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アビス

なんか今描きたいものが迷走しまくって色々な作品を構想ねって少し描いてをしてて、でもなんか本当に何を描きたいか自分でもわからなくて…投稿頻度は絶対遅いですがその見られる物を書きたいのでなんか見てください、お願いします。

靡くロングスカートが地面との距離約3 ミリメートル)程か、スレスレをまるで揺れを感じさせないような穏やかな流れを見せつつ歩く。

床一面に広がる、深紅のカーペットが、血生臭異様な…ねっとりしたようなそんな感情を引きよせるが他の装飾も相まってかなんだか、本来なら絶対に印象を悪くする、殴りつけられるような赤がとても雰囲気通りで美しく感じる。

今歩くこの職場は、自分に多少なりと合ってると思う、向いてる向いてないの話ではなくここで歩く私は我ながらすごく様になるからだ。

これでも美人で通ってきてるつもりではある…みすぼらしい使用人服でさえ着こなしをし、完璧な美しさを保っている。


 私の名前は…エゼル、家名は無い。

 この高級宿泊施設【アビス】の筆頭使用人でございます…


**********************************************

〈最重要 危険区域アビスについての文書〉


--近年度々情報が上がってくるアビスについて現在の情報を書き記す。 

名前アビス 自称高級宿泊施設。

外見は西洋風の大きな城や和風の料亭、聖堂、学校…色々な物がまるで不格好な粘土細工のように一つの巨大な超巨大な浮島に乗っているもの。

その中にある一際大きな城のような場所が"アビス"である。

また空島内は普通の国のように住民宅がいくつも形成されているらしい。

情報によれば突然虚空から姿を現し何人かが中へ入ると消滅する。

また2度以上の目撃経験があるものによればアビスは毎回出現するたびに建物が増えていたり、大きな建物が短期間でガラリと姿を変えたりと異様な変化を遂げるようだ。また年々浮島自体が大きくなっているという報告も後を絶たない。


-アビス内においての法律

アビス内は無法である、人を殺そうが罪には問われない。

逆に魔族や人間族、エルフやドワーフ感であれど絶対に差別が無く中は犯罪が罪に問われないだけでそこそこの平和を保っているらしい。

ただ、魔族と人間の間にある領土侵犯や密入が行われることから見け次第人族の領土から追い出しその上で魔族の領土にも入れずに…と言う高難易度な方法を取らざるおえない。


-アビスの危険性

アビス内では独特な、社会形成がされており学校もあれば飲食店もある、言ってしまえば大きな移動する国である。

その中には過去一般社会で指名手配を受けた犯罪者や、本来人間に壊滅的な被害を与える可能性のある魔族等が大量におり、アビス本来の経営自体も大きく法律から違反することになる。

いつかの日ではあるだろうが我々があの忌々しい宿泊所を殲滅する日も近いだろう。


    ___アビス捜索隊 325番 エンジャー


**********************************************

〜172号室〜


「モーニングコールでございます」


ベットが置かれた大きな部屋、カーテンは閉め切ってほとんど光は無い。

悠々とまるで自室にいるかのように寝ていた女性。

蚊帳から少し覗いた顔は真っ白な肌と真っ白な髪、まるで産まれて一度も日に当たってないかの如く白い…いやこれは比喩じゃなく彼女は実際に日当たったことが無い。


平たく言って吸血鬼と言うやつなのである。

よく聞くあの吸血鬼である。


この方吸血鬼エーリー・レークと言えば吸血鬼界から人間界まで大きく名乗しれた人物である。


「あら?直接?珍しいじゃない」


「はい…お恥ずかしいところですが当館現在人員不足でございまして、申し訳ありませんが朝食をお渡しするのと同時に起こしてしまう形になってしまいました」


そう説明しながらパンやちょっとしたスープの入ったトレイをテーブルに置く。


「ふ〜…まだ眠いわ〜エゼルちゃん…ちょっとこっちに来てみて」


そう言って自身の今座っているベットの隣をポンポンとしてくる。

こういう時エーリーが…と言うより吸血鬼全体が取る行動は分かる。

概ね抱きついたり、体をベタベタ触ってくるのだろう。

というのも吸血鬼には同性愛者が多いのだ。

なんでも何千年か前の強い力を持った奴がそうで、戦争なんかでその強い力を受け継いだ子孫しか生き残れず、それがだんだん受け継がれて今にまで残ってるとのことだ。

そのせいで吸血鬼の種族はだんだん衰退してきてるらしい。

全くおかしな話だ、本来そんなことを防ぐために例えば同性の者の匂いが苦手になるとかそう言う進化を年が進むことによって獲得する可能もあるだろうに…

実際人間は近親相姦を防ぐために近い血縁の物の匂いが苦手になったり幼い時から一緒にいる者には欲情しなかったりするらしい。

だが吸血鬼にそんな傾向はない、恐らくだが長い寿命と強い免疫と再生、圧倒的な筋力。

すでに完成されつくした肉体が強力すぎる余りそう言う種全体の進化と言うのに鈍くなっているのでは?と私は考える。


「いえ…今は勤務中ですから、少々お時間が取れません…申し訳ございません」


私とて用事がある…いやどちらかと言うと面倒くさいのでそうやって断りを入れる。


「釣れないな〜…別にいいじゃない?久々に私に構ってくれも…」


「いえ、私はレーク様とそのような事はしたことがありませんし、そもそもとして私は男性も女性もあまり好きじゃありません」


諦めの悪いエーリーにもう一度断りの言葉をもっと強めに話す。


「だけどさ〜ちょっとくらいね〜?」


絶対に諦める気が無いエーリーにもうこちらが面倒くなり。


途轍もない大きなため息をつきながら、不快度マックスの軽蔑の表情で、エーリーに一瞥飛ばす。


「ねえ、ごめんってエゼルちゃん?ねぇ、疲れたよね、忙しいよね、ねぇ!謝るからだから止めてそれ怖いから、ねえごめん嫌わないで」


そんなふうに焦っているエーリーをよそに扉を開けて外に出るのであった。


**********************************************


外に出て歩きながら窓の外を見てみる。

突然視界の端に大きな赤い何かを確認する。

少し窓を開けてみると大騒ぎの音と何処から爆発音が大きく聞こえてくる。

恐らく爆発騒ぎとそれに付随する火事である。


「は〜…これはまた精霊組の方の仕業でしょうか…水神様にでも頼んでみましょうか」


そのカオスな火事現場から目をそらせば美しい空とその先の海、何個も立ち並ぶ民家、ここが本当に浮島なのか疑問に思ってしまう。


だがしかし何処かから聞こえてきた

"バサバサ"と言う羽音に気を取られ、もっと上空に目を向ければ、空を飛ぶドゴンの姿でここが異常な場所と言うことを再認させられる。


***

 ここアビスは元々ある貴族の屋敷だった、小さな村の村長のようなものであったがその実差別を嫌い平和主義者だったらしい。

この貴族に関する逸話は多くあり、例えば当時貴族しか家名は持っておらず、平民との差別化をそこで測っていたのに嫌気が差して自ら家名を名乗るのをやめたという。


ただ、今から600年程前、その村を大きく巻き込んだ戦争が起こった。

村人に被害は多くなかったはいえ住居や食料の輸入ルートが完全に破壊。

この村は立地が悪かったらしく復興の目処は立たず近くの村から食料品や国時じたいから配給を貰うことも出来ず村民皆途方にくれたという。


だがこの貴族ただのお人好しでは済まないほど村民を愛していたという。

自身の財産を削り、自身の持つ大きな家を何室も増築し、村民約70名をかくまい、全員分の食料等を工面したらしい。

流石の貴族と言えど流石にきつかったらしく、村民のための費用で全資産の8割を割くほどであったと聞く。


その後その貴族は村が大体復興してきた頃、自身の財政の復活を図るためある事を考えた。

簡単に言えば他の地域の戦争に巻き込まれた難民に部屋を貸そうという物である、

勿論無料で無いが、貴族は赤字経営になりつつも多くの人に部屋を貸した。

そしてそこには元々貴族の使用人だった人や貴族に助けられた村民が多く協力し、その屋敷に集まった人さえもお互いに助け合うことで生活を築いていたと聞く。


そんな平和な環境であったが…

今から580年程前戦争が世界大戦へとなり、その屋敷の周辺も大きく損害を被ったほどの被害だったらしい。

移民を受け入れ大きくなった村がまるで最初にできた頃のように人が減り家が減り、皆病に苦しみ、飢餓に嘆いた。

貴族自身も妻とともに病で旅立ち、子を残してこの世を去った。


ただ…皆諦めようとはしなかった移民となり移住してきた民が、元々の村民や屋敷で働いていた使用人達が。

だが…祈も何も争いの前では無駄だった、圧倒的な力がすべてに物を言わせて…攻め入った敵国の者が理不尽に振る舞い。

絶望の2文字が皆の頭によぎった。


……ある時に1人男が訪れたという。

その男はこの村の住人が戦争に苦しみつつも助け合い、種族や年齢、中には生まれつきの身体障害者もいたと言うが、誰も差別せず皆が人のことを思い合う姿勢に酷く心を打たれたと言う。

その男はある晩、大きな杖を一振した、するとたちまちその村ごと地面が揺れ浮き上がり今のこのアビスと呼ばれる土地になったらしい。


因みにアビスの名前の由来は、元々村周辺ににあった大きな川の水がこの浮島ができたことによってできた大穴に流れ込んだ事で深い湖になったことでアビスと呼ばれる用になったらしい。


これがここの成り立ち。

いつかここが落ちるやも分からないが皆ここで助け合い生活している。

私はこの皆が助け合いできた地がとても好きだ。

だからこそ永遠にここでの素晴らしい生活が、続いてほしいと切に願う。





そんなことを考えていると、別の使用人が急いでこちらに向かってくる。


「エゼル様!523号室にて、お客様が暴れています!」


焦ってそんな報告を言ってくる。


「……承知いたしました」


…この生活は疲れる。

やっぱり少しは落ち着いた生活になるといい。


これはね〜結構設定も練りつついい感じに日常的な?ものに落とし込めると嬉しいな〜と思い書きたったものです。

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