表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

6/15

6話

また、気づくと時間が経っていた。それほどまでに今の自分の精神は転生前より格段に弱くなってるようだ。


これじゃあダメだ年齢通りの精神年齢になってしまっている。精神耐性って「才能(スキル)」はあるのか?あるなら兎に角第一に取りたい。まずは、ヘルプ画面が出るように意識してみる、次に「女神ノルン」が言っていた、ヘルプ機能を意識していく・・・頭の中に声が聞こえてきた


(知りたい事はなんですか?)


少し時間が掛かったが慣れてないせいだろう、「声」が聞こえてきて、やっと起動できたと実感がでた


「精神耐性を付けたいから設定して欲しい」


(現在は使用制限中の為設定できません)


「へ?」

予想外の答えに、思わず変な声が出てしまった。


「使用制限中とはなんだ?」


(現在の「年齢」では設定できません。)


「「年齢」で設定出来ないとはなんだ?「才能(スキル)」はあるのか?」


(精神耐性の才能はありますが、現在の「マスターの年齢」では設定はできません。)


「ん?俺の年齢が関係しているのか?」


(はい、マスターの現在の年齢は「0才」です、ここで精神耐性を設定してしまうと「笑わない、怒らない・泣かない」など様々感情が表に出てこないので現在の「赤ん坊」の状態では「おかしな赤ん坊・悪魔に取り憑かれた赤ん坊」騒ぎになってしまいます)


「うーん、確かにその状態だと「おかしな赤ん坊」どころじゃないな・・・なら、年齢での設定条件を教えてくれ」


(「年齢」での設定条件は、5才までに全才能が使える様になりますが、「年齢」相当のランクしかありません。15才で成人なので、そこからの制限はありません。)


「5才までに、とはなんだ?5才から全部使えると違うのか?」


(この世界では、通常5才迄に教会での洗礼をする決まりなっています。洗礼を受け、[ステータスモバイル[ステモ]が使える様にり、おのおのステータスを確認して、子供の育て方、商人や貴族の場合は才能を伸ばす基準にする事もあります)


「なるほどな、そういう事で「5才」までの表現になるのか・・・ん?[ステモ]は他人には触れないじゃなかったのか?」


(確かに、他人がは触れません。ですが、初期設定の状態なので触れる事が可能です、ですが対象としては近親者のみが操作可能です。孤児の場合は育ててる方が対象になります。

この世界色々な孤児がいますが、教会サーバー(ウルド)が管理していますので問題ありません。


 但し、マスターの洗礼の時には「一般的な赤ん坊」の初期設定となってますので大事にはなりません。)


「まぁーそうだわな、いきなり使えって言われても教えても居ないから使えないだろうし、俺が全才能もってまーすってなると大事だわな。」

「あと、「年齢相当のランク」ってのはなんだ?」


(言葉通りの意味です。この世界での才能の最高ランクは「S」です。


Sから始まり[S→A→B→C→D→E]とランクが下がっていき、最低ランク「E」となります。

「E」の目安としては誰でも修行していれば「才能」は増えます。修行していけば「E」から上のランクえと上がって行きますが、最初から「才能」がある人[才能持ち]と比べると人一倍(ひといちばい)の努力が必要となります。


また、例外として「塔ダンジョン」からでる「才能(スキル)の石」で才能を増やす事が可能です。


説明が長くなりましたが、そういう理由でマスターの「年齢相当のランクはE」となり年齢が上がればランクが上がる様になるので冒険へ出ない内は[不都合にならない程度]の制限となります。)


またまた、これぞ異世界!ってのを感じるねぇー、「ランク」に「才能(スキル)の石」ねぇーって、石の方は俺に関係ないからいいか。キツイのは「年齢制限」がある事だけか。。。今のままじゃあ「洗礼」に行かないかぎり身動きがとれないな・・・ってか現状実際に歩けないから問題はないか。それじゃ当面はこの世界の一般常識や家庭生活で情報収集して冒険者として生きていけるようにしなくっちゃな!


「がんばるぞー!」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ