第1話 いつもの日常
俺は橘亮太。近くの高校に通っている高校2年生だ。高校の偏差値は少し高めの高校だ。俺には幼馴染みがいる。幼稚園の頃から一緒に育てられたも同然のような存在。加藤瑠奈である。
これから書くのはそんな2人の話である。
4月6日 今日は学校の入学式だ。外には桜が咲いていて心がうきうきするものだ。
「おはよー。まだ寝てるのー?早く起きないとご飯無いよ!」
「う〜ん」
「まだ起きないのー?」
瑠奈は俺の腹に馬乗りなった。
「うっっ重い」
「重いとは失礼な〜」
そう言いながら瑠奈は俺の胸のポコポコ叩いていた。
「分かった。分かった。今起きるよ。」
「早くしてよね。今日は一緒に行くって約束したじゃん!。」
「そうだったな……」
そうして俺は服を着替えてリビングへ向かった。
既に俺の親は仕事へ行っていた。
俺の母親は大手企業の部長をしている。
父親は海外で仕事をしているだからあまり家には帰って来ない。
「早く食べてよねーもうすぐ8時なんだから。」
「分かったよ。う〜ん今日も瑠奈の料理は上手いなぁ。」
「でしょう〜?ありがと!。」
瑠奈はたまに朝ごはんを作ってくれることがある。
もしかしたら俺の母親よりも上手いかもしれない。
「「ご馳走様でした!。」」
「さっ 早く行こ?」
「分かった分かったそう急かすなよ。」
「亮太が遅いだけよ〜」
そんな会話をしつつ家を出て、瑠奈と肩を並べ学校へ向かった。
この時は知らなかった。亮太を巡って2人の女性が争うなんて。
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後書き失礼します。
初心者ながら書かせて頂きました。
まだまだ未熟ですが暖かい目で見てもらえれば感激です。
これからよろしくお願いします!