悲しみと嬉しみ
初めての別視点
???視点
「なんで、こんな無視されるんだ?」
今彼は、不可解な状況に置かれている。
通る人みなが、声を掛けても無視されるのだ。
「もしかして、これのせいか?」
これとは、称号のことである。
そして、その男の称号は『影の暗殺者』
「この称号の情報でも集めに行くか」
掲示板より
名無しの短剣使い
『おーい!みんな称号について、みんな知ってる?』
名無しの鳥頭
『ちょっとなら知ってるぞー』
名無しの短剣使い
『教えてくれないか』
名無しの鳥頭
『なんか、称号を受け取ったやつからのステータスやアバターに変化があったらしいぞ』
名無しの盾使い
『そんなのがあるのか』
名無しの短剣使い
『実は俺、トップ15に入ったんだが、その称号のせいで無視されるんだ』
名無しの魚
『あーもうそれはどんまい。
てか、お前トップ15入ってるのかよ。
実力者じゃねーか』
名無しの短剣使い
『そんなやつが今じゃ無視される状況だよ。
誰か、対処法しらないか?』
名無しの鳥頭
『今のところそういうのは、発見されてないが』
名無しの短剣使い
『マジかよ』
ゲーム内より
「はーマジかよ。とりあえずメリーの店行ってみるか。」
カラカラカラ
鈴の音がなり店内へ
「いらっしゃいませー、、、あれ?誰もいない」
「おーい!俺はいるぞー!
やっぱり、見えてない。ずっとこのままかよ」
カラカラカラ
「こんにちはー」
「お、メロンちゃんいらっしゃい」
「なんで、私の事よんだんですか?」
「いや、実は称号取った人は体やステータスに異変があるって聞いたからメロンちゃんはどうかなって思って」
「メロンちゃんより俺の方が先にいたよー!」
「あ、それなら私尻尾が2つになりました」
「ほんとだ!可愛い」
「可愛い、、じゃなくて!
はー俺これからどうすれば、いいのかなー」
そんなことを考え、10分ほど経ち
ピコンッ
「ん?何かが来た」
『お詫び
今回のイベントでトップ15に入った人に景品として送った称号の性能が、バグで常時発動になってしまっている事が判明したので今から1時間メンテナンスをしますのでログアウトをお願いします』
「や、や、やったーーー!
これで、俺も皆と話せるー!
フォォォォーーー!」
メロンとメリーが、平和に話していた頃
悲しみにくれていた男は運営からのメールが来てテンションがハイになっていた。
「それにしても、あいつ来なかったなー」
メリーからは、そんな呟きがあった
この男性は誰でしょうか?
この男性が
「可哀想」や
「分かった!」
って方は感想などをください(強引な催促)