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【プロットタイプ】ティーベット

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

本日はとっても大当たり。

紅茶の当たりを引くのは、限定ケーキ食べるより難しい。

人に好みがある様に、自分に合った喫茶店というものも存在する。好みに合わないと、どれだけ『素敵だ』と感じても、長居する事も、二度目の来店をする事もない。

人間で言う『とても良い人だと思う。けども私の好みからは外れる』という言葉に近しいかも知れない。嫌いではないのだ。的にハマらないだけで。

其れでもだからこそ、新たな発見も存在する。


突然の休暇、平日に出来た一つの偶然。この『平日』という言葉が非常に重要になってくる。世の中には平日にしか開店して居ない店も多い。食べられない物も多い。

だから普段は訪れる事が出来ない店へと連れを伴って足を運んだ。

行き付けの文房具店と住所を同一とする場所に、喫茶店がある。純喫茶と呼ぶにはモダンで、明るいその様は、カフェと定義する十分過ぎる場所だった。

何故、そんな身近な場所に足を踏み入れないか。と言われれば、事は単純。長居出来ないから、である。別に店側から注意を受けた訳では無い。追い出された訳でも無い。ただ何となく、自分の居場所を感じないのだ。だから今日訪れたのには、一つの目的がある。

本日の目的、それは“平日限定”のケーキを戴く事にあった。何でも近くのケーキ屋のケーキをそのまま食べられるというもの。私の目が眩んだ事は想像に難くないだろう。

だが、どれだけメニューを見ても、“平日限定”の文字は何処にもない。あるのは前回と同様の休日でも提供されるケーキばかりである。

ネットの情報を信用してない訳ではないが、こんな事が無いとは否めない所が何とも厄介である。

「紅茶とベリータルトのセット一つ」

「珈琲とモンブランのセット一つ」

だが別に“平日限定”に拘らなくても、カフェのケーキは存在する。ならば其れで良い。それ以外は求めない。そう思って、連れと共に話をする。

「珍しいな。珈琲じゃないなんて」

連れである瑠衣は持ち込んだ本を片手に、そんな事をボヤいた。

「気分かな。この間は珈琲だったから」

珈琲と紅茶、何方も日本に普及した飲み物ではあるが、安牌を取るなら珈琲を勧める。これは私個人の意見であるが、珈琲の方がムラが無いのである。

紅茶の場合、日によってムラが大きく出る。香りが強く、味も芳醇。葉の爽やかさを感じる事もあれば、全く香りがしない、味もしない、もしくはもったりと感じる事も多い。

同じ店、同じ時間に訪れても、何故こんなにも開きがあるのかは長年の謎である。私がおかしいのかも知れないが。

「お待たせ致しました。セットの紅茶です」

そうして届けられた紅茶に目を見張る。蓋を開けてないのに、強く香る茶葉の匂い。紅茶特有の香りが鼻腔を通じて肺へと満ちる。今回、私は当たりを引いた様だった。

「良いね。とても良い。本日は当たりの様だ」

カップに注いで匂いを嗅ぐ。脳を焼いて止まな懐かしい味がする。爽やかな朝摘みの匂いがする。

「気が変わった。今日は紅茶の日にしよう」

梯子するつもりは無かったのだ。伝統文化に触れるつもりだったのだ。だが、気が変わってしまった。

ちょっと失礼な事を書くので、何でも許せる方向け。


此処で提示されている『好みではない』というのは、そこまで重い言葉ではありません。

ニュアンス的には、クッキー派がビスケット食べて

『私、ザクザクよりもサクサク派かな〜』

と答えるのと似てます。

どっちも好きだよ。でも食い尽くすのはクッキー。みたいな感じ。



相も変わらず苺ちゃんには出会えず、不貞腐れて限定品を求めて彷徨いました。


これ個人の意見なんですが、紅茶って難しいですよ。

ティーパックでも一級品の味を出せる事もあれば、店で飲んでも味がしない事もある。

『この店当たりだ!!』って思っても、次いったら味が違うなんてザラ。

同じ人が同じ紅茶入れても、雲泥の差が出る。

十回に一度当たりが引ければ良いと思ってる人。

それぐらい難しい。美味しい紅茶を出すのって、飲むのって、滅茶苦茶難しい。


ちなみに一度でも美味しいと思ったのは、

〇〇珈琲、〇〇堂の併設のカフェ、伯〇、〇〇フレンチ、ディ〇マのセイロン。

こんなところ。

一回でも当たりを出せる事に技量を感じます。


だから苺ちゃんの栞が無くても、限定品のケーキが無くても、雨が降っても当たりです。大当たり。


風味付けされてる方が好みです。


……紅茶のマナー的に、持ち手に指を突っ込んじゃ駄目って決まりがあるんです。

…………物理的に指を入れられないティーカップもあるんです。

(色々考えられてるね!! 指入れるのがマナー違反なら、指入れない様に作れば良いって)

………………両手で持つのもマナー違反なんです。


え、英国人はどうやって飲んでるの?

平口でバランス崩れやすい。中身液体。結構重い。右の指だけで支えるのは至難の技。

どうやって飲むの?( •︠-•︡ )

特に最初の一口、九割紅茶の時、どうやって支えるの?

永遠の謎( •︠-•︡ )

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