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もしかして帰還?

たこ焼きを初めて見た時の事覚えていますか?

先日、朝比奈先輩に身バレしてから

数日後、逆に壁がなくなった感じがして

家に呼べる関係になっていた


 実に喜ばしい


と言う訳で魔王様宅、とうか朝陽の家で

妹、月依と3人でタコパをしていた


 『おにいちゃん返すの下手くそすぎ!!』


たこ焼きが丸くならずに月依に怒られた

当たり前だやった事なんてないんだから


 『私に貸しなさい、ま・・・朝陽くん』


朝比奈先輩にたこ焼きを丸くする為の

武器のような器具を取られた

見てるだけの魔王様


 これほんとに美味いのか?

 作り方といい見た目といい・・・


まぁでも先輩が美味しいというのだから

そうなのだろう

後で知ったが朝比奈先輩の魔王とは

漢字ではなく、ひらがなで『まおう』というイメージ

そういう名前だと思っていたらしい

魔王について説明したがいまいち伝わらなかったのか

  

 『ふーん』


と言ってた

異世界ファンタジーとかあまり興味ないのかもしれない

一応2人の時以外は魔王と呼ばないという約束はした

外でそんな呼び方されたら周りからの痛い視線が

集中しそうだったからだ


 『さぁできたよ♪

 さぁさぁお食べお食べ♪』


とても嬉しそうな朝比奈先輩が

たこ焼きをお皿にとってくれた

 

 ソースの匂いがとてもよい

 かつおぶしがフワフワして

 ほほぅこれがたこ焼き

 となるものか


いざ実食!

と思った瞬間

体の周りが薄いブルーがかった光に

包まれた


 これはもしかして転生?

 女神のやろう

 いきなりすぎるだろ

 何か言ってこいよ


目の前の朝比奈先輩と月依が

驚いてたこ焼きを落とした


 『あ、ごめん、どうやらさよならかもしれないわ』


そう魔王様が笑った瞬間だった

朝比奈先輩が魔王様に抱きついた

それを見た月依も続く

そしてその瞬間

光が急激に濃くなり3人が光に包まれ

部屋から姿を消した



つづく


次回から過去回想とか、したいです

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