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この世界を救えブライザー!変身ヒーローの異世界転生  作者: にんにん
第一章 この村を救え!ブライザー
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幕間 神々の話

 《ねえねえなんか凄いことになってるよ、月ちゃん》


 【本当だね木ちゃん、魔族の王様が何か企んでるね】


 「あはは、本当だね」


 《ああ、金じゃん何しに来たのよ》


 「僕もブライザーの戦いを見に来たんだよ」


 《むう、金は変だから嫌よ》


 「まあまあ良いじゃないか、気にするなよ」


 《もうなんなのよ、金は嫌いなの》


 【まあまあ木ちゃん、あっブライザーが敵と遭遇したよ】


 《あっ本当だ、どうやってやっつけるのかな?》


 「ふふん、私の与えたロボだよきっと」


 《ばっかじゃないの、あんな大きいの誰に使うのよ、ブライザーの敵はみんな人と同じ大きさぐらいなんだよ》


 【確かにそうだね木ちゃん】


 「えっそうなの?」


 《そうです、地球にいた時も大きい敵なんていたことないもん》


 【確かに、この世界でも巨大生物はいますがロボットは使わないですね】


 「そんな!」


 ここは神々がくつろぐお茶の間、50型液晶テレビと畳の間に丸テーブル、そこにお茶と茶菓子がある、お菓子を食べながら今日もブライザーチャンネルをワイワイ言いながら見ていた


 《なに、蜘蛛女だって安直ね》


 【確かにもっとカッコ良い名前を考えないのかしら】


 「そこが良いんじゃないか」


 ほのぼの見ていたがそこで予想外の出来事が


 《えっブライザーが負けちゃたよ、なんで》


 【あ、みんなが助けにはいったわ、良かった】


 「まさかの展開だね、しかしブライザーに打つ手があるのかな」


 【大丈夫だよ、ブライザーなら】


 ブライザーの戦いに一喜一憂する神々


 《あっ、ミケと合体した! 流石私のミケだわ、頑張れ!》


 【なんで、クマダじゃないの!】


 「確かにここは、ドラを使うべきだよ」


 選択されない神から文句がでる


 《いけー、そこだ、やっつけろ》


 【本当、木ちゃんは戦いすきだねふふ】


 そうして戦いは進み、巨大な蜘蛛女が現れる、そしてロボットの登場である


 《わあーロボットが出てきたよ》


 【ブライロボの歌だって、金さんが作ったの?】


 「何故だー、ブライロボなんて名前に変わってるんだー」


 金の神が絶叫する、神々はそれでも笑顔で見ていた、何故ならブライザーが負けると思っていなかったから、しかし神々もその男の登場に顔がこわばる


 《え、バーギルなんで!》


 【バーギルってあのバーギル、でもこの感じ、まさか】


 「ああ忘れもしない、あいつの気配だ」


 バーギルの登場は神々にも衝撃を与える


 《やはり、邪神なのね》


 【ええ流石にブライザーでも勝てないでしょう、我々が動かなくては】


 「しかし私たちには制約がある、迷宮と加護の制約が」


 《せめてブライザーがすべての迷宮を制覇していれば》


 【待って何この力は】


 「これはあの人の力だ」


 《ああ、感じるこの暖かさは》


 【凄い、邪神に対抗出来てる】


 「ああ、だが遊ばれているのも事実だ」


 《まさか、そんな、やめてー、エスタが、エスタが、そんな》


 ポロポロ泣く木の女神、神々にとって迷宮は子供の様なものであり、木の女神にとって、世界樹は子供である


 【木ちゃん見て、エスタはまだ戦う気よ、あなたが最後を見てあげて】


 「ああ、あれをする気だ、見てやれ木よ」


 《えっ、ああエスタ、最後まで戦うのね、分かったわ、私も力を貸すわ、このくらいなら出来るから》


 そして木の女神からの力を受けエスタの最後の輝きの後


 《やはりこれでは邪神は倒せないのね》


 【ええ邪神が復活するなんて、でも私たちは世界を見守る事しか許されない】


 「ああ彼に本気で迷宮を制覇して貰おう、それしかないよ」


 《そうね、伝えましょう》


 ブライザーの試練はより過酷になっていくのだった。

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