プロローグ
初連載となります
ある時、青年はとてもこの世のものとは思えない異形の化け物を目の前にこんなことを叫ぶのであった
「どうして、どうして俺がこんな目に......どうしてだよおおおおおお!!」
化け物に話が通じるわけもなくただ刺激する一方でしかないと言うのに叫び続ける青年
化け物もとうとう痺れを切らしたのか大きな右腕を振り上げ「グルァァァァァ」と叫びながら青年へと振り下ろした...
「んぁ?!」
どん、という何かが落ちたかのような音とともに奇妙な声が聞こえた
「痛った...なんだ夢かよ」
この青年の名前は東雲 蛇邪という、なんとも不吉な名前であり気味悪がられることも多い彼である
「えーと、今何時だ? て、もう7時か!やば、バスに乗り遅れる!」
慌ただしくベッドから飛び起き脱ぎっぱなしで畳んでもいない制服を軽く伸ばしてからパジャマを脱ぎ、着替える
「朝飯は...食ってる暇ないな、急がないと!」
そしてソファに置いてある鞄をひったくるかのように取り家を後にした
そして、バス停付近にて
「あー!バス来ちまってる、おーい、停まってくれ!頼む!」
そんな彼の声は運転手には聞こえずバスは過ぎ去っていく、しかし聞こえたとしても恐らくは停まってはくれないだろう
「行っちまった...新学期早々遅刻とかシャレになんねぇよ...どうしよ...」
そんなことを呟き呆然と立ち尽くしている彼に声をかける人物が
「おはよう蛇邪ー!どうしたの、暗い顔して?さてはバスでも乗り過ごしたー?」
と、明るい声で蛇邪に話しかける彼女の名前は美奈世 月神である
名前が神秘的すぎて蛇邪とはほぼ正反対だと言われることが多い 因みに蛇邪と月神の関係は幼馴染だ
「あ、月神...よく分かったな...もう俺終わった...死んだわ...」
「ちょっと...そんなんで死んだとか大袈裟すぎよ...」
「だって...遅刻...」
「わかった、わかったから!私の自転車貸すから、二人乗りすれば大丈夫でしょ?ほら、こいで!」
「月神...わかった!飛ばすからしっかり掴まってろよ!」
そう言い蛇邪は月神の自転車に乗り学校を目指す
「おー、蛇邪ってわりと運動できるんだね ちょっと驚いちゃった」
無邪気な笑みを浮かべながら体格とは似合わないのにだいぶスピードを出す蛇邪に向けてそう言い
「一応中学は剣道部だったからな、多少の運動はできるさ!」
相変わらず子供っぽいなあと思いながら蛇邪も言葉を返した こんな平和な日がずっと続けばいいなと思いながら...
「後どれくらいで着くかなあ...これなら間に合うと思うんだけど...蛇邪、事故にだけは気をつけてね?」
ちょい飛ばしすぎじゃないかという不安を抱きつつ蛇邪に事故には注意するようにとの言葉を投げかけ
「......あ、蛇邪危ない!!」
「え、危ないって何が...っ!!」
咄嗟にブレーキをかけたが遅かった、2人の乗った自転車は横から出てきた大型トラックと衝突してしまったのだ
そのまま2人は大きく弾き飛ばされた
飛ばされた先は陸ではなく海だった、何故なら2人は海沿いの道路を走っていたからだ
衝突した時点で既に2人の意識はない、そのまま海に落ちるというのだ
こうなってしまっては2人の死はほぼ確定だろうと見てとれる
本当にここで終わってしまうのだろうか
オマケ
プロフィール
名前 東雲 蛇邪
性別 男
年齢 17歳(高2)
身長/体重 174cm/52kg
好きな物 いちご大福 ハンバーガー
嫌いな物 グリンピース おくら
大まかな容姿 痩せ型の三白眼、髪は少し目にかかる程度 色は黒
名前 美奈世 月神
性別 女
年齢 16(高2)
身長/体重 157cm/極秘
好きな物 洋菓子全般 桜
嫌いな物 蛙 蚊 蛇(蛇邪は別←)
大まかな容姿 まさにモデル体型のモデル顔(でも若干童顔)髪はセミロングで色はダークブラウン
どうも、水葱雨と申します
久しぶりに小説でも書きたいなと思い始めてみました
本当に久しぶりなので色々と滅茶苦茶な所もあると思いますが温かく見守って下さると有難いです
今回は正直本編に入る前の前置きのような内容となっておりますので少々足早に書かせて頂きました
恐らく面白くなってくるのは次回からだと思いますので次回も読んでくださると有難いです
ここまで読んで頂き有難う御座いました
それではまた!!




