速度重視
投稿ペースは適当
あれからしばらくしてログアウトして寝た
「あれからしばらく経っても梨央来なかったしなー。まあ、今日は休みだしそのうち来るでしょ」
そう言って文華はログインした
「ふー、さて観光しますか」
そしてメロンは、街の外の景色を堪能した
「ふー、やっぱいいねーこういうところは。ん、なんだあれ」
メロンは遠くに少し地面が盛り上がっているところを発見した
「ちょっと行ってみよ」
今のところゲーム内最速のキャラはその地面が盛り上がっているところに全速力で行くのだった
「はー、疲れた。なんだこれ中は石造りみたいだけど。もしかして、RPGにはよくあるダンジョン?」
『はいそうです』
「この時々話してくるこれはなんなの?」
『、、、』
「あ、これは反応してくれないのね。でも、ちょっと楽しそうだし中入ってみよ」
遺跡めぐりも好きなメロンはちょっとワクワク気分で入っていくのだった
「あ、モンスターがいる」
そこに居たのは兎のモンスターだった
「可愛いけど倒させてもらおう」
昨日のスキルの特性が分かったあとはひたすら練習していたメロンは壁さえあればそこらのザコ敵ならば倒せる連撃を手に入れたのである。
「やっぱりこの攻撃は気持ちいなー」
その後ろには赤い切り込みが沢山入った兎のモンスターがあった。そんなことを繰り返して行くともちろん着く場所は、、
「ちょっとレベルも上がったしそろそろ帰ろうかな。あれなんだろうでっかい扉」
ちょっと遠くの方に白い巨大な扉があるのを見つけたメロン
「これは俗にいうボス部屋というやつかな」
『はい』
「あ、これは反応してくれるんだ。よし、ちょっと挑戦してみよー」
そういって白い扉を手で押して開く。攻撃が0のメロンでも結構簡単に開く軽さの扉の先には、、
「あれは、でっかい兎!」
ここのボスは道中で出てきた兎の大きい版であり、さらに頭には1本の角が生えている
「ちょっと、強そう。あれでもここの部屋四角い?これは、楽勝かも」
そういって、兎に近づくと体力ゲージが出始め行動を始める
基本攻撃は突進だが
「そんな、突進簡単にかわせるよ。じゃあ、そろそろ始めましょうか」
何を始めるかと言うとさっき兎をけちょんけちょんにした技である
「まず、一発目は切りつける。そして、そのまま反対側の壁を蹴ってまた切りつける。そのあとは、壁を蹴ってそのまま地面に足をつけずに壁に向かいまた蹴る。その動作の途中に切りつけると。」
そんなことをしていたらいくらボスと言っても体力はちょっとずつ減っていくとしてもすぐ無くなるわけで、
「よし、体力ゲージ無くなった。あれ、宝箱がある。なんだろこれ」
『欲しい装備はなんですか?』
(攻撃重視)(防御重視)(速度重視)(器用重視)(会心重視)
「んー、ここまで来たら速度重視でいいかなー」
『わかりました。では、速度重視の装備を授けます』
(台風のイヤリング)
速度+50
(台風の胸当て)
速度+50
(台風のスカート)
速度+50
(台風のブーツ)
速度+50
(台風の短剣)
スキル ハリケーン
スキル ブースト+
『シリーズ効果発動
装備の効果が2倍になります』
「あれ、なんか凄いことになってない?」
メロン
Lv10
攻撃0
防御0
速度545
器用0
会心0
無振りポイント45→0
装備(台風のイヤリング)(台風の胸当て)(台風のスカート)(台風のブーツ)(台風の短剣)
スキル
壁蹴り ハリケーン ブースト+
「ついでにポイントも振ってみたけどやばいねこれ。スキルも見て見よ」
ハリケーン 出現時間10秒 クールタイム1分
目の前にハリケーンを出現される。ハリケーンに巻き込まれたものは武器やバックの中の物が無くなったり地面に落としたりする。1秒間に10ダメージ
ブースト+ 効果時間5秒 クールタイム3分
スキルブーストの強化版。速度を2倍に出来る
「いや、強くない?しかも、ブースト+に関しては初めから強化版とは。これは、また今度かな。眠たいし」
そういってメロンはログアウトして行った
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