不思議な本
「何だ。このステータス」
浮かび上がってきたステータス画面には、運が7万もありそれ以外は1だった、そしてスキル欄にはラックというスキルもあった
自分のステータスをみた篠塚は気持ちを落ち着かせるべく、1階の食堂で朝食をとった
黒パンに鶏肉のような肉を焼いたものと簡易的なスープが出された。
鶏肉のような肉は何の肉を使ってるのか気になったが嫌な予感がしたため聞くのをやめた。
そういえばこの村って本が有名だったよな、そう思い僕は食堂にいるおばちゃんに声をかけた
「すいませんこの近くに本が読める所ってありますか?」
「確かこの村の入口付近に小さな図書室があったはずだよ、それ以外にもこの村には色んなところに図書室があるんだよ。」
「ありがとうございます!」
僕はおばちゃんにお礼をしてスープの飲み干し食堂を出ていった。
おばちゃんに言われた通りに入口に着いた
「ここかな?」
看板に本が書いてある建物を見つけ、僕はそのままその建物に入っていった入っていくとそこは図書室だった、ほんの独特の匂いが鼻腔をくすぐってくる
「おっ、これいいかもな」
《モンスター図鑑》そう書かれた本をとり中身を読んで行った
「こうやって見ると色んなモンスターもあるんだな…」
どうやらモンスターにはクラスというものがあり、高いクラスのモンスターの魔石(?)とやらを冒険者ギルドというところで売るとかなり高値になるらしい。
本をある程度読み終わったので元にあったところに戻し他にいい本がないか周りを見た
そこで僕は妙な気配を放つ本を見つけ、いつの間にか手に取っていた
《??の?罪》と書かれた本だっただけどかなり古い本でどころ所文字が無くなっていた
その本の内容を簡潔に言うと、この村付近にあるダンジョンがあり、その最深部には《??の?罪》に関する膨大な力が眠っている。と書かれていた
僕は膨大な力という言葉をみて僕はこの偏ったステータスの状態を少しでも変えてくれるなら、と思い半場やけくそになりダンジョンに行く決意をした
僕はダンジョンに何が必要かわからず剣を1本買った
「他に何が必要だろうか」
剣以外に僕は特に準備もせず、次の日を迎えた
「今日僕はダンジョンに行くんだ。」
そして僕はダンジョンの前に着いた