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魔法少女の日常  作者: 道の人
第一話
16/68

2-(5)

 魔法少女、に限らなくてもいいか。

 魔法使いと言えば日常的にも魔法を用いて効率的に生活しているイメージがある。

 魔法使いの弟子から引用すると箒やバケツに掃除をさせたりとか、そんな感じだ。

 それは、あくまで創作上の、二次元での話であって三次元の現実ではそんな頻繁に魔法を使ったりしないのだろうか。

 今まで、俺にイアが魔法を使っている光景を見るチャンスは一度だけあった。

 あの、イアと出会った時だ。

 何回か言っている通り、俺はその時、迂闊にも眠ってしまったので見ることが出来なかった。

 本当、間抜けだと思う。

 あの時見ていればこんな疑問も浮かばなかっただろうに。

「でも眠気には勝てないしなぁ」

 食欲、性欲、睡眠欲。

 人類の三大欲にはそう簡単には勝てないよな。

 だが、ちょっとばかし発想の転換をしてみよう。

 もしかしたら、俺がこう外出している間にも実は家でイアは一人、魔法を使って過ごしているのかもしれない。

「……おおっ、なんかワクワクしてきた!」

 自分で言っておいて何だが。

 でも、そうだとしたらイアは俺から魔法を使っている場面を隠しているということになる。

 もしかして、イアは俺に魔法を使っている場面を見られたくないのか?

 見られたくない、何かがあったりするのか?

「ま、何てな」

 仮定の話。

 たらればをちょっと掘り進め過ぎたようだ。ここらで歯止めを効かせておくことにしよう。


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