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この世界を救えブライザー!変身ヒーローの異世界転生  作者: にんにん
第一章 この村を救え!ブライザー
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試練のその後

 ダスクは、ただその戦いを見ていた。クレイが変化した、相手はケタ違いの魔力を持つドラゴン、そしてその戦いは異次元の世界だった。ドラゴンが風を起こす凄い風だった。あれは自然災害の呼ばれる風だ、だがクレイはそれに耐えていた。すごいなと思った。

 凄まじいブレスだった。あれは神の怒りを具現化したものだと思った。しかしクレイはそれをかわした。すごいなと思った。

 クレイが攻めに転じる、ドラゴンに捕まり危ないと思った、だけどそこには森が出来ていた。どうやらクレイが作ったらしい。すごいなと思った。

 ドラゴンがすぐに森を消した、だけどそんな事クレイには関係なかった。クレイに凄い力が集まりドラゴンに向かっていってドラゴンが爆発した。その時ダスクは思う、オレはこの方についていくべきなんだと、オレはあの方に仕えるべきだと。


 「やい、詐欺師、どうするんだ」


 ブライザーは金の神に憤慨している。金の神はそんな事御構い無しに


 「おめでとう、我が試練を乗り越えし者よ」


 マイペースに、迷宮踏破の説明を開始する


 「ふざけるな」


 ブライザーが金の神に掴みかかろうとした時


 「静かに!」


 金の神がそう言うと、ブライザーは動けなくなる


 「なに!」


 動けない事に驚くブライザー


 「一応僕は神様だからね、君の動きを止めるくらいは出来るよ、まあ後で聞いてあげるから先に試練踏破の説明を聞いてね」


 そう言うと金の神は説明を続ける


 「コホン、まず私の加護が付く、つまり金の属性魔法を最大限に使用できる、まあ君は2つ加護を貰ってるからあまり説明が必要なさそうだね、ただアホ女神がちゃんと説明してないみたいだから言うけど、金の属性の加護は君に高感度の探知能力を与える事になるね。加護って魔法だけじゃ無いんだよ、高感度の探知能力って言われてもよく分からないかも知れないけど単純に言えば、この空間に何人いるかとか、怪しい行動をとる相手がすぐ分かったりするよ、便利なんだ」


 金の神は、自慢げに語る


 「まあ、あの風情の分からないアホ女神達とは違うんだよ、あっはっはっは」


 どうやら、月と木の女神といざこざがあるみたいだ。


 「次に、ここからが凄いんだよ、なんとね、ジャッジャッジャンこれです」


 そう言って金の神が示した先には巨大なロボットがあった。ブライザーは目を輝かせた、地球にいた頃、巨大ロボットと戦った事はあるが乗った事はない、乗りたかった


 「フッフッフッ、これの名前は【ガルゾーダ】、全長約20メートル、真マナエンジンを搭載し、宇宙空間ですら行動出来る、そして360度カメラによりコックピットはオールビジョン、しかもドッキング機能によりコックピットは分離、そのまま飛行メカとして使用できる。装甲はキャスタル鉱を全面に使いながら伸縮性に優れたウッルドゴムで関節をカバーしてある。そして頭の部分に80ミリ魔道バルカン、背中には土の神に土下座して鍛えてもらった剣、ガルゾーダソードとガルゾーダシールド」


 気持ちよく説明している金の神、彼は世にゆうオタクである。ちなみにキャスタル鉱と言うのは、この迷宮キャスタルの奥深くに少量だけ取れる鉱物で、ダイヤモンドより高値で取引される、ウッルドゴムは迷宮ウッルドで取れるゴムであり、これも少量しか採れなかった、今は秘密基地でなら採取可能である。ウッルドゴムは劣化もしないし切れることもない、衝撃などけして通さない正に神のゴムである。土の神は、鍛治の神でもあり、彼の作品を人は、聖剣や魔剣などで呼ぶ、ユグドラシルの聖剣も彼の作品である。木の女神が色仕掛けで造らせた一品である。


 「それで、これがこうで、あれがああで」


 金の神の説明はまだ続く、そして二時間後


 「と言う訳だよ、この素晴らしいロボットを迷宮踏破の褒美だよ、凄いんだぞ」


 ちなみにブライザーはすでにクレイになっていて、そして寝ていた。良い子は寝る時間だ


 「で、最後に」


 金の神は、自分のペースを崩さない、と言うよりクレイを一切見ていなかった。最後の声に慌てて起きるクレイ


 「この神獣を与えよう【ドラ】だ」


 ドラと呼ばれる神獣はドラゴンの子供だった


 「きゃう」


 クレイによろしくと言っているようだ。しかしクレイは動けない


 「どうだい凄いだろ、月と木のアホ女神とは違うんだよ、あと、君が買った卵は、飛竜では無くロードドラゴンの卵だよ、しかも各属性の神にお願いしてその属性特化のドラゴンになる予定だよ、ドラ共々よろしく頼むよ、最後にこれを」


 そう金の神が言うと箱が出てくる、その箱の中には5つのブレスレットがあった。


 「これは、【変身ブレスレット】だ、これを腕につけ、ブレスオンと叫べば変身できる、そうゴレ◯◯ャーとかジュ◯◯ンジャーみたいにねフッフッフッ」


 クレイは気がつく、こいつ戦隊オタクではと


 「君の仲間に与えると良いんじゃないかな、君は悪の勢力と戦っているみたいだしね」


 クレイは?マークだった。悪の勢力なんていたっけと


 「確かに、君みたいに1人で戦う変身ヒーローも悪くないけど、やっぱり戦隊物には敵わないよ、何故ならね」


 クレイはなんだか長くなりそうだなと思っていると


 《ちょっと、金、あんたさっきから聞いていれば私たちをアホ、アホ言って許さないからね》


 【そうね、金さん、私もちょっと怒ってます】


 「ふん、しかしね、戦隊の美しさが分からない君たちが悪いと思うんだよ」


 金の神はそう言って、逃げる体勢を完璧にする


 「それでは」

 

 そう言うと消える金の神


 【あっ!待ちなさい】


 《絶対許さないからね》


 そう言って木と月の女神は金の神を追いかける。

 そして取り残されるクレイ


 『動けないやん、せめてこれ解いていけやー!』


 そしてクレイが動けるようになったのはこれから三時間後だった。そんなクレイにダスクが子分にしてくれとずっとせがんでいたのだった。

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