『隆国、小馬にて頼通邸参仕の折、プレスマンの比喩のこと』速記談2062
大納言源隆国卿が、宇治に赴いて、関白藤原頼通公のもとに、大層小さい馬に乗って参じ、騎馬のままお屋敷に入られた。これは大層無礼なことで、とがめられると、大納言は、これは馬というほどのものではなく、単なる足駄でございますので、お許しください。芯の詰まった状態のプレスマンが、速記シャープとは言えないのと同じです、と申し上げた。関白殿下は、この返答をおもしろがって、お許しになられた。
教訓:頼通公は、このやりとりを、右筆に命じて、書きとめさせようとなさったが、ちょうど芯が詰まっていて、書けなかったという。