僕は見て見たいですけどね、天才さんのドレス
345:建国祭転生者
緊張して来ました
346:天才様
大丈夫だろ、練習したんだから
347:名無し転生者
そうそう、アイドルネキも褒めてたし
348:名無し転生者
私のタップダンス殺法も8割出来てたし大丈夫にゃー
349:名無し転生者
タップダンス殺法is何……?
350:名無し転生者
ちょっと足だけ見せてもらったけど
蹴りの着弾の瞬間に何回も蹴り入れてた
351:自動人形職人
タップダンス(相手の体で)
352:名無し転生者
こわ……
353:名無し転生者
アイドル……?
354:名無し転生者
このスレのコテハン経験勢戦闘力がおかしいんよ
355:名無し転生者
みんな異次元モーニングスター対処できるのでおかしい
356:天才様
このスレ用にモーニングスター以上の何かを最近考えている
357:名無し転生者
ひえっ……
358:名無し転生者
こわ~~
359:名無し転生者
まぁ関係ないやろ……
360:脳髄惑星
それで>1、今は?
361:建国祭転生者
建国祭は明日なんですけど、今日前学園長が学校来てるので挨拶ですね
それもあってちょっと緊張してます
362:暗殺王
確か>1を学園に招いたものであったか?
363:名無し転生者
>1見て叫んでたんだっけ?
364:脳髄惑星
まぁ>1見つけたらそりゃ叫ぶよ
365:名無し転生者
それはそう
366:天才様
慧眼だったのは認めよう
367:名無し転生者
むしろ>1と天才ちゃんを引き合わせたのは前学園長では?
368:名無し転生者
確かに
369:名無し転生者
それを踏まえて天才ちゃん!!
370:自動人形職人
一言お願いします!
371:名無し転生者
します!
372:脳髄惑星
します!
373:天才様
うるさいよ
374:建国祭転生者
そう思うと、改めて前学園長には感謝ですね!
375:天才様
…………ん。
376:天才様
おい
377:天才様
誰か何か言えよ
378:天才様
最近なんか僕の発言の後に黙ること多いぞ。特にコテハン勢
名無しでも分かってるからな、全員次元マーカーつけてるんだから
379:名無し転生者
なんでもないんだワ
380:名無し転生者
オホホ
381:名無し転生者
っすっす
382:名無し転生者
異常なしであります!
383:脳髄惑星
^^
384:名無し転生者
にゃにゃにゃ
385:暗殺王
我嘘つかない。我王ぞ?
386:名無し転生者
うーんこの
387:名無し転生者
怖いもの知らずたち
388:名無し転生者
というか恐怖よりもてぇてぇを優先するガチ勢
389:脳髄惑星
てか>1、1人なのか?
390:建国祭転生者
僕だけですね
391:建国祭転生者
今御影さんや先輩やフォンは明日の為のドレスの準備してるので。
これは僕個人の挨拶ですからね
392:名無し転生者
なるほど
393:名無し転生者
姫様たちのドレスかぁ
394:自動人形職人
テンション上がってきましたねぇ!!!!!!!
395:名無し転生者
頼むぜ職人ニキ
396:名無し転生者
絶対好きになっちゃう
397:名無し転生者
3人とも人間ができすぎてるんよ
398:名無し転生者
ちな天才ちゃんドレスとか着るんか?
399:天才様
僕は普段着から既に完成されているので今更着飾る必要がないんだよ
400:建国祭転生者
僕は見て見たいですけどね、天才さんのドレス
●
・自動人形職人:急に次元の穴が開いたと思ったら天才さんのスリーサイズや身長やらのメモが送られてきたんですが
・脳髄惑星:あら~^^
・暗殺王:あら~^^
・サイバーヤクザい師:あら~^^
・ステゴロお嬢様:あら~^^
・元奴隷童貞冒険者:あら~^^
・冒険者公務員:あら~^^
・アイドル無双覇者:あら~^^
●
401:天才様
こほん。まぁいつか機会があったらね
402:建国祭転生者
やったぜ
403:建国祭転生者
応接室についたので、しばらく話してきますね~
視界共有はしておきます
404:名無し転生者
いてら~
405:自動人形職人
いてらです
406:暗殺王
いてら
407:脳髄惑星
tr
408:名無し転生者
前学園長どんな人なんだろ
409:名無し転生者
天才ちゃんは会ったことあるのかな
410:天才様
ないね、僕が>1に術式教えてた時はもういな
411:名無し転生者
お、この人か
412:名無し転生者
わりといかつい
413:脳髄惑星
天才ちゃん?
414:天才様
そいつから離れろ>1!!!
●
「――――おや」
それは反射的な動きだった。
約1年ぶりの再会に初老の男が抱擁をしようと「彼」と距離を詰めようとした瞬間だった。
「彼」が弾かれたように後ろに、それなりに広い応接間、椅子を飛び越えながら壁際ギリギリまで飛び退いたのだ。
「……ふむ」
白髪に顎髭。右目に大きな傷跡。長身黒衣の男はゆっくりと顎髭を撫でた。
「彼」は腰を落とし、右手にダイヤル魔法陣を浮かべながらも、何が起きたのか自分でさえも理解できていないようだった。
まるで、信頼する誰かにそうしろと言われたから反射でそうしたといわんばかりの動きだ。
「――――ゲニウス。あの魔術師か」
「彼」にとってその男は好々爺とでも言うべき人だった。
この学園に推薦してくれた人であり、会ったのは生家以来だが感謝があった。この世界においては20年前の大戦において世界有数の英雄である。各国の種族や文化、要人を集めた≪魔法学園≫のトップであったのだからその人望と実力は広く知られたものでもある。
顔の傷に似合わず優しい笑みを浮かべる人だった。
その彼の口端が―――裂けたように弧を描く。
ぞくりと「彼」の背筋に、本能的に恐怖が走り、
「―――む?」
「彼」と前学園長の間の空間に、白い火花が散った。
円を描くように出現したかと思えば、それは一瞬で大きな空間の穴になり、
「―――――甘いのぅ」
ばちんっ! と大きな音を立てて穴が消えた。
愕然とする「彼」は気づかなかった。
彼を守る様に現れた穴から、小さな白い手が突き出されようとしたことを。
そしてその手が、穴を超えようとした瞬間に弾かれたことも。
「失われたアース53の次元間移動技術をこの世界流にアレンジした次元ロックじゃ。まぁ、貴様なら時間を掛ければ類似次元の技術を参照し解析するじゃろうが――そんな時間はなかろうて」
髭を撫でながら、男は笑う。
この世界ではなく、別の世界の技術を用いて至高の魔術師の干渉を防いだと。
「どうせ見ているんじゃろう? 久しいのぅ、300年振りくらいか? アース104で貴様のサーカス団と戦って以来か―――まったく、あの時はしてやられたものよ」
カカカと、「彼」を見据えながら、しかし「彼」を見ずに彼女へと語り掛ける。
あまりの事態に「彼」は状況を受け入れられずに身動きが取れなかった。
普段彼女と連絡を取っている掲示板にすら反応が消えてしまったから。
「しかし――ふむ、あれじゃな。思いのほか、展開が速い。ワシが想定していたよりもずっと主はコレに入れ込んでいたようだ。想定ではもう1、2年は準備するつもりだったのじゃが」
肩をすくめながら前学園長―――その姿を取った何かは言う。
「1年前、お主を見つけた時エサになると儂は思った」
「彼」を見据えながら、聞き逃すことができないようなことを。
「20年前にこの体を乗っ取って、≪ネクサス≫に嗅ぎ付かれないようにこの世界の範囲内で準備をしてきた。もうそろそろ大詰め、というあたりで見つけた時、これは面白くなると思ったものよ。その全適性資質に特権はあの魔術師ならば貴様ら転生者ネットワークで見逃さない。その上で行動を起こした時、世界を渡れないようにすればこの世界を食らう様を見せつけてやれるとのぅ」
僕を学園に呼んだのは、と「彼」は息を零し、ソレは頷いた。
「いうなれば当てつけと嫌がらせじゃな」
頷き、髭を撫で、
「思ったよりも入れ込み具合が激しかったが。まさかこんな時も主と視界共有しててワシに気づき、すぐに次元移動してくるのは意外じゃった。早めに次元ロックをかけておいてよかったのぅ、カッカッカ」
笑い、そしてその男は窓の外を見た。
日が沈みつつある空。
学園校舎と王都の街並み、その先にある沈みゆく太陽。
「――――我々はのう、少年。この世界のモノではない」
視線の先、夜が来る。
少しずつ、少しずつ、光を闇が駆逐していく。
「アースゼロを発端とする貴様ら転生者たちとはそもそも発端が違う。別の宇宙から来訪した別の知的生命体。世界そのものを喰らう頂点捕食者」
太陽が沈み―――空と大地の境界に黒い点が残った。
遠近感も滅茶苦茶で、近いようで遠いようで。
「20年前の大戦の敵は我らの種子だった。尖兵、幼体とも言っていい。各次元の敵性種は得てしてそういうものがおる。ま、実るかどうか我らに繋がるかはマチマチじゃ。世界によっては種が種のままに滅ぼされることもある。実際この世界はそうでのぅ。たまたま意識リンクだけワシがしていたからそれなりに頑張ったものの、ダメだったんじゃなこれが。―――仕方ないので、当時≪魔族≫と呼ばれた敵性種を最も滅ぼしたこの男の体を、終戦時に乗っ取ったというわけじゃ」
とんでもないことをなんでもないように口にしながら、ソレは外を眺めていたし、「彼」も空の遺物を見ていた。
遠近感のおかしくなった黒点はいつの間にか学園の空に。
「この一年は、適当にお主の成長を見ていた。半年前の亜人どもの祭りで鳥の娘を傷つけたのもワシじゃ。どう動くか見たかったのよな。一番転生者らしい展開になったのでわりと満足したのぅ。今回は純粋に好感度を上げようと思ってたんじゃが。お主ら転生者相手に仲を深めるのは割と気を使ってのぅ。男であるだけでそもそもダメという展開もあるのだ。性欲強すぎじゃろ」
空に浮かんだ黒点に―――亀裂が入った。
ピシリピシリと、音を立てて。
「あぁ、そうそう。少年。改めて名乗っておこうかのぅ。この体ではなく――ワシ本体の個体名、≪ゴーティア≫。ま、アースゼロでいう悪魔使いのようなものよな」
―――空の黒点が割れて、漆黒が溢れ出した。
それは黒い靄と瘴気と泥に覆われたアースゼロの動物を模した何か。
一体や二体ではない。空の亀裂から濁流のように何十何百とあふれ出した。
「そしてあの天才は我らをこう呼ぶ――――ディメンション・イーター、通称≪D・E≫とな」
ゴーティアは笑う。
これからこの世界を喰らうために。
「―――メリー・クリスマス」
≪D・E/ディメンション・イーター≫
次元喰らい、降臨者、這い寄る者、悪神、無限のマルチバースの外側から飛来せし何か。
1000年以上ゲニウスと次元宇宙を掛けてしのぎを削ってきた。
ゴーティアはそのうちの上位種の一体。
上位種はそれぞれアースゼロの神話・伝説に近い性質を持つ
アースゼロにおけるソロモン72柱の悪魔に該当する。
≪魔族≫
アース111における人類の敵性種
25年ほど前から出現し、人類と生存競争を行った正体不明生物。
それまでの歴史でばらばらだった国家が強調した原因。
20年前に完全消滅したとされ、現代の20歳以下の大半で知る者は少ない。
歴史に消えた、というよりも5年の闘いの間何もわからなかったが故に敵がいたという事実しか残らなかったともいえる。
≪D・E≫の幼体の一種。この段階ではそれぞれの世界法則に近いので≪ネクサス≫始めゲニウスにも感知困難。
前学園長
この世界――アース111における英雄
学園創設を担った人格者
ゴーティア
20年前から前学園長の体を乗っ取った≪D・E≫。
過度な次元影響力を持つとネクサスやゲニウスに感づかれるために、アース111内の技術で20年間かけて≪魔族≫の繁殖を行っていた。
正体を表すのは本来もう数年先の予定だった模様。
アース111
現在次元ロック中
次元移動不可
クライマックス。
地の文の比率が減りますが、ご了承ください




