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精霊の森1



 第二大陸カルボルト、ジャビスウォーレン行きの船がある港へ行くには橋を渡るのが一番楽なのだけれど、今は橋の定期点検の時期。

 調べた通り。通行禁止の立て看板がある。

 迂回して港へ向かう道は私の知る限り一つだけ。


【ハーベルジムシーの森】


 精霊の森。正確にはハーベルジムシーという名前の“精霊使いがいた森”らしい。

 なんとか日が暮れる前にこの森を通り抜けたいわね。


「よし!」


 もうすっかり夏になり、暑くなってきたのもあって、私は森の入口で魔物避けの鈴を片手に身体中の細胞に活を入れた。

 しかしランセルで結局誘惑に負けてしまいお菓子などを買ってしまったが、完全にミスだわ、トランクが重い。お菓子は美味しいけど。


「…………」


 森に一歩足を踏み入れ、歩き出した私だったが。


『■■■ーーーー』


「……声?」


 上手く聞き取れないほどの小さな声がどこからか聞こえてきた。

 簡単に森を抜けれるとは思っていなかったけど。進むしかないわよね。


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