのか?」


厳つい顔の男。益田 良雄、俺のダチであった。


「良雄!!久しぶりじゃないか、高校卒業以来だな!」

「あぁ、トキオ。随分とオッサンになったなぁ」

「うるせぇ!そりゃ、17年も会ってなかったらオッサンになるわ!お前は若さも恰好も高校の時と全く変わってないじゃないか」

「そうか、それも聞いてないのか。説明するから一緒に生徒会室に行こうぜ」

「俺もオヤジに言われて生徒会室を目指してたんだ」

「お前、もうおやっさんと再会したのか!?リリーはどうしたんだ?」

「はぐれたというのか、導かれた結果というのか…よくわからん!」

「はぁ?なんだそりゃ?まぁ…お前の性分だもんな」

「これでも17年間は平和だったんだぞ!」

「嘘こけw」


我慢していたのか、良雄が破顔一笑。

俺も釣られて噴き出した。

お互いに17年分の軽口を言い合いながら生徒会室へ向かった。

やっと投稿出来ました。

読んで頂いている方、大変申し訳ございません。

この話からスピードアップしようと思います。(確約は出来ない)

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