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シスター・イン・ロウ

 

 畳が敷き詰められた和式の大広間はシンプルな内装だった。

 だが、室温は湿度まで含めて空調で完全管理され、畳もまた接触時の体感温度が最適なものに調整されている。

 給仕の人間の所作は一部の隙も無く、部屋の利用者の歓談を損なわせないように、徹底的な教育が為されていた。

 必要なものだけを、必要なだけ。

 高級旅館『すすびかり』の『菫の間』はそういうコンセプトで作られた空間だった。

 団体客が楽しく宴会をするための場所であり、要望があればカラオケ機材から従業員による一発芸コント漫才落語まで用意されている。

 そんな広間で、ウィルたちは夕食に舌鼓を打っていた。


「いや、美味いな。天津皇国(ウチ)とほぼ同じ食文化で馴染み深いのもあるが、良い食材に良い腕だ。フォン、もっと食え。新鮮な刺し身だぞ?」


「えぇ……? 私、まだこのサシミ、というか生魚慣れないんだよねぇ。あ、でも卵かけご飯はめっちゃ美味しい!」


「…………それ、共食いになンねェの、鳥ちゃん?」


「いや、ちょこちょこ言われるけど別に」


「無粋でありますなぁ! それより、御影さんはお酒飲まないんであります?」


「この世界、飲酒解禁が二十みたいだしな。今夜はやめておくことにする」


「真面目でありますなぁ。トリウィアさんはどうであります?」


「せっかくなのでいただきましょう。この世界の味も知りたいものです」


「ちょっとアレス。マヨネーズ、足りなくないですか? もっと掛けたほうが美味しいですよ」


「……いや、ヴィーテ? もうなんかマヨネーズで料理が埋まっているんだけど……」


「いえいえ、まだまだです。早めに慣れておいてもらわないと困ります」


「やはり俺もオリジナル脳髄マヨネーズブランドを立ち上げて、一稼ぎするべきか……」


「にゃはははは! 周年か新年にしか食べられないような高級料理ゲキうまにゃー!」


「これは……もしやご主人様がよく口にしていた……」


「なるほど、ノーチラスで食べる料理よりも美味しいねお姉ちゃん」


「あそこの料理、なんか合成食材? だとかでちょっと味気ないもんねぇ。まずいわけじゃないけど」


 それぞれが食事や酒を楽しむ中、同じ動きをしている面子がいた。


「……」


 彼らは、煮魚を摘み、白米を噛み締め、味噌汁を口に含む。

 すべての動作をゆっくりと行い、そして、


「し、染みる……!」


 涙すら流しながら、天を仰いだ。

 それはクロノ、ソウジ、マリエル、ロックの四人だった。

 

「………………どうしたんでしょうか、クロノくんたち。確かに美味しいですけど」


 それを横目で見ていたウィルは和風ハンバーグを箸で切り分けつつ、首を傾けた。

 彼の問いに答えたのは、隣で茶碗蒸しを口に運ぶアルマだ。


「あぁ、あの面子はファンタジー系世界に転生してたからね。こういう和食を食べるの、それこそ前世以来なんじゃない?」


 良い香りだ、とアルマは一つ頷いて、


「日本ぽい世界はわりとどの世界にもあるけど、それでも日本食ってわけにはいかないからね。アース111みたいにウィルの前に別の転生者がいて現代日本食普及させているのとか超レアだし」


「ははぁ。確かに、僕も王国で卵かけマヨネーズご飯を食べた時は感動しましたねぇ」


 彼はうんうん、と納得し、アルマの逆隣に座る相手に声をかけた。


「ロータスは、そのあたりどうなの?」


「え? あ、うん」

 

 ロータスは山菜の天ぷらをつゆに浸しつつ、兄の問いに答えた。


「私の世界はファンタジーと……なんだろ、あれ。なんでしたっけ、アルマさん」


「インド神話」


「そうそう。インド神話と西洋ファンタジーが合体したみたいな世界で、和食ぽいのはあんまりなかったかな」


「インドぽいって……えーと……カレー……?」


「カレーも無かったねぇ」


 遠い前世の記憶をなんとかひねり出した、という風合いのウィルにロータスははにかみつつ、


「ネクサスに参加してからは、ノーチラス……えっと、ネクサスの本拠地の船で和食ぽいの食べたり、行った世界で何度か食べたかな。私も転生して初めて食べた時は感動して泣いちゃった」


「そっかぁ」


 ウィルは微笑み、


「覚えてる?」


 優しく、真っ直ぐに、妹を見つめた。


「昔、夜中に食べたお茶漬け。父さんと母さんに隠れて、冷蔵庫にあった冷やご飯をレンジで温めたやつ」


「―――――」


 ロータスの青い瞳が見開かれる。

 わずかに潤み、


「うん、勿論覚えてる。次の日見つかって、二人で怒られちゃったよね」


 彼女もまた、屈託の無い笑みで笑い返した。







「―――――」

 

 夜も更けきった頃、ロータスは夜空の月を見上げていた。

 今回の旅の寝室は男性陣と女性陣で別けられていて、それぞれ一部屋ずつで布団を並べていた。

 夕食の後、旅館内のレジャー施設で遊び、男女部屋に別れ、女性陣は恋バナと酒盛りに花を咲かせ、ようやく寝静まった後だった。

 布団が並んだ畳の部屋の奥、窓際の小さな板間の、椅子に腰掛けロータスはぼんやりと夜空を眺めている。


「眠れないのかい?」


 そんな彼女に声を掛けたのはアルマだった。

 浴衣姿の彼女は、物音を立てずにロータスの向かいの椅子に腰掛ける。


「すみません、起こしてしまいましたか?」


「いや、そうでもない。君がここにいたの、ちょっと前からだろ? ずっとぼーっとしてたから、気になってね」


 アルマが軽く手首をスナップさせると、いつの間にか彼女の手にはマグカップが握られていた。


「ほら。ホットミルクだ」


「わっ、ありがとうございます」


 ロータスは受け取ったそれを口に含み、


「あ、はちみつとか入ってます?」


「うん、旅館ぽくはないけどね。眠れない夜にはこれだろう」


「凄く美味しいです。アルマさんご自身の分は?」


「僕は珈琲を飲むとしよう」


「……ある意味眠れない夜のお供ですね」


 やはりいつの間にかコーヒーカップを手にしていたアルマにロータスは苦笑しつつ、マグカップを傾けた。

 少しだけ間が空き、


「ロータス」


「はい」


「ウィルのことかい?」







 簡単に踏み込むべきものではないものに、踏み込んだことを、アルマは自覚していた。

 ウィルとロータス。

 前世で兄妹だった二人。

 自殺した妹とそれを防げなかった兄。

 その事実はウィルの心に深い傷を残したことを、アルマはよく知っている。

 三ヶ月前、ロータスがウィルで兄であることに気づき、アース111に駆けつけ、彼らは再会した。

 そして二人は話し合い、互いに手を取り合うことができた。

 アルマは、ウィルとロータスがどんな話をしたのかは知らない。

 その後、ウィルは王都復興のために尽力していたし、ロータスも≪ネクサス≫の事後処理ですぐにアース111から離れざるを得なかった。

 DMを使って、何度かやり取りをしたという話をウィルから聞いたりしたがそれだけ。

 それで、十分なのかもしれない。

 だけど、


「君の話を、僕は聞きたいと思う」


「なぜでしょうか」


 月明かりを浴びたロータスは、微笑んでいた。

 普段は快活な彼女は今、ぞっとするような静謐を伴っている。

 一瞬、アルマは気後れしそうになった。

 ≪天才≫と≪勇者≫としてではなく。

 ウィルの恋人として、ウィルの妹に、兄妹の事情に深入りしようとしているから。

 それでも、口を開いた理由は、


「僕は、ウィルと生きていくから」


 青い瞳を赤い瞳が見つめ返す。

 二年前、そう決めた。

 この一年、そう思っていた。

 ただ、ロータスに向かって告げるのは、ただ自らに誓うのとは話が違う。

 転生者において、不可侵と言っても良い前世からの縁。

 それが続いている転生者は、とても珍しい。


「僕はウィルのことを知りたい。彼や彼の妹である君のことを……それは、僕のエゴでしか、ないかもしれない。でも……」


 そこで口をつぐみ、アルマは目を伏せ、


「……昔、知らないというせいで、大きな失敗をしたことがあった」


 もう、ずっと遠い記憶。

 アルマ・スペイシアのオリジン。

 何も知らず、知ろうとしなかったが故に、多くを傷つけ、失ってしまった。

 多くの思い出は掠れてしまったが、刻まれた傷だけは消えることはない。

 それでも、とアルマは再びロータスに視線を合わせた。


「だから、ちゃんと知っておきたい。ウィルに何があったのか、もう二度と、ウィルを苦しませないために」


 それが、今のアルマ・スペイシアの生きる理由。

 彼と生き、彼を幸福に導く。

 いつか、来るであろう別れの時まで。

 

「教えてほしい、ロータス。かつての君は何を思って、自らウィルの前から去ったんだ?」


 ロータスにとってはこれ以上無いくらい残酷な問い。

 それでも、アルマにとっては知らずには捨て置け無いもの。

 そして、


「…………ふふっ」


 ロータスは口元に手を当て、小さく吹き出した。


「………………僕、わりとマジシリアスで聞きにくいことを聞いたつもりだったんだけど」


「いえ、すみません。≪ネクサス≫で聞いていたアルマさんの話とは本当に違うなって。掲示板では見ていましたけど、こうして目の当たりにすると、感じ方が違いますね」


「……言いたくないなら、それで構わないさ」


「あぁ、そんなことないです。ただ、そうですね。アルマさんは兄さんのことが本当に好きなんだなって」


「そうだけど」


「おぉう……」


 アルマの即答に、ロータスが仰け反った。


「そこまで直球に言われるとこっちが慌てますね。いや、アルマさんこういうの弱いと思ってました」


「それこそ掲示板で弄られまくって態勢もついたし、だからこそ、聞いてるんだ」


「ですか。……そうですね」


 ほう、と息を吐き、ロータスは窓の外に目を向ける。


「前世で、私が自殺した理由は……ま、ほんとっ、馬鹿みたいな理由なんですけど」


 それは、


「兄さんに迷惑を掛けたくなかったんです」






「それはっ……いや、すまない」


 一瞬だけ声を上げたアルマに、ロータスは苦笑する。


「いえ。そんなはずないですよね。私が馬鹿だっただけです」


 あまりにも愚かで、思い出すだけで恥ずかしい。

 ただ、それでも、


「あの時の私は、それだけ馬鹿になるくらいに、絶望していたんです。お父さんとお母さんが、入学式の日に死んで。私は歩けなくなって、兄さんに全て任せきりになっちゃって」


 言葉にすればそれだけ。

 それだけのことは、かつてのロータスにとっては世界の終わりに等しかった。


「どうして、ってずっと思っていました。私達家族が、なにか悪いことをしたんだろうかって」


「……そんなわけ、ない」


「えぇ。事故は事故です。あの時、事故を起こした人がどうなったかは知りません。今更ですし、入院していた時も、色々麻痺して恨む気にさえなりませんでした。兄さんだってそんな話をしなかったですし」


 覚えている。

 片腕と両足が使えなくなった自分に、仕事もそっちのけで毎日お見舞いに来てくれて、そして少しずつ消耗していく兄。

 あの時の自分は知らないだけで、事故の後処理や治療費やら色々あったはずだ。

 元々経済的に問題があった家だったから。

 かつてのロータスは、ただ守られ、打ちひしがれているだけの無力な子供だった。

 

「私は……理不尽に押しつぶされることしかできませんでした」


「それは罪じゃない。君は何も悪くないし、悲しみ、苦しむのは当然だ」


「ありがとうございます。ただ、昔の私はそういう風には考えられませんでした。失ったものと、これから失っていくであろうもののことしか考えられなくて」


 そして、その時のロータスにとって最も失うと思ったものは、


「私は、私自身が兄さんの未来を奪う理不尽になったんだって、思っていました」


「……っ」


 アルマの顔が歪む。

 そんなわけがない、と思ってくれる優しさにロータスははにかんだ。


「馬鹿ですよね、兄さんがそんなことを思うはずがない。でも、家族のために高校も行かずに仕事を初めた兄さんをさらに追い詰めるって私は思ってしまったんです。だから……」


 だからこそ。


「私は退院して、家に帰って、兄さんが眠った後に自ら命を絶ちました」


 馬鹿だ、と何度でも思う。

 そのせいで彼がどれだけ苦しんだのか。

 そのことはアルマの方がよく知っているだろう。


「兄さんの未来を守ろうとして……兄さんの心を傷つけた」


 それが自分の罪。

 ロータス・ストラトスフィアの≪転生特権≫はそれを反映している。

 兄の人生を全て壊したが故の≪破壊特権≫。

 壊れた自分の人生を取り戻したいと願うが故の≪超再生≫。

 動かなくなった足への恐怖が故の≪瞬間移動≫。

 次元世界最高火力とさえ、アルマに称されるその力は自分自身が背負った十字架だ。

 ロータスは、きっとその罪を、これから先忘れることはないのだろう。


「……ウィルは、なんて?」


「見たこと無いくらい、怒って、泣いてくれましたよ。いえ、前世とはお互い顔も、声も違うんですけどね」


 それでも、彼は間違いなく自分の兄だ。

 ずっと大好きだったお兄ちゃん。


「ずっと、気づいてはいたんです。兄さんにとって私は重荷になるだろうけど、それでも私が自殺することに比べたらずっとマシだったって。私は理不尽を許せなかったけど、それは私自身が理不尽だったから。私が、私をずっと許せていなかった」


「でも、ウィルは許してくれた。そうだろう」


 そう言ったアルマの表情には、疑いがなかった。

 彼ならば絶対にそう言う、と信じているが故の言葉に、笑みが溢れる。


「はい。一杯怒られて、一杯泣いて、謝って、許してもらいました。奇跡みたいな再会をしたんだから、これからは希望を抱いて生きていこう、って」


「うん、君たちはそうなるべきだ」


「あはは――――――流石は兄さんの希望(スペイシア)ですね」


「ロータス、それを弄るな……!」


「いえ! とても良い言葉だと思います! あの時は諸々気づいていませんでしたけど、素敵すぎて私も何度かセリフをパクったことが……」


「それは聞きたくないな……!」

 

 あのクリスマスのセリフへの弄りは照れるのかと、内心学びを得た。

 兄妹の関係を知る前は、普通に>1天ファンだったのだから。


「まぁ、そんな感じで私が馬鹿だったという話です。これから兄さんの人生にそういう馬鹿が現れるかは分かりませんけど……私は、大丈夫だと思いますよ」


「どうしてそう思うんだい?」


「だって、アルマさんがいますから」


 アルマはきょとんとしたが、ロータスからすれば当然のことだ。


「こんなにも兄さんのことを気遣って、守ろうとしてくれる人がいる。マルチバース最高の魔法使いであること以上に、私は、私の兄をそれだけ尊重してくれる人がいるのが嬉しいんです」


 きっと、それはとても尊いことだ。

 昔の自分にはできなかった。

 でも、今、眼の前の彼女にはそれができる。


「だから、アルマ・スペイシアさん」


「え、あ、うん。いや、はい」


 戸惑うアルマに、ロータスはマグカップを机に起き、膝の上で手を合わせ、頭を深く下げた。


「どうか、兄をよろしくお願いします」


「こ、こちらこそよろしくお願いします」


 慌ててアルマも同じように頭を下げ、


「―――――ふふっ、変な感じですね」


「今、僕は、すっごい変な汗を掻いてる……」


「結納の挨拶みたいでしたもんね」


「みたいというかまんまそうだったけど……」


「となると、アルマさんのことを義姉さんと呼んだほうが……?」


「僕だけ呼ぶと御影が拗ねるよ」


「あはは、確かにそうですね」


「……変なことを聞くけどさ、アース111に来る気はないのかい?」


「迷いましたけど、私も私のアースに家族や友人、仲間もいますからね。お互いの人生は人生として尊重して、たまに会う機会を作ろうって感じです」


「なるほど。僕もそこに口を出すつもりはない。……ていうか、今更だけどあのユーマって子、どういう存在なんだい? 僕が知っている君の聖剣の代わりに武器になっていたり、人間体になったり。君と次元移動したりしてるってことは魂レベルで繋がってるんだろ?」


「……えぇと、話せば長くなるんですが。アルマさんに≪ネクサス≫に誘われた後に出会って」


 それで、


「仲間と一緒に旅をしつつ、魔王軍の残党を瞬殺しつつ、ユーマが隠しボスになって私がそれを倒して私の武器に転生して、真・裏隠し最強ボスを倒した……的な」


「今君、めちゃくちゃ色々端折りまくったな……?」


「長い話になるので……」


 それはもう、長い話。

 ロータス・ストラスフィアという勇者の物語は、魔王を倒した後に始まったのだ。

 

「今は兄さんとアルマさんの話ですので、私とユーマの話はまた別の機会に」


「……………………君、ショタコンだったのかい?」


「ち、違います!! えぇ! そもそもユーマは年齢的に言うと転生したてなので零歳だったりして、ショタという定義には外れるかと……!」


 かなり冷たい半目で見られたが、気にしないことにする。

 

「ともあれ、兄さんのことをよろしくお願いします、ってのはさっき言いましたか。では、こう言いましょう。アルマさん」


「何かな」


「覚悟しておいてくださいね」


「急に怖いことを……」


 だって、


「兄さんは、アルマさんが大好きですから」


「……」


 月明かりに照らされたアルマの頬が赤く染まる。

 何度見ても良いものだ……と染み染み思いつつ、言うべきことを、ロータスは言った。

 アルマは、ウィルのことを全力で幸せにするつもりだろうけど、


「兄さんだって、アルマさんのことを全力で幸せにするつもりなんですからね?」

 



ロータス・ストラトスフィア

かつて罪を犯し、前へ進むとする少女

ショタコンではないらしい


アルマ

慣れはするけど恥ずかしいものはずっと恥ずかしい


ウィル

うおおおおおおおお絶対にアルマさんと幸せになるぞおおおおおおおおおお!!!


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