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魔法の有る世界に転生する俺?  作者: izu
ソフィアとマリアンヌ
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領に引きこもる?

短いですが お読みいただけると嬉しいです

王都の南 馬車で1週間かかる所に領都がある、王国の3分の1を占める広さがあり

領地は海あり、山あり 又誰も立ち入れない魔物の森があり魔物の森を隔てて隣国がある

超えれないので国交はない

海も魔物が出るので海路も無い

沈められるのだ

漁師は居るが浅瀬での漁に留まっている

領の産業はワイン、綿花、等である

南に位置するので年中暖かい

療養には良い気候なのかな、夏は暑いらしい・・・


王都からの従者はメイド2名と護衛の冒険者が2PTの10名、御者と俺付の執事

隊列は護衛の乗る馬2頭を先頭に護衛の乗る幌馬車、俺たちの箱馬車、その横に護衛の馬が左右につく

その後ろに資材を乗せた幌馬車、その後方に護衛の馬2頭が続く6泊7日の旅だ

途中宿泊出来る村や町は3つ程で他領を2つ超えていく

なんと冒険者が居るのだ!

わくわくするよね

野営では冒険者達も同じテーブルにつかせ食事をした

俺以外は嫌がってたけども冒険者の話は聞いて見たいよね

パワハラと言われようが一緒に食事した


「見張りの者は勘弁してほしい」

 

と言われたので


「もっともだ」


と返したら

見張りのジャンケンが始まった、そんなに嫌か・・・と言うよりジャンケンあるんだ・・・


執事に 


「姫様に粗相をして大公家を怒らせることになると・・・」


と小言を言われたが押し通す

俺が砕けた口調で話し言葉使いは気にしないと言うと

色んな話が聞けた

まず大公領に着いたらダンジョンに潜るらしい

あるんだダンジョン・・・

で魔物の森と言われてるのは強い魔物が出るので特にそう呼ばれるだけで

どの森にも魔物は居るらしい

冒険者のPTは基本5名で 盾 斥候 ATKが2か弓が2と言う所らしい

冒険者登録は年齢制限が無いらしい


「なぜ?」


と尋ねたら、孤児とかが薬草採取とかで稼げるようにらしい

危ない目にあっても自己責任で試験があって薬草学に精通するほどランクが高い所に行けるらしい


「字が読めない子は?」


という問いに


「字が読み書き出来ない者はGランクからで近くのよくある薬草採取になる

学が無ければ薬草の何処が必要でとか保存方法を知らないと貴重な薬草をダメにするからな・・・

討伐依頼とかは又技量の試験があり受かってからだな 

ただし、襲われたときは倒せたら倒してもいいぜ」


「その辺にある薬草とは?」


「よもぎだな・・・

他にもあるけどよ止血になるからな需要は高いぜ」


よもぎあるんだ・・・もち食いて!


と言う感じ

ランクに合わない薬草を取ってくると罰があるそうな・・・

まあ自力で行けない所に有るのがほとんどだそうで

PT組んで行かないと行けないらしく買取もランクが高いほど高額なようだ

薬の調合とか領民に教えて、薬を領の産業にしても良いかも・・・

と言う話をしたら調合ギルドが有るらしい

と話ししてたら冒険譚の好きな姫様と取られたみたいでまあ意気投合したね

向こうに着いたら酒を渡すと言えば凄く喜ばれた

執事とメイドには白い目で見られたけどね・・・


「姫様 5歳の姫様が話す内容では無いですよ」


とメイドの一人に小声で言われた・・・

彼女も7歳のロリメイドなのに・・・

一つ目の男爵領の領主館に挨拶により、一晩お世話になった

そこでも息子さんとの婚姻の話が出たが丁重にお断りし次の伯爵領でも同じ事になった

執事の話だと 2つの領主は大公家の組下でも無いし 本人が断りを入れても問題ないらしい

いや~よかった、お母様にまた怒られるかと冷や冷やしてたよ

なんやかんやで領都に着き領主館を目指す、途中の町や村は3つしか見てないけど

どこも貧しい印象を受けた

男爵の屋敷がある村を男爵は町と言い張ってたが、あれは村でしょ・・・

と考えて居ると領主館に着いたようだ

冒険者の一人が先触れに出てた様で出迎えの列に並んでいた

お爺様やおばあ様も出迎えてくれている

年に一度は王都に来てくれててとっても良くしてくれている

馬車から顔を出して嬉しそうに手を振るとお爺様は手を振り返してくれるが

おばあ様は 危ない と口が動いてた

少しサービスしすぎたか・・・

護衛の馬車や荷物の乗った馬車は裏口に回り俺の乗る馬車が玄関に着いたら

お爺様の手を借りて馬車を降りる


「お爺様、おばあ様ご無沙汰しております

ソフィアが参りました」


とカーテシーでご挨拶


「よく来たな、もう王都に戻るな」


「ソフィアまだ行儀がなって無いようですね

鍛えなおしてあげます」


と言いながら二人に抱しめられた


「お爺様、ご相談が有るので後で聞いてください」


「いい話なら聞くぞ?」


「後で聞いてくださいな、

護衛の方々にお礼を申し上げて来ますので」


「そうか、行っておいで」


にこやかに言う お爺様が騎士の一人に目で合図すると俺について来ようと俺の後ろに控える


「お嬢様お荷物を運んでおきますね」


とうちのメイド達とお爺様の所のメイド達が動き出す

俺もお爺様に軽く会釈し裏口の方に動き出すと


「こちらからです お姫様」


と騎士が先導してくれる様だ 俺の後ろに俺の執事とここのメイド1名が付き従う

従うのだろうか・・・

屋敷の中から裏口に回り 外に出ると冒険者達は馬車や馬から自分たちの荷物を降ろしている所だった

馬も大公家の馬だしね


「皆様大変お世話になりました、皆様のおかげで安全な旅が出来ました事を感謝しております

 有り難うございました」


と丁寧な挨拶をすると皆目を丸くしていた

誰こいつ?

てな感じである・・・

荷馬車から 酒瓶を2本取り出し2PTのリーダー達に一本ずつ渡すと小声できかれた


「姫様らしくねえな・・・」


「私にも立場があるんだよ・・・」


「そ、そうか・・・まあがんばれよ・・・」


と苦笑いして


「ありがたく頂戴します」


と大きな声で笑顔で受け取った酒瓶を二人共高く掲げてた


「皆様 有り難うございました」


と再び礼を言い屋敷内に戻った

ちくしょう・・・らしく無いなんてわかってるんだよ・・・




最後までお読みいただいてありがとうございました

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