正義の心
ブライザーは神獣混合にドラを選び変身する。ブライドラゴンになりバーギルに戦いを仕掛ける、しかしバーギルは笑いながらブライドラゴンの攻撃を躱し続ける、遊んでるのは明白だった。
「ふふふ、どうしたんだいブライザー、そんな攻撃僕には当たらないよ」
「くそが!」
ブライドラゴンはがむしゃらに攻撃を仕掛けるが、全然当たらなかった
「はぁはぁはぁ、くそ!」
「ああ、流石バーギル様だわ、戦い方に品があるわ」
「確かに、俺でもバーギル様の動きは真似できん」
「当たり前ですよ、バーギル様は我らの神なんだからね」
幹部三人がバーギルの戦いに感嘆の声を出す
「ねえブライザー、もうすぐあそこの木を壊しちゃうよ、もっと頑張らなきゃね、ははは」
ブライザーは時間を稼ぐだけなら何とかなると思ったがバーギルの力が予想外過ぎた、ここでバーギルがすぐエスタに向かえば止められないだろうと、しかし諦めるわけにはいかなかった
「光陽の輝きを満たすもの、力を込めし大地の結晶よ、我を導け」
【アルテマエルツ】
ブライドラゴンは金属性のアルテマを放つ、金属性のアルテマは巨大な隕石を落とす
ゴゴゴ
「へえー、なかなか面白い魔法だね」
バーギルは笑いながら、その隕石を指1つで止める
「でもね、僕には効かないかな」
そう言うと、隕石にヒビがはいり粉々になる
「効かないのは百も承知だバーギル、しかしこれはどうだ!」
ブライドラゴンは隕石の後ろに隠れて機会を伺っていた、そして彼必殺の
「ブライキック!」
「ああ、この魔法はそう使うのか、流石だね君は、でもね」
そう言うとバーギルはブライキックを迎え撃つ、そう彼にも必殺技があるのだ
「バーギルキック!」
飛び蹴りのブライキックに対し、バーギルキックはハイキックだ、そして凄まじいエネルギーとエネルギーのぶつかり合いが行われる
「うおおおー!」
「ふふふ、頑張れブライザー」
大気が震える程に凄まじいぶつかり合いなのに、必死の形相のブライドラゴンに対し、笑顔のバーギルは対照的だった。
「まあまあだね、えい」
バーギルが少し力を加えただけで、ブライドラゴンは吹っ飛ばされ、傷だらけで倒れれ動かない
「あれ? もう終わりかい、うーんちょっと期待はずれかな、まあまた今度ね、じゃあ自然破壊といこうかや」
そう言ってエスタに向かうバーギル
『隼人、隼人、隼人』
気を失い、ピクリとも動かないブライドラゴン
『起きて隼人、このままじゃエスタ、エスタの人達が』
そんなブライフォンの言葉にピクリと反応する
『隼人、君はヒーローなんだ、エスタを救うんだ』
ブライフォンはブライザーの魂に刻まれた、ヒーロー魂に訴える
「そうだ、おれがやらなきゃいけないんだ」
ブライザーはそう言い何とか立ち上がる、それをバーギルが見ていた
「ああ、やっぱり立つんだね、そうだよね、君は立ち上がるよ、ヒーローだもんね、本当に、本当に、そんな君が」
《大嫌いだ!》
急にバーギルの雰囲気が変わる、そこに一切の情けはない、ただ悪の存在だけがある。
「ぐは!」
殴られるブライザー
「いつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつも、お前は俺をイラつかせるんだ、屈服しろ、この害虫が!」
バーギルの攻撃を受け続けるブライザー、もうフラフラである
「はぁはぁはぁ、ふふふ、私としたことが少し取り乱したよ、安心しなよ、君は殺さないよ、だって殺したら君の絶望した顔が見れないからね」
バーギルの感情の爆発に幹部達も驚いていた、良くも悪くもバーギルが感情を乱すところなど見たことなかったからだ、バーギルはブライザーだけには本気でぶつかる、彼らの戦いは常に本気であった。
「なあバーギル、俺の事よく知ってるだろ」
「なんだい」
「俺はそんな顔しないって事をな」
「まあ、強がっていなよ、まずはあの木を壊すから」
「はは、強がるのもヒーローさ」
強がってみるブライザーだがすでに打つ手がなかった、しかし
『本当に』
『なんや?』
『君はヒーローだよ』
『そうや、俺はヒーローや』
『なんでヒーローになったの?』
『なんでって、みんなを救うためや』
『なんでそう思うの?』
『救いたいって思うのに理由がいるんか』
『いるよ、みんな戦う理由がなきゃ戦えないよ』
『そうなんか、でも俺はそんなもんなくてもええねん、みんなの平和を守りたいだけなんや』
『そうだね、君はそうだよ、君は魂からのヒーローなんだね』
『そうや、俺は魂に刻まれてる、正義の文字がな』
『そう、君の魂に刻まれてる正義の力を燃やすんだ』
『何言って』
『君はヒーローだ、世界を守るヒーローだ、だから燃やせ、魂を、正義の心を、そう君のブライザーの真の力を』
『真の力を燃やせ、魂を燃やせ、心を燃やせ』
《目覚めろ、ブライザー》
『俺の魂を燃やすんだ、俺はブライザー、正義のヒーローだ!』
急に雰囲気が変わるブライザーに警戒するバーギル、どうしたのかと思ってると
「バーギル、俺はヒーローだ、お前が邪神だろうが何だろうが、悪を名乗るなら俺は負けない、魂を燃やす限り」
急激に力が増すブライザー、そしてブライフォンの輝きが虹色に輝く、そしてブライザーの頭にとある呪文が浮かぶ、それは正義の属性魔法だった
《魂を燃やせ、心よ猛ろ、正義の名を、我が名の元に》
【アルテマジャスティス】
そしてブライザーは唱える、究極の正義を




