表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/5

2杯目 アンティーク家具に囲まれて

「こちらか、あちら、お好きな席にどうぞ」と通される。


ここってスーパーだったよなぁ。


普通の。


ただのスーパーがこんなお洒落なアンティーク調のカフェに。


オーナーも思い切ったな。


センスもいい。


広々とした空間。


テーブルとテーブルの間隔も程よい。


都内だと、隣のテーブルとの間がほんの僅か。


すぐ隣に他人が座っている感じで落ち着かない。


こうやって隣を気にしないで座れるなんて嬉しすぎる!


テーブルも椅子も全部違う。


不揃いだ。


それが絶妙な味わいで、次は、あの暖炉の前の席に座りたい。


映画みたいに、


寒い冬に、暖炉の前でまったりするのを、


どこかのリゾート地まで行かずとも、


家から数分歩いたところにあるなんて。


嬉しすぎる。



前の席に、おばあちゃんと息子さんが座っている。


カシャッ


顔を上げると、息子さんがおばあちゃんの写真を撮っている。


私に背を向けて座っているおばあちゃん笑顔なのかな?


これといったポーズは取っていないけど、カメラ目線。


なんかいいな。


こういうの。


いや、


インスタ映えだったりして。


おばあちゃんを?


え?


あ、デザートか。



あー


お水が飲みたいなぁ。


店員さん、気がついてくれないかなぁ。


チラッとお水のグラスを見ながら。


お水アピール。



あっ!


「お水はセルフでお願いします」って言ってたわ。


そうだそうだ。


このお水がなんと!


お店のすぐ脇にある湧き水!


こんなとろこに湧き水があるなんて。


さすが開拓前は、普通に狸が出る土地だっただけある。


東京で狸!驚きの土地。


ジブリ映画のモデル地にもなっているんだぞ。


この地域は!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ