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この世界を救えブライザー!変身ヒーローの異世界転生  作者: にんにん
第一章 この村を救え!ブライザー
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輝け!ブライザー

 ここは領主館、エスタで一番の高所にある。

 そこでカイエン公爵は、ロズからエルタ地域の報告を聞いていた、そしてクレイ君は書庫にいた、何故書庫にいるのかと言うと、部屋の案内されてる時に書庫についた瞬間


 『ここなら魔法のことが載った本があるかも? あの技を使うなら今だ!』


 『いくぞ【秘技・駄々っ子】』


 「イヤー!あー!あー」


 ジタバタして書庫から動かないクレイ君。

 困る大人達!

 そして・・・


 「仕方ない、クレイはここに居たいようだからここに居させとくか!」


 「そうね、クーちゃんここに居たいの?」


 「あい」


 元気に答えるクレイ君、


 「仕方ないわね」


 「お母様、エミリー タワーケーキ食べたい」


 「えっ!」


 どうやらエミリーちゃんは、早くタワーケーキを食べたいようだ。しかし困ったのはリリアである。


 「どうしましょ?」


 「奥様、クレイ様は私が見ておきます。」


 そう言うセリア


 「そうね、分かったわ。セリア、クレイをヨロシクね」


 「かしこまりました。」


 「じゃあ行ってくるわねクーちゃん、チュッ」


 「バイバイ、クーちゃん」


  ホッペにキスして出て行くリリアと、手を振るエミリー、それを確認すると素早く見たい本を、セリアに伝えるクレイ君


 「あー、あー」


 「坊っちゃま、御本が読みたいのですか?」


 「あい」


 「絵本がいいかな!」


 「いやーあ」


 「えっ、嫌なのですかじゃあ騎士物語かな?」


 『ちゃうって、あれや魔法入門や』


  クレイ君必死にセリアに見たい本を伝えます。


 「これですか?」


 そう言うと、魔法入門の本を指差す


 「あい」


 「これですか? 流石カイエン公爵家の方ですね。もう魔法に興味をお持ちとは」


 「それでは読みますね、えーと魔法とは・・・」


  本を読んでいくセリア、しかしクレイ君は自分で読めるので気にせず中身を読んでいく。


 『なになに、魔法とは』


 魔法とは、空気中にただよう【魔素】と呼ばれる粒子と、自らの体内にある【魔力】を融合させ、イメージした現象を起こすことである。

 使い方は、魔素を体内に取り込み体の中の魔力と混ぜて体外に放出するイメージだ。

 この世界で魔法は誰でも使えるが、生活を楽にするために使う、【マッチ】【ウォッシュ】【クリーン】などの魔法ぐらいしか使えない。

 何故かと言うと、体内の魔力があまり強くないそうだ。

 攻撃に使えるほどの魔法を使うには、強い魔力とそうとうのイメージ力が必要だそうだ。

 魔力は血筋が良くないと強い魔力持ちは生まれにくいらしい、イメージ力は単純な知識力だろう、なので教育次第らしい。

 結論は、強力な魔法を使える者は貴族に多いという事らしい。


 『世知辛い世の中だねー』


 クレイ君はそう思った。しかし自分は家柄も知識も大丈夫だろう。なので


 『なるぜ、最強の魔法使いに!』


 『さて、続き続き』


 そう決意したクレイ君は、続きを読むことにした。


 魔法には属性と言うものがあり、【火】【水】【土】【木】【金】【月】【日】の7つある。

 【火】は物質の温度を上げる魔法らしい

 【水】は水を操る魔法みたいだ

 【土】は地面などの地形操作をする魔法かな

 【木】は植物などの活性化や操作など

 【金】は酸などの魔法らしい

 【月】は重力操作の魔法みたいだ

 【日】は大気の操作らしい


 『なんだ、この本あんまり属性のこと載ってないな』


 まあ、入門書だし仕方がないよクレイ君


 『しかし、修行の方法とか載ってないのか』


 魔力の上げ方


 『おっ、ここかな?』


 魔力の上げ方はまず、よく寝てよく食べ適度な運動です。健全な肉体に健全な魔力は宿るのです。


 『ん?』


  そして身体中に魔力が行き渡るようにします。それを維持しながら生活すると、魔力はグングン伸びるでしょう。


 『なるほどね、最初変な事書いてたからビックリしたが、これなら今から出来そうだ。』


 「そして魔力はグングン伸びるでしよう。って坊っちゃま!もう魔力操ること出来るですか?」


  セリアが慌てて問い掛けるが、そんなことは気にしないクレイ君!

 クレイ君はすでに最強の魔法使いになるために、特訓を始めたのです。


 「って、なんで光るんですか坊っちゃまー!!」


 ピカピカ光るクレイ君です。クレイ君はブライザーの時よく光っていたので気にしません。

 慌てるセリア、光るクレイ君、食べるエミリー、食べるリリア


 「美味しいね〜お母様!」


 「そうねエミリー!」


 二人はクレイ君が光っている事は知らずに、タワーケーキを幸せそうに食べるのであった・・・



 《光るブライザーと言えば、第23話【怒れ!ブライザー】だったっけ? あの時のブライザーもピカピカだったわ》



 【ピカピカ光るブライザーは人気の形態でしたね】

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