表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/2

1話

VRMMO


視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚などを再現し、脳に認識させる擬似的世界


よし、真面目(?)な話はここまでにしよう!やっぱり柄に合わない


専用のバイザーを弄りながら説明書を読んでいたが飽きた!


どうやら昔は、バイザーではなく、カプセル型の機械だったみたいだが、最近になってそれを小さくする技術が出来たそうな。おかげで狭い家でも遊べる。ほんとにありがとうございます。


準備が終わったので早速バイザーを被り、仮想空間へダイブ!


ちなみに、キャラは色々試しながらも結局人間の男性に落ち着いた。

初期に選べる種族は【人間】【エルフ】【ドワーフ】【獣人】だが獣人は更に、犬系、猫系にと別れる。cmでは虎の獣人が手加減をしながら兎の獣人と追いかけっこしていたのでゲーム内ではもっと多いのだろう。多分だが種族進化的なのがあるのだろう。


バイザーにキャラクリエイトの素体は何種類があるがそれを使っても思い通りに作れないキャラクリエイトが苦手な人はバイザー同士を繋げてキャラクター保存データのやり取りができる。しかしコピーは出来ないらしい。双子プレイする場合はもう一度作れということなのだろう


私は青年の素体を選び、やや筋肉質にした。ここら辺はスライダーで出来るみたいだ。


1週間かけて作り上げたキャラはベージュがかった腰あたりまでの銀色の髪に翠眼だ。髪色を白髪に見えないようにするのが大変だったぞ。

長髪なんぞ現実では大変なだけだろうが、ゲームだから出来る、多分


名前は〖ミラ〗

誕生日は6月1日。名前は私の名前の水無月鏡一(みなつききょういち)の鏡から、誕生日は水無月(6月)と一で6月1日だ。

キャラ名とは別にプレイヤーに振り当てられたID的なやつがあるから被っても大丈夫らしい。


このバイザーを購入する時に身分証が必要で、20歳以上でないと販売されない上に、その場で生体確認を済ますことになる。他人に譲ったりする場合、データをまっさらにしないと新たに登録できないためゲームのキャラごと他人に売ったり、実は今日だけ中身が違います!ということはできない。

普通はそのバイザーに対応したゲームも遊べるのだか、このバイザーは私がやろうとしているゲーム専用だ


幼少期から現実そっくりなVR空間に慣れすぎると、そこで出来ることは現実でもできると勘違いして、ベランダから飛び降りたりしたりしたため、VR空間のデキによって年齢制限の規制が厳しく設けられている。

そんなわけで買う方の規制は厳しいが、成人しかいないこのゲーム内ではできる事の規制は緩い。第二次性徴をおえた大人が対象のため、男が女キャラを、女が男キャラをプレイするのも自由、ゲーム内に人型の敵がいるのも、ストーリー上で人死にも購入時に確認が入る


そんなこんなでサービス開始まであと3分程、半透明のウィンドウにある灰色のログインボタンを眺めながら待つ


ソワソワしながら、スキル構成などを考えていると、今まで灰色だったログインボタンに色がつく

サービス開始時間だ。


《ようこそ!サービス開始です!》

明るく、しかしどこか平坦な女性の声でアナウンスされる


《このゲームではランキング等様々な機会でプレイヤー名を出す場面があります。プレイヤー名は公表しますか?》


「出さないほうでお願いします」


《まずは職業を選んでください。戦闘職と生産職から、一つずつ選ぶことができます。》《また、選べる職業はゲーム中の行動でリストに、増えることがあるのでいろいろ試してみましょう》


戦闘職は剣士、拳士、槍士、弓士、魔術師、治癒士、シーフがあり、そこから魔術師を、生産職は薬師、鍛冶師、木工師、裁縫師があり、そこから薬師を選んだ


《では、職業をスロットにセットしてください》

《セットしていない職業は覚えていても反映されません》


ふたつ並んだ職業スロットに、左側には魔術師を、右側に薬師をセットする。ちなみに、左側が本職となり、右側が副職となり、レベルアップ時に本職に選んだ職業にあったステータスが上昇しやすいらしい。


《職業を選んだことにより、ステータスが確定しました》

《好きな能力に2ポイント割り振ってください》


STR 8

DEX 10

VIT 9

AGI 9

INT 11

MND 10

LUK 10

STR 8

DEX 10

VIT 9

AGI 9

INT 13

MND 10

LUK 10


知力に2ポイントとも振った


職業を選ぶとスキルリストが対応した一覧に更新される。職についてもその職で使用するスキル持っていないとあまり意味が無いためその職に向いているスキルを手に入れるのに必要なSP(スキルポイント)が低くてすむ。

あ、けど初期に選べるスキルは10個だけなのでSPは関係ない



というわけでスキルは下のようになりました


火魔術

水魔術

風魔術

調合

錬金調合

採取

道具薬品鑑定

植物食物鑑定

動物魔物鑑定

知力強化


バリバリの魔法寄りにしようかなと思ったがやっぱり生産もやってみたいということでこうなった


と、言うわけで、準備は終わった。

確認のメッセージがはいり、それに了承すると、いよいよゲームの始まり。



これから行く世界の名前は『新世界』


さあ、どのような世界なのか!




◇ △ ◇ △ ◇ △ ◇


ミラ Lv1


職業 魔術師 薬師

HP 100

MP 100

STR 8

DEX 10

VIT 9

AGI 9

INT 13

MND 10

LUK 10


スキル(SP0)


魔術、魔法系

【火魔術】

【水魔術】

【風魔術】

生産系

【調合】

【錬金調合】

収集系

【採取】

鑑定、隠蔽系

【道具薬品鑑定】

【植物食物鑑定】

【動物魔物鑑定】

強化系

【知力強化】


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ