悪意の無い悪⑧
書いているうちに書きたい事が増えていく現象に文章力のなさを感じます
男が木刀を振りかざし魔女を威嚇する
さすがに当てる気はなかったようだ
近くの机を思いっきり叩き驚かせる、つもりだった
振りかざした木刀が魔女に届きそうな瞬間
モウがその木刀を掴みその勢いを止める
驚いた男が動きを止めた瞬間
回し蹴りを軽く男に叩きつけ吹き飛ばす
漫画のように吹き飛び部屋の壁に打ち当たり
気を失うやられ役その1
須磨を含む4名全員が漫画のような出来事に固まる
『な、なんなのあんた達』
驚愕と恐怖が男達を覆う
『大丈夫死んでないよ』
モウがぼそっと呟く
『だ、そーだよ』
魔女がいやらしく微笑みながら言う
その頃、外でボーッとしてた魔王様は
今、会社で恐らく一人で残業してる田口の事を
気にしていた
あの娘絶対一人で抱え込んでしまって
責任感じて残って仕事してんだろうな〜
そんな事を考えてる自分にハッと気が付く
朝陽の意識がそうさせてんのか
自分の中で何かが変わる…?のか
人族と戦争してたんだよ?
それを今更と思いつつも
この世界の関係が嫌って訳じゃないんだよな〜
じゃあ自分の世界に帰ったらどうなる?私?
外は暗くなって月が見える時間になっていた
そんな月を眺めて思いにふけってた時だった
ガタン!!! どぉぉぉん!!!
『なっなんの音?中で何してんの?』
机が吹き飛ぶ音に驚いた魔王様が
扉をそっと開けて中の様子を伺う
『うは〜、もめてるな〜意外と抵抗するのな、あいつら』
中を見つつ須磨達が焦ってる姿を見てほくそ笑む魔王様
『争い事なんか慣れてないんだから
さっさと自覚して謝ればいいものを』
扉の外にそっと座り込みため息をつく魔王様
中はまだまだ張り詰めた空気間
『あんた達、おいたが過ぎると怪我するよ
どうして今こうなってるか、を考えなよ
大人になる時間だよ』
魔女が男達というか子供達に問いかける
そう言われて俯く須磨
まだ反抗心を見せる男が椅子を魔女に向けて
投げつける
その椅子が急に反転してどこかに飛んでいく
その椅子の影からマウが小さい姿から大きくなって
現れる
声も出ない須磨を含め4名の男
もはや現実離れが過ぎている
人を超えたパワーの少女がいたり
いきなり大きくなって姿を現す少女がいたり
ファンタジー世界は実際に経験すると畏怖を
感じる物である
恐怖に駆られた須磨が自分のバッグに
手を入れる
『お、お前ら一体どこのファンタジーだ!?』
そう言って取り出したのは見た目は拳銃に見えた
『拳銃?ではないよね、おもちゃでどうこうなる状況じゃないよ』
魔女が横目で須磨を見つつ険しい顔をする
『だ、だからなんなんだよ
改造ガスガンだからな
殺傷能力は充分にあるのは立証済みだ
お、お前らもうどっかいけよ、さぁほら痛いぞ』
須磨が手を震わせながら威嚇する
恐怖からこの状況を打破したく
魔女達からマウントを取れるのはコレしかないと
須磨が窮地から脱したい一心で取り出したのだが
逆に魔女を怒りを買う事になってしまっている事に
気がつかず、強張った笑みを浮かべる須磨
『あんたわかってるのか?
それが危険である事を知っていて
取り出したんだよな?
今までは無邪気な子供のやり過ぎたイタズラで
済ませてあげたけど
武器を持って相手に向けた時点で
自分もその覚悟をしなければいけないと
わかっているんだろうね?』
魔女の睨みを聞かせた一言で
恐怖に飲まれる須磨がキレた
何事か分からないような言葉を叫びながら
引き金を引く
パシュッパシュッ
と軽い音とは裏腹に鉛状の玉が
発射される
一発が魔女の頬をかすめ
もう一発が肩に直撃する
『あ、あ、当たった?』
須磨がハッとして自我を取り戻す
打った手を見て傷つく魔女をみて
また自分の手を見て
そして当たった事を知り
顔が青ざめる
『そうか死にたいんだね』
そう言った魔女の姿が変化していく
続きます
まとめる能力も勉強します




