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オークションへ1



「お買い上げありがとうございました!」


『チリンチリン……』


 最近玄関の戸に取り付けた小さな鈴がなる。

 今日はお客様が多くて、まさかの大繁盛。ありがたい。


「お師匠さんは元気そうだったの?」


 お店の奥にあるハンモックに寝そべりながらクロエが語りかけてきた。

 職場の親方が風邪を引いてしまい、私に薬をもらいに来たついでに昼寝もしに来たのだ。

 親方さん大事にしなさいよね。

 ちなみに今回は普段の仕事とは少し職種の違う伐採や木工の仕事をする予定だったらしい。


「幽霊に対して正しい表現かわからないけど元気よ。相変わらずの洞察力で、知識量も半端ないし、まさに賢者ね」

「ボク、あの人苦手なんだよなぁ」


 ……でしょうね。

 さてと。そろそろ一息つこうかな。そうだ、クロエに言うのを忘れてたわ。


「あのねクロエ。しばらくの間だけど、シメフクロウを休業にするわよ」


 彼女は体を起こしてキョトンとした。

 そうよね、そういう反応になるわよね。

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